アニメのらくろのEDクレジットに「効果 赤塚不二夫」とあるんだけど、ガキの頃それをみて、のらくろの原作者が赤塚不二夫だとずっと思い込んでいた。

景山民夫が駆け出しの頃、テレビ局のディレクターから「赤塚さんを呼んでこい」と言われて「赤塚さんって誰ですか?」「バカヤロー、赤塚不二夫さんだ!とっとと呼んでこい!」
それで景山民夫は下落合にある赤塚不二夫のフジオプロまでタクシーで行って面識の全くない漫画家の赤塚不二夫にアポ無しであって「テレビ局のディレクターに赤塚さんを呼んでこいと言われました!」
そんで超多忙の漫画家赤塚不二夫をテレビ局に連れて行って、ディレクターが固まった、と。
言うまでもなく音響効果の赤塚不二夫を呼んでくれ、といったのであって漫画家の赤塚不二夫を呼べとは誰も言ってない。

このディレクター氏は後の名物プロデューサーの桂さんらしい。

因みにこの事件で景山民夫は漫画家赤塚不二夫に気に入られ赤塚不二夫ファミリー「面白倶楽部」のメンバーに加入させられた。