◎本命馬
Gレインボーライン
牡4、栗東・浅見厩舎、岩田騎手
キタサンブラックのラストランばかりに注目が集まり、また勝つことが前提のようなムードになっているが、得てしてこういう時に競馬は荒れるもの。
また有馬記念というドリームレースの性格上、このレースばかりは単純な能力比較ではなく、一攫千金を狙って夢を見るという姿勢でいきたい。
夢の使者はGレインボーラインに託したい。中山2500mで断然の種牡馬成績を誇るステイゴールド産駒であり、また同産駒は有馬記念でものべ3勝、2着1回をマークしている。
レインボーラインは秋の天皇賞では直線で伸びての3着、ジャパンCは上がり最速で6着。過去10年のJC上がり最速馬は、【0−1−1−4】で、着外の内1回は小差4着。勝ちこそないが、馬券になる確率は低くない。
キタサンが自身で前にいる馬を潰しても、また後続が早めに動いてキタサンに襲い掛かっても、どちらにしても上がりがもつれる展開になりそうで、
後方から浮上するチャンスが広がっていると考える。インの良い今の中山で、岩田騎手が鞍上というのも心強い。

$お宝馬
Fシャケトラ
レインボーラインをそのままお宝馬兼任でもよかったのだが、1頭でも多く穴馬を出したいので、こちらをお宝馬に回す。右回りで直線坂があるコースなら崩れていない。
そしてアドマイヤモナーク、トゥザグローリー。ウインバリアシオン、ゴールドアクター・・・と、日経賞連対馬はやはり有馬記念では侮れない。冬に走るマンハッタンカフェ産駒でもある。

他の上位評価は@ヤマカツエース、Hサクラアンプルール、そして人気の3頭 Aキタサンブラック、Iシュヴァルグラン、Mスワーヴリチャード。押さえにEサトノクロニクル、Lミッキークイーン。

なお、人気薄から入るので、例えば3連複なら、3列めは4番と8枠2頭を除いて全て流すくらいの広げ方をしたい。