勢いよく走り出す高山君。
コーラの缶を上から縦に踏みつぶし進んでくる。
4個目で足首が内側にグキッとなった、、、転んだ。

もちろん俺たちは冷静に見守る。これくらい、いつもの高山君ならよくある事だ。

起きあがり5個目の缶は蹴り飛ばす。
…高山君、半分ヤケだ。痛かったんだね。

さぁ、俺たちの出番だ!
思いっきりの力でドラム缶を蹴り飛ばす。
中身がなにやらタプンタプン言ってるが気にしない。
彼はランナー。軽やかに飛び越えるはず。

…だったのだが、、、