不動産やウワモノの邸は女性の相続だけど、
邸のメンテナンスは男性(多くは父、夫、息子もしくは男兄弟、親族)が常識のようなので、男が亡くなると邸はあっという間に荒廃する、ということね。

邸の手入れは家司がするけど、この当時の家司は普通は男性の部下が私的に請け負うもので単独雇用の使用人では無い。後世のような忠義精神も無いから上司が死んだら乗り換えて去るだけ。
コレを繋ぎ留めて仕事させるには女主人にも人間力がいる。六条が尊敬されるのはコレが出来てたからね。