深夜の山中で、誰もいないのに人の話し声や足音が聞こえるという怪異がある。
中島らものエッセイで「ある空手家が山籠もりの際、人間が無意識に自然の音を選別する結果起こる
錯覚に過ぎないと解明していた。さすが空手家えらい」と書いてて俺も空手家は凄いと感心した。
寂しさや人恋しさから起きる錯覚なのかも知れんね。

(今にして思えば富樫の自伝に書いてあったことだな、これ)