アベノミクスは単に経済政策として失敗に終わっただけならまだいいのですが、その副作用は恐ろしいものになります。
というのもアベノミクスが始まって以降円のマネタリーベース(通貨供給量)は増加し続けています。
安倍政権以前の円の発行量(マネタリーベース)は約100兆円くらいだったのが、アベノミクス以降増え続けて、今では500兆円以上発行されてます。
当たり前ですが、円が増えるということは単純にいうと円の価値が下がるということです。
なので、円の価値が安くなる=円安になっているので、私たちの貯金は数字自体は変わりませんが、世界的に見た相対的価値はドンドン目減りしているのです。
100兆円程度だった円の量が500兆円に増えて、それで国債を買って、株を買って、残りは日銀の口座にあります。
単純にその円が市場に放出されたら円の価値は1/5になります。
異次元というだけあってその出口は政府も日銀も誰も分かっていません。
日銀はこの発行した円で、政府が発行する国債を買って国の借金を増やしつつ、株を大量に買って株価を維持しています。
簡単にいうとお金が全然ないのに、お金を刷って生活をし、体裁を整えているのです。
でもそんなことがいつまでも続くはずがありません。
この20年を冷静に振り返ってください。
20年前に雇用統計のねつ造や正社員の手取り20万以下なんて未来が想像できたでしょうか?。
今の日本は状況は完全に右肩下がりで世界で後進国は山の数ほどありますが、衰退している国は日本だけでしょう。
安倍自民党が日本を衰退させたのです。