手塚先生の開かない引き出しから見つかったという大地編のストーリー

火の鳥大地編

弁太とヒノエは大陸に逃げ、ジンギスカンになった。
その数百年後、モンゴル部族の長シュマリが保管しているという。
ヒトラーは東洋の神秘を求めSSのハンス・エンゲルとアドルフ・カウフマンに特命を与えた。
ハンスには永遠の命を持つ巨人兵の制作のため中国に有るという火の鳥。
カウフマンにはヒットラーの出生証明書を得るために日本へ。
満州に居た関東軍大佐間久部緑郎(ロック)は司令からハンスを紹介され同行することになる。
ロック「ドイツの技術は世界一と言いながら、V2ロケットはともかく巨人兵計画(ビッグX)に時間延長剤??技術将校でなくゲシュタポをよこすとはナチスは何を考えてる。永遠の命?ヒトラーは神にでもなるつもりか?バカバカしい」
ハンス「劣等二流民族の日本人にはわからぬことさ。しかもマクベ、君は上海租界のユダヤ人娘と付き合ってるそうだな?」
ロック「なぜそれを!」
ハンス「まあいい!共産圏のスパイだったナチス研究室の朝雲からビッグX計画書を密かに渡された南京の猿田なる人物の捜索を急ぎ給え」

その頃神戸では、ワーグナーの石膏像に隠されたヒトラーの出生証明とともに火の鳥の血を染み込ませた布を峠草平が手に入れていた。
猿田はかつて日本の陸軍研究室で殺生石(ウラン)を使った新型爆弾の研究に従事していたが、
その破壊力のすさまじさを知り大陸へ逃げ、助手の小山内桐人と共に南京で医者をしていた。
放射能の影響で猿田の鼻は大きく腫れ上がり、小山内は犬のような顔になっていた。

ロックとハンスは文献や目撃者の情報からモンゴルに向かう


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