>>800
「上」の呼称は「明石の上」にも使われるし正室という意味はないよ
よく言われるけど六条院には北の対がなかったんだよね

>>803
明石姫は入内前、紫と一緒に春の御殿東の対に住んでいた
「野分」で夕霧が源氏のところに台風のお見舞いにやってきて
明石姫のところにいると聞いて春の御殿「東の対」に行くと思いがけず紫を見ている
宸殿は主人である源氏の住まいだったが
女三宮が降嫁したとき北の対がないものだから宸殿西側に源氏と同居した
宸殿東側は入内後の明石女御の里御殿になっていたけど
明石女御が宮中にいるときはこれまで通り源氏が使っていた
源氏が夕霧や柏木たち若者を宸殿東側に集めて庭で蹴鞠をやらせて
そのときに柏木は女三宮を垣間見ている