あさきゆめみし 第八十九帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
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史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
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マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
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あさきゆめみし 第八十八帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1525050142/
VIPQ2_EXTDAT: checked:verbose:1000:512:----: EXT was configured 雲居の母って王族だから血筋はよく、正妻に拮抗する存在だったんだろうな。
ふつう女の子は母親が引き取るものなのには雲居を頭中に任せ再婚。
途中で勢力争いに疲れたか?
力が均等だったら2人正妻みたいになってたんだろうか。 違う違う雲居を連れて再婚
再婚先で子供が何人も生まれたから弘徽殿しか娘がいない頭中将が引き取って大宮に預けた
頭中将が引き取らなかったらそのまま母親と一緒に暮らしてた >>95
泣いてる雲居を慰めてる夕霧の場面からしたら
引き取られ直されるの早いね。 >>96
過去スレで触れてる人がいた気がする
雲居母の離婚→再婚て早く感じるよね
初婚前にいた求愛者達が名乗り出たとか?
でも落葉の再婚劇を考えると同じくらいのスピードなのかも? 雲居も父に捨てられ母に捨てられ、大臣の姫なのに辛い生い立ち
うーんでも仮に入内してたとしても、明石の姫が相手ではなあ…
と思ったけど、あさきを読む限りでは意外とちい姫と雲居は性格似てる気もするから、帝の好みにはあったのかもしれない
雲居も多産系だし 夕霧と明石の姫君の兄妹関係が結構ほっこりする
幼い頃から割と交流があって大人になっても会話をする良好な関係
現代の仲の良い兄妹とさほど変わらんね 雲居は母親に捨てられたわけじゃないよ
再婚先に引き取られるよりも大宮の養女扱いとして父方で育てられる方が箔が付く
雲居と夕霧が結婚した時も実の母親は喜んでた 雲居は実母が頭中に託し、再婚
雲居は実母が再婚にあたり引き取ったが、頭中が引き取り直した
どっちなの? 雲居は
両親の離婚時に実母が引き取ったが
実母の再婚にあたり実父が引き取った
だと思ってた
>>100
普通に仲良しでいいよね。美しい兄妹だし あ、でも雲居の初登場時のセリフだと
両親の離婚と母親の再婚が同時進行してるように思えるね
どうなんだろう >>101
とは言っても実母と引き離されるわけだし、実母だって再婚相手との子供の方が大事だろう
引き取った父親だって知らんぷりだし >>102
雲居母は元々頭中将と同居してなくて自分の実家に住み続けてた
だから離婚といっても頭中将が雲居母のとこに来なくなっただけ
そこに新しく再婚相手が通い始めた
再婚相手との子供が増えたので頭中将が雲居を引き取ったって流れかと 母親が再婚相手の赴任地について行くことになり
それで雲居を実父に託したんじゃなかったっけ
大貴族として娘の将来を考えるなら納得の選択だ 赴任って言っても受領じゃなくて大納言だし
大納言が都を離れるの? >>108
あさきにはそんな感じに描かれてなかった? 按察使大納言なんだっけ雲居母の再婚相手
行っても行かなくても良かったとかかな?
あさきでは遠くに行っちゃったって子供の雲居が言ってたね 幼児からすれば同じ京に暮らしていても同じ家に住んでいないなら
「遠くへ行っちゃった」って言い方になるのもわかる 源氏「おお夕霧か、久しく見ないうちに、また大きくなったね」
・・・って、父親なのに、まるで親戚のおじさんみたいな台詞だな。 公式の嫡男なのに距離を感じるね
左大臣家に配慮して夕霧を自分の屋敷に引き取らなかったとはいえ
貴族は外出するのもいちいち面倒だから同じ屋敷に住んでないとあんなものかな >>101
当時、頭中将は中納言だし
(このままでは娘の新弘徽殿は女御になれないため、祖父太政大臣の養女として入内)
再婚相手の按察使大納言よりもずっといいというわけではなかったと思う
しかも頭中将は嫡腹の新弘徽殿以外の娘の将来などあまり考えてなかったぽい
雲居は放置で結婚可能な従弟の夕霧と同居させる失態ぶり
玉鬘も近江ちゃんも母親がどこへ行ったか分からず長らく消息不明だった娘たちで
女官になったり新弘徽殿の女房になったり >>93
落葉の宮って夕霧に言い寄られてた時に母方の従兄だかから再婚勧められてたけど、
柏木の妻って落葉の宮だけだから彼女は柏木から財産とか相続してるんだろうか
それとも内大臣の息子とはいってもまだ若い柏木にはさして財産なかったのかな >>115
管理してくれる男手かしっかりした親がいないと不安ということなのかな
三宮も、母のない子だからとか保護しすぎだったいうくらいだし
身分は違うけど、空蝉も男手ないない家だからと侮られて強盗に押し込まれるわ、伊予介がいないと際堅苦しかったりするわ
更衣としてかもとは言え、入内を望まれた娘ですら、しっかり地位をつける前に保護者がいなくなるとそうなっちゃうんだもんな >>116
個人的にな空蝉は義理の息子と再婚しても良かったんじゃないかと思うけどね継娘とも仲いいし >>117
継母と息子って再婚難しくないかな
しかも空蝉は愛人のひとりじゃなく正妻だし >>118
まあ気が合えばだけどさ
結婚できれば正妻になるわけだから、末摘花あたりと同居しながら源氏の庇護の元に暮らすのとどっちが良かったかはわからないよ そんな外聞の悪いことを空蝉がするわけないと思う
義理とはいえ、父親の妻を娶るのはタブーでしょ
源氏と藤壺の関係も道ならぬ恋だからこそ悶々としてたし むしろ、空蝉はラッキー
あの源氏の庇護下で悠々自適生活 好きでもない男の正妻格に一体何の価値が…
当代一の男が責任もって庇護してくれる方が断然いいな
源氏の元恋人ってステイタスだろうし完璧な老後に思える 兄妹は異母までなら結婚出来たけど
母子は義理でもダメなんだっけ この時代は異母でも兄妹はダメだと思う
朝顔と源氏の従姉弟婚とか普通にアリっぽかった一方で
頭中将が夕霧と雲居のネガ案件として出してなかったっけ
従姉弟婚自体は問題ないけど何か言う者がいなくはないってことかな?
それ考えると義理でも母子は無理じゃないかな 玉鬘と異母兄妹(姉弟)だったと判明した後の左大臣家の息子達の反応からして
やっぱり異母兄妹はNGっぽい >>125
微妙
例えば、桓武天皇妃の酒人内親王は桓武天皇の異母妹
桓武天皇の息子・平城天皇の妃は朝原内親王・大宅内親王・甘南美内親王
平城天皇の異母姉妹
特に朝原内親王は桓武天皇とその異母妹・酒人内親王との間の娘
平城天皇の次代、嵯峨天皇妃は高津内親王、やはり異母姉妹
さらに次の淳和天皇妃は高志内親王、やっぱり異母姉妹
だから出来なくはないと思うんだよね >>125
異母兄妹よりは継親子の方が認められてたはず
父の妻→自分の妻だけじゃなくて
自分の養女→自分の妻もある >>127
源氏物語の雰囲気だと藤原氏の中じゃ無理っぽくないかな
従姉弟ですらノークレームじゃない場合もあるなら
上代の婚姻だと、神の結婚が同母兄妹婚なので
神に準ずる一族(王族・皇族)がそれに倣い異母兄弟婚をして
(同母婚は神婚を犯すことになるのでタブー)
貴族から庶民の間にも広まったってことらしいけど
元々は特権的婚姻形態だったそうなので
その例だと帝と内親王のみに許されてるとかだったりしないのかな? >>128
父親の正妻と再婚したケースってあったかな
妻のひとりだったら源氏物語のモデルのひとりともいわれる宇多天皇の皇子は
父帝が寵愛した伊勢御息所と結婚したりしてはいるけど
なおこの人物は異母妹とも結婚してる…w
>>129
結婚相手の選択肢が広がったからって説もあるね
昔は皇女は皇族同士じゃないと結婚できなかったけど
平安時代の中期だか後期だかに藤原氏の男性が皇女を娶ってから
皇女の降嫁ができるようになったから >>101
父親に捨てられた娘たちが教養がなくて苦労しているの見ると
教育とそれが将来に影響するの考えても
教養のある父親の方がいいって面もあるのかもなあ
まあ雲居は母方が皇族から母親も教養あっただろうけど
浮舟も近江ちゃんもその辺りの描写が痛ましいね >>129
異母兄妹婚は少なくとも中央貴族の間では記録があるから天皇家だけでない
>>131
用明の后、穴穂部間人皇女は、用明と別の妃との子・田目皇子と結婚して娘を生んでる
父ではないけど、始め兄に嫁いで次にその弟と結婚した推古天皇とか
儒教が来てないからその辺のタブーは緩そう
内親王と臣下の結婚第一号の醍醐天皇の皇女・勤子内親王と藤原師輔だね
この人は後に同母妹の雅子内親王、さらに異母姉妹の康子内親王とも結婚してるw >>133
うんだから貴族も天皇家のそれに倣ったという意味で書いた
てか用明天皇とかもろ上代だし平安期とは分けて考えてる 空蝉って源氏が忘れそうになった頃に、気の利いた手紙を出して
源氏の気持ちを掻き立てたりして、なかなかの業師。
そんなことがあるにせよ、源氏の気持ちの持続も長い。
夫の赴任先から戻ってきた空蝉を口説くも振られる。
振られた上に、その後出家した女の人生をお世話するなんてなんでまた。 夕霧と雲居雁のケースは祖母のもとで
兄妹のように近く親しく一緒に育った従兄妹だからこそ
なし崩しの結婚は頭中は外聞が悪いと思ったんだろうね
正式な婚儀前から実は二人が通じてたと邪推されて
雲居雁の貞操を疑う人もいるだろうし
それを許していた大宮、引いては父親で藤原氏の頭領である頭中の価値が下がるよね >>136
だから夕霧と雲居は一度引き離す必要があったんだよね
正式に夕霧が頭中将のところに通う形を取った
それ考えると紫がずるずると源氏に育てられていつの間にか嫁になってたって世間に軽く見られても無理はないかな 初期の女性遍歴の順序は原典でもはっきりしないみたいだけど
葵が最初の女なのは多分確かで六条・空蝉・花散里の順番がちょっとわからない
あさきだと花散里と初めて会ったときは六条や空蝉に初めて会った時より幼く見えるけど 紫の立場は最初は夢物語みたいな感じで書いてるけど、現実はこんな立場だということを後半で
あからさまに出してるのは話の視点を変えたのかなあとかふと思ったりした 前半が少女の思い描く夢物語っぽいから余計に後半の無常感が際立ってるよね
紫が臨終の際に考えてた、次の世も源氏のような人と出会って…って疑問はどう答えを出したのかなぁ >>126
逆に夕霧は、なんだ実の姉だと思ってたのに違ったのか、じゃあ言い寄ってもいいか
みたいな感じだったっけ >>138
1巻のもうおやすみになりましたか?すこしお話でもしませんか?
っていうあどけない光る君がもうやることやった後なんて… >>141
夕霧は従姉だと知ったとたん玉鬘に言い寄ってたけど
玉鬘は本命の雲居の姉なのにどうするつもりだったのだろう
姉妹丼なんて頭中将は許さないよね
しかも玉鬘が源氏の養女であることに変更はないから
義姉という立場のまま >>143
あの時は夕霧15歳玉鬘22歳くらいだから本気で口説いたって感じはしない
夕霧は源氏と玉鬘が性的関係にあると思ってたしやらせてくれたらラッキーくらいじゃないか? >>144
柏木が(姉だと知らずに)玉鬘に熱心に求婚していたのを
あのときには他人事としてみていたのですが
実際に(姉ではないと知った)私が
あなたへの想いに苦しむことになるとは思ってもみませんでした
私の想いを哀れと思ってください
夕霧は尚侍になることが決まった玉鬘に
冷泉帝は下心をお持ちだから気をつけろとさんざん言ったあとで
普通に言い寄ってるけど そこはイタリア男と同じ感覚なんじゃない
素敵な女性には声を掛けないと失礼っていう
イタリア男はナンパの仕方を練習するとかしないとか >>135
潜在的マザコン&完全に自分のものにならない女人フェチだからね、源氏
・更衣としてではあれど入内する見込みありだった
・ハプニングで一度は源氏の手に落ちたけど、そのあとは夫の顔を潰さぬよう世間に顔向けできない事態にならないよう、毅然と拒み通す
と、亡き母と藤壺のちょうどいいところ取りスペックだったから源氏にとって忘れがたい人になれたんだよね
あさがおも、最後の最後まで精神的な一線すら越えさせなかったから、いつまでも憧れの姫になり得た >>147
>亡き母と藤壺のちょうどいいところ取りスペック
おお、今まで考えもしなかった。設定、よくできてるね。
(手に落ちた所、その時のやり取りは藤壺のそれと
オーバーラップ出来そう) 藤壺とは比べ物にならないどっちかと言うとブス寄りなんだが… 準太上天皇というのが分かるようで分かりにくい。
臣下からこの地位になったのだから皇族の身分に還った?
順列は1帝、2院、3準太上天皇になる?
(今上と朱雀に頭が上がらないから) 顔も知らない末摘花や老女の源典侍とやっちゃったり見た目の美醜にはさほどこだわってない気もする 今まで源氏に振り回された朱雀が女三宮出家のくだりで
源氏を凹ませるのは読者にとってもカタルシス >>149
美しさ比べじゃなく、心映えや境遇ね
六条御息所なんかも、高嶺の花だから必死で落としたけど。自分にがっつりハマったらあきやがったからね、あの男…
夕顔も、心の底は許してないつかみどころのなさが良かったんだろうなぁ >>152
えーそうかな
そんな男にしつこく娘を押し付けてきた朱雀自身の責任はどこ!?と点目になったw 源氏はガワだけみれば申し分ない男だからな
クズ男メンタルではあるけどそこまで踏み込める女はそもそもいないし >>155
死後なら六条が思い切り踏み込んでる。女の苦しみ代表で。
後クズって言うけど、周りの女君に瑕瑾が無いため、愚かさが
クローズアップされてる、作劇上のテクニックだと思うわ。
ときどき本気で源氏を憎んでるみたいな文に出くわすと怖い。 源氏さんはなんだかんだ読者の心を掴んでるんだよ
どうでもいいキャラならそこまでの感情的反応はないだろうし 女三宮もだな
優しさはうわべだけ、自分への愛情なんかじゃないって
普段ぼーっとした顔だったためもあってあの顔は印象的 >>143
親の養女で義姉って点は問題ないんじゃなかったっけ?
義姉弟は結婚もできる 少し時代を下るけど、
平徳子が後白河院の養女になって息子の高倉天皇に入内したのが非難されたんだから
義理の兄妹婚もタブーなんじゃないの >>160
血がつながってなければ現代でも結婚できる
その批判は別の理由じゃないかな 徳子の身分的な問題が一番だけど、形式上の姉と弟が結婚してしまうことになるのも懸念されてたよ >>144
同時期に夕霧は15歳も年上の紫にも見とれてたが
あれもイタリア男みたいな理由か
源氏が警戒して紫には近づけなかったというが
15歳の年齢差をものともせず夕霧と一発やっちゃうかもという懸念があったのか >>163
紫はちゃんとした源氏の妻だから
夕霧にとってはプラトニックな対象
夕霧にしてみたら玉鬘は源氏のお手つき女で隠れた愛人
すごい美人だからちょっかい出したけど別に好きでも何でも無い女 >>163
源氏本人がばあさんとでも寝る上に父親の妃と通じて子供まで産ませているんで…
夕霧をというよりも自分の遺伝子を信用してないんだろう >>165
なんか、中国人が
「自分の国ではホテルに荷物預けたらもれなく盗まれるから、日本のホテルも信用しなくてスーツケースを常に持ち歩く」
のを彷彿とさせる
自分基準で物事考えたら、そりゃ信用できないわなw
この世で一番自分を愛してくれた父親すら裏切る男ですもの…… >>166
そうやって父を裏切り息子も信用せず
それでも上手いことやって美味しい思いしてきた男が
人生の終盤になってこれまで自分のやってきたことの集大成を突きつけられたんだろうけどさ
「信じていたのに裏切られた」ではなく
「馬鹿にしきっていた相手に痛烈な一撃を食らわされた」のが
クズのクズたる所以だよな
そもそも息子すら信用できないってそれだけで親として問題じゃん? 夕霧との間に親子の普通の信頼関係を築ける時間ほぼなかったよね
だから夕霧も源氏が玉鬘は実の娘なのに手を出してると思っちゃう まあ源氏さんは自分が親父を裏切ってるからね…
個人的にはだけど、夕霧が父親への敬愛は生涯ミリも変わらないまま
その父親に何度か冷静にカマかけてるのがドライというかクールというか
何度読んでも不思議な可笑しみを感じる
まあ夕霧というキャラが面白いんだけど >>154
当時は八宮のような男がデフォだったから、空蝉や末摘花まで面倒を見た源氏は「いい人」らしいよ。 夕霧と源氏の親子関係はけっこうすき
普段甘やかさないのに結婚の招待の時は思いっきり衣装広げてアドバイスとか
親子ともに、期待しすぎず離れすぎずの距離感がいいな
やっぱり自分がベタ甘やかされて育った自覚があるから気をつけてたのかな
(一番可愛い盛りの3歳あたりで会えなかったというのもあるんだろうけど) >>112
それ思った
玉鬘が子供連れて源氏に会った時、夕霧は子供(源氏の孫)もうけたのに会わせてくれず残念がってる
場面でも驚いた 当時はそれが普通なのか? 原典では女二宮の時もこれほど美しいなら浮気も仕方ないと夕霧の容姿をほめてたはず
あさきではどうだったかな
親子というより叔父と甥くらいの距離感あるよね >>172
自分も結構好き
もし夕霧がコンプまみれの拗らせ系に育ってたら
源氏との父子関係はちょっとヤバかったかもしれないと思うので
なおさら合理主義でメンタルマッチョな夕霧の個性がおもろいし愛しいw
>>174
あさきでもそのシーンあったと思う
思ったけど源氏に父親臭が薄いのって子供たちに苦労をさせられてないせいかな 頭中将は夕霧夫婦のとこに気楽に顔出してるのにな
夕霧夫婦の住居は元大宮の邸だから行きやすいのもあるだろうけど 基本的に妻の家に住むから嫁側の親族寄りになるとか?
夕霧と雲居のケースはまあ特殊だけど 源氏を舅として付き合いしなくてすんで良かったね>雲居 雲居「わたくし嫌ですわ。あんな美しい義父様。気後れして」
とでも言ったのかねえ。文の一つもやりとりせず交流ゼロだったな。
(夕霧は源氏より美しい設定だが) 夕霧は源氏にくらべ実直で華がない描写がある
源氏より美しい設定は冷泉 実直で華がないっていうのは
単にモテ男特有のナル臭がないって事だと思う
>>179
頭中さんは一応源氏のライバル格だし
大宮を挟んで家同士も対等だし
逆にあまり意識してなかった可能性もあるw 華というか色気だと思う
ヤってる数が違うもん
フェロモンだよ 夕霧が生まれてからずっと祖父母の元で育ったから両親代わりみたいなもんだよね
幼い雲居が母が遠くに離れて父が滅多に会いに来てくれないことを泣いてるのを見て
自分は母はとっくに死んで父は遠い須磨に居るとあっけらかんと話すのはなんかすごいタフだねw >>183
物心つく前に両親がいなくなったら
親の記憶が一切ないから偲んだりも出来ない
だからドライになるのは仕方がないよ もし夕霧が湿っぽい性格だったり
源氏コンプの酷い朱雀のようなスタンスの息子だったら
全体の面白さが半減した気がする
息子がその状態だと読者は気が散るし 連投すみませんだけど
源氏がやらなかったことを夕霧が全部やってるんだな >>186
夕霧は源氏の正室葵から誕生した長男に嫡男にして長男
ずっと後から親子ほど年の離れた弟(ということになっている)薫の誕生までは
ずっと源氏唯一の息子で将来の大出世は約束されていたからねえ
もっと調子に乗っても良いはずなのに源氏よりも湿っぽいのは
母の葵がそれほど源氏の寵愛を受けていなかったこともあって
源氏の夕霧への接し方がドライだったせいかもしれない 夕霧は湿っぽくないよねという話をしてるのかと思ったw うん、源氏はウェット、夕霧はさばさばドライ。
源氏がそうなったのは「桐壷巻」の描写から推察すると
桐壷母が嘆き悲しみ過ぎたからじゃないかな。
ウェットでセンシティブな子に育つよ。
一方、夕霧には大宮、左大臣、ときどき頭中将、左大臣の外子の男子たち、
雲居が居てバランスがいいし、母のない悲劇の子と思わず済む。
父は出張に行ってるくらいの感覚でしょう。 >>187
真面目に勉強して下積み時代を経験して
ちゃんと実務で評価されるようになって
学友をたくさん作って
子供をたくさんこさえて
こんな息子が欲しかった、て言う息子の見本だね
葵の血かな、と源氏が言いながら夕霧を甘やかさずにかわいがるのが、
亡き妻の惚気に見えた
若気の至りで打ち解けるのに時間がかかったけど、
あの頃のこんがらがったモノ全て取っ払ってフラットに見たら、葵のことも好きは好きだったんだろうな 出世を約束された身とはいえ
実力主義のスパルタ式たたき上げコースに心折れず乗り越えたし 紫の上が亡くなった後に距離が縮まった源氏と夕霧の描写が結構好きだな
それまでも父親と息子としては理想的な関係性だったと思うけど
本当に源氏は実子にはこの上なく恵まれていたよねえ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています