>>278
厳密に言うと、大阪の福島区にあったイカリソース
(明治時代に創業者が、沈没船の錨綱に掴まって命が助かったので、錨を象徴にしたという会社)が
バブル期に多方面に手を広げて、経営がうまく回らなくなり、起死回生を狙って、東京方面に進出した。

しかし、東京での知名度の無さで余計に首が回らなくなり、運転資金を得るために当時の経営陣が、産廃の詐欺に加担してしまい詐欺事件として立件され、イカリソースには、会社更生法が適用された。

しかし、イカリソースは関西では、知名度と伝統のある美味いソースだったので、ブルドッグの子会社のサンワフーズだったかが、社名をイカリソースに変更して、経営権を譲渡されたのが、今のイカリソースなのだ。

関西の企業が経営が苦しい時に、むやみに東京に進出するなという教訓だと思う。

そして、船の錨綱に掴まって九死に一生を得た創業者は、この成り行きを草葉の陰でどう思われていることであろう。

長々と書いてすまんが、明治時代からの長い話しなので、失礼しました。