「未修者」を法科大学院入学者の3割以上とする基準
を撤廃したことの影響は大きいだろう。

これで、東大・京大などの上位校は、既修コースの枠を広げ、
優秀層を今まで以上に集めることができる。
上位校の優秀層枠が広がった結果、
下位校の入学者の質はますます低下する。

つまりは、上位校と下位校の格差がますます広がることになる。
来年度の既修コース入学者が司法試験を受ける年度以降は、
上位校の合格率は上昇し、下位校の合格率は低下する。

その結果、下位校の募集停止が早まる。
結構なことだ。