芦毛のグランプリ制覇は今なお語り継がれる90年オグリキャップの引退レース以来。
母の父メジロマックイーンでも勝てなかったグランプリのタイトルを、3歳で奪取した。
内田には予感があった。レース前、オグリとマックイーンの手綱を取っていた武豊騎手から
「マックイーンが2着に負けた悔しさをリベンジしてくれ」とエールを送られた。
「豊さんも同じレースに乗っているけど、人気馬に対して激励をしてくれた。それに応えられてうれしい」。
22年の時を経て、芦毛伝説の継承者が誕生した。

須貝師は「これが始まり」と言った。暮れの中山で見せた圧巻の勝利は、まだ伝説の序章でしかない。
内田も「夢を乗せた金の船。来年が楽しみだし、競馬のロマンをファンの人に知ってもらいたい」とさらなる飛躍を約束する。
新たな夢物語は2013年に引き継がれることになる。【鈴木良一】 [2012年12月24日9時12分 紙面から]

https://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20121224-1063532.html

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