俺が平井から学んだのはね、ずばり反共思想。
社会科学においては「説得力ある議論」を「反論可能性を持たせる形で」提示すべきである。
つまり、今風に言えばエビデンスも何もないくせに「これが真実だ。真実は唯一だ。」と主張するマルクス主義に、真っ向から対峙したということ。
説得力次第で、オセロのように黒が白にひっくり返る。それが社会科学だと平井先生から東大の授業で教えてもらった。