手塚治虫よりも少し年が上の人の医者が、新聞の対談記事に出て来て
その会話のなかでやはり、子宮だか卵巣を取った女の患者のことが出て来て
「女ではなくなった」という表現をしていたから、手塚治虫の世代以上
では、子供を産めないものは女ではないという定義だったのだと思うよ。

昔の(あるいは今でもそうかもしれないが)国語辞典だったかに
「女」ということばの解説で、ヒトのうちで子供を産む側の性
とあったことを記憶している。その定義に従えば、機能的に
子供を産めないヒトは女ではないことになる。医学の本でも同様
だった時期があるのではないか?女性器があるから女性だとしたら
それを除去してしまえば後は女性では無いことになるだろう。