【タイトル】不明
【作者名】不明
【掲載年または読んだ時期】1985年前後
【掲載雑誌または単行本】週刊少年ジャンプまたはジャンプ系
【絵柄】割とリアルな感じ(大友タッチ?)
【その他覚えている事】
何かの漫画賞で受賞した作品が掲載されたもので
神風特攻隊を題材にしたブラックユーモア反戦もの
太平洋戦争末期に特攻を命じられた少年航空兵が
絶望しながらも運命を受け入れて
せめてハイになりながら死にたいとヒロポンに手を付ける
ラリった頭で米艦船に特攻を仕掛けるが次々と撃ち墜とされる同僚たち
(コクピットからバンザイポーズで立ち上がって対空機銃で胴体真っ二つにされるヤツもいる)
最後残った主人公も後に続けと敵艦に突っ込むが
薬の効き目が切れて正気に戻った上に甲板にいた自分と同じくらいの若い敵兵が眼に入り
自分たち若者が権力者の都合で命のやり取りをさせられてる虚しさに気づき
寸前で機首を翻して海面に不時着して救助される。
現代になって老いた主人公が孫と一緒に戦闘機を見物
(米軍基地か空自の基地のフェンス外にいる)して
孫に「おじいちゃんも昔戦闘機に乗ってたんだよね?」と話しかけられ
昔を思い出す所でEND

ヒロポンをキメて「ウヘヘヘ〜」とヨダレ垂らしながらニヤついたり
唯一成功した特攻がよりによって味方(日本軍)の駆逐艦相手だったりと
上記の通り敵艦の迎撃でミンチになる戦友のゴア描写もてんこ盛りで
ブラックにも程がある展開でした(今のジャンプじゃまず載らない)

心当たりのある方よろしくお願いします