できることなら、高1の秋の進路選択の時期にタイムスリップして、当時の自分に教え諭してあげたい。
間違っても文科1類なんて目指すなと。弁護士になっても路頭に迷って人生詰むだけだぞと。
化学が大の苦手であったとしても、歯を食いしばって国公立の医学部をめざせと。徳島大医学部とか、山梨大医学部とか、宮崎大医学部とか穴場で狙い目だぞと。

6年間でたった350万の学費を出しさえすれば、あとは定年まで年収2000万の暮らしが約束されて、おまけに毎晩のように美人ナースとハメまくりだぞと。
なんで当時の俺は、あそこまで血眼になって「文1」を欲し続けていたのだろう。