あさきゆめみし 第八十八帖
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
源氏は「子は三人」の占いが頭にあるのに
女三宮の懐妊を知ってそこは引っかからなかったのかな
まあ特に当時は無事に子が生まれ育つとも限らないから
不吉な考え自体を無意識に切ってたのかもしれないけど…
それ思うと登場人物達は皆なんだかんだ安産だよね 死産はただひたすらに悲しすぎるもんね。
物語を動かす契機にするならば、葵や桐壺のように母親が、の方がまだしもだと思う。
女三宮懐妊、古い夢占は叶った所で起こったから、安心しきってたのかもね。
もう一人優れた身分の子が出来た位の感覚で。
薫の成人式を源氏は見届けられなかった気がする。 当時の成人式って元服のことだからぶっちゃけ幼児でも式あげることは出来たよね
朝廷への出仕とか結婚とかは後日になるとしても 「子は三人」と言ってたけど「子は三人のみ」とまでは言ってなかったと思うから
老後のおまけみたいなもんかな〜と深く考えなかったのでは
占いは子供の出世に焦点が当たっていたから出世する頃には
源氏が亡くなっててもおかしくない年齢で生まれた薫のことは
占いに出なくても不自然ではないと判断したのかもね そのまま「子は三人(のみ)」という意味じゃないかなあ…
頭中将が実子を調べさせた際、下々に産ませた子もカウントされてたから
相手の身分は関係なさそうだったし
でも確かに出家年齢以降は感覚的にノーカウントになってるのかも >>354
そうなのか。10~12歳でするものかと思ってた。じゃあ源氏は後顧の憂いなく出家生活に入っていけたんだね。出家後2~3年後に亡くなってるから、人生設計完璧だわ。 朝顔って昔はそれほど興味がなかったけど、今読み返したら結構興味深い
自分が源氏と結婚した場合の紫の立場を思いやれる聡明さと優しさに痺れた
父親は娘の今後を心配はしてたけど結局ああなったということは
未婚でも生きていける資産はあったのかな 源氏は冷泉帝や夕霧たちに薫のことを頼んでた
解脱した後は本当の息子のように男親のいない薫の行く末を心配してたんだろう
しかし薫はスルーして女の方を導くとは霊体になってもさすが >>358
朝顔は宇治の大君と被るなぁ
傷つきたくなくて恋愛から逃げるタイプ >>359
だって女とイチャコラする年齢の男なんて、親とか歳上の人間の言うことなんか聞かないじゃん。自分を省みたんだよ、きっと。
あと、最も助けを必要とする人間は誰かと考えたら人選はああなるさ。
原作だと名無しの若い男の霊なんだけども。 朝顔は恋愛から逃げたと言うより冷静に恋愛のメリットデメリットを比較して
自分にとってより良い方を決断したという印象でむしろ恋愛に真剣に向き合っているように見えた
源氏を心から愛しているからこそ一般的な夫婦になったらその愛が壊れてしまうことを予期して
あえて恋愛関係には全くならない選択をした朝顔は個人的にとても気高いと思う どう生きたいのか、どういう人生にしたいのか
これをずっと考えてきて納得のいく結論を出した感じ>朝顔
冷静で情も深いし斎院は適任だったのかも ああでも宇治の大君は薫を受け入れるべきだったと思う
死後を思うより現時点での生の部分をもう少し大事にしてほしかったな
朝顔は逆により良い生を取ったんだと思う 宇治大君は、男の求めに応じること=生活安全保証=取り引き、という生臭い現実に耐えられなかった?
頼れる親戚も無く、生活困窮しているからこそ逆に気高く居ようとし、それが歪になって愛と結婚を下に見て心の安定を図るとかさ。 >>358
そうそう、紫のことまで考える思いやりの深さと先を読む賢さ、イイね
あの求婚で朝顔が正妻になっても、結局女三宮も降嫁したと思う
そうしたら正妻が二人並び立つか、やや三宮に劣る妻になったんじゃない?
さすがの彼女でもちょっと大変になっただろうから求婚断っておいて正解だった >>365
それだったら妹を薫に薦めてないと思う
体力のなさから思考回路が徹底的にネガティブになったのかもしれないけど
どうも悲しい方向に拗らせちゃってたな 大君は当時26歳くらい?
当時の感覚ではもう若いとはいえない年齢だよね
長女で真面目で幼い頃から頼りない父を慰め妹にとっては母親がわり、
父親亡き後は姉である自分が家の主で妹の後見役、
なんとなく大君が恋愛に飛び込めない気持ちわかるわ
長女気質というか誰にも何も言われてないのに勝手に責任感感じて勝手に自分を縛ってるかんじ そんなに薫との結婚を拒絶するなら出家しちゃえば良かったのにね
どうせ大君は俗世に居ても中君を支える力はないし出家して俗世を離れてしまえば
さすがの薫も手出しできないし恋愛関係なしに援助せざるを得ないだろう
自分の凝り固まった考えを貫くにあたってあまり現実的に考えていないところは
父親の八宮と良く似ている せめて同性の先輩として励ましてくれる母親がいたら違ったかも…
不安だらけでも娘を思う母の一声があるとないとじゃ多分違うよね
そこへいくと朝顔や明石には母親がついてるんだな >>366
もしも朝顔が正室に収まってたら、三宮は夕霧かもしくはそれこそ柏木?に行ってたんじゃないのかな
三宮を年の離れた源氏の正妻にねじ込もうぜ作戦は
「あれ?そういえば六条院って葵の後は正室いなくない?
紫の上は一の人だけど、なんとなく妻になってなんとなく一の人と言われてるだけだよね?」
と気づいたところから始まったんだし
朱雀院は、三宮になんの気苦労も気ぜわしさもない、並び立つ相手のいないところに女主として嫁がせたかったわけだし
(だから夕霧は雲居がネックになって躊躇してた訳で) 中君の事は親代わりになって頑張れるけど、自分の幸せイメージは湧かないのね。
いよいよ命尽きようとする病床で、薫と気持ちが通ったのがせめてもの、だったね。
薫にとって大君は初恋かは分からないけど、女性の原イメージなのかな。忘れられない女性という点で言えば、夕顔にあたりそう。 まぁでも朝顔がどうなるかなんて源氏次第だったんだけどね
源氏がどうしても手に入れようと思えば断れなかったはず
藤壺の血筋関係なかったから命拾いしたともいえる
イイオンナの朝顔諦めて女三宮に食いつく浅はかさ >>370
朝顔母親いたっけ?
幼い朝顔が夜中に静かに舞う母親の姿を見て強く心に焼き付けていたけど
源氏が求婚してきた頃はもう朝顔母は亡くなってたような気がする
むしろ幼い朝顔に「結婚って…」と思わせたのが朝顔母では? >>374
そうだったw朝顔の母って最重要ポイントなのに誰と勘違いしたんだろ 雲居もそう言えば実母が居ないけどかなりうまいことやったね
祖母が居たのと実家が盤石だったおかげかな 父親も雲居の縁談に関してはすごく気にしてたしね
何年かぶりに1巻読んだら記憶より面白かった
桐壷更衣は更衣として入内してるのに
正体不明の恋人を作ってしまっても大丈夫だったのかな そこは確か原典にはない大和さんオリジナルのエピソードだよね
普通に考えたら帝と気づいていないのに逢瀬を重ねてるんだから精神的には不貞なのでは
帝だと知って驚愕するけどいやいや帝じゃない方が桐壷更衣さんヤバいですからw >>369
出家するにもお金が色々と掛かるし無理じゃない
紫の上が出家を強行出来なかったのも
源氏の許可が下りなくて金銭的保護者がいないからだし 身一つで入水した浮舟が自分の財産を持ってたとは思えないんだけど
平安時代中期以降の貴族の出家は口減らしの意味合いも多いみたいだから
少なくとも金銭的には出家自体は比較的容易でないかなあと想像する
紫の上の場合は出家の費用を個人で捻出できたとしても夫の許可がなければ
出家は許されなかっただろうから金銭とはまた別の問題では それでも出家を望む紫は、出家後も金銭面で援助してくださいと言いたかったのか 紫の上の個人資産なんてあるの?
源氏が須磨に行ったときに少納言に権利書など預けてたけど
戻って来たからまた源氏が管理してるんだよね >>382
平安貴族社会はゴリ押しなんてハシタナイっつー価値観だから >>374
朝顔母が夜中に踊ってたってのはあさきオリジナルのエピソード?
一瞬、アタマがおかしくなって氏んじゃったってことなのかとガクブル (((;゚Д゚)))したんだけど。 >>378
宮中を自由に行き来する男性って言ったら帝しかいなさそうなのになんで気づかないんだ?とは思った。
ここがあさきのオリジナルのエピソード、ってのをまとめたサイトとかないのかな? >>385
夫の不倫に対する嫉妬に狂い精神おかしくなった母親を見て育ったので
朝顔は生涯未婚を決めたというあさきのオリジナルエピソードだったはず 更衣って一応帝の妻予備軍だから
やっぱり男を作るのはNGなのでは?
上の方に寵愛漏れした女御に恋愛の自由があればとあったけど
子ができたらややこしくなるよね
誰の子だよっていう
>>380
あれ瀕死状態で切望してるのに却下って鬼すぎてすごい
既に世間評が「紫の上様お気の毒に…(≒源氏やっべえ…)」で
源氏も壊れてたんだろうけど 尚侍は恋愛自由だけど更衣はNGだと思う
でももともとは帝の衣替え担当の女官だったから、更衣の女官制度も出来てすぐの頃は
ガッツリ衣替えの仕事をしてて、尚侍と同じで恋愛OKだったのかも知れないけど >>389
晩年の自己中ぶりは酷いね。三宮を迎えたあとだって紫の気持ちに無頓着だし。
槿に会いに行ってた頃は少しは紫の事を気にかけてたのに。どうしてああなった。 更衣が誰と知らず恋し、しかも相手も一目惚れ、実は身分高く凄い相手(帝)でした、というのは少女漫画の黄金パターン。
身分を知られていない間は純粋に恋だけを楽しめた、という所は源氏と夕顔みたい。
>>389
>でももともとは帝の衣替え担当の女官だった
そうなの?
更衣って言葉から大和さんが連想、女御より身分低いというのを、働かなくてはならない所で表したものだと思っていたけど? >>381
尼さんになって下働きも含めてお勤めしますなら誰でも出家は出来る
お経読んだりするけど今まで通り人に傅かれていたいなら出家するにも金は必要
出家=髪切って男女の柵から解放されて悠々自適な生活程度の認識だろうし
実際に女三宮とか藤壺の出家がそんな感じだし 大君は頼りなく見えるけどあんな寂れた田舎の貧乏暮らしだから
最低限自分の身の回りのことは自分で出来そうな気もする
宮中のお姫様レベルに完全に他人任せってことはなさそう >>391
女三宮降嫁で紫がもはや本音をぶつけてくれなくなって
源氏としてはそれが寂しくつらいんだけど
紫がそこにいる限りは残酷なまでに甘え続けたいというね…
甘えさせて貰えることだけが最後の繋がりみたいな
もし女三宮に藤壺要素があったらどうなったんだろう
流石に紫の瀕死の願いは受け入れたかも?
それもそれで地獄のように残酷だけども 女三宮がどうってより長年一緒だった妻と離れがたいってことじゃない 紫が死んだ後に藤壺の身代わりでなく紫自身を愛してたと気付いたとか言ってたけどどーなんだろうね?
女三宮が藤壺似だったらまた頑張って教育したのかなー
だからって長年連れ添って情がある紫を冷遇しないだろうけど
出家は許したかな? 紫からの決定的拒絶(出家希望)に対して
駄々をこねた風に見えるので
離れがたいのは当然として、あの状態の妻の願いを
自分の為に退ける姿がね >>398
せめて死ぬまでの短い時間だけでも出家して心穏やかに過ごしたいという願いをね
そんな悲しいこと言うなとポイしちゃう源氏が怖かった
それも、紫の心を救うのは自分だと言う決意じゃなく、自分が悲しいから嫌だと
様子が明らかにおかしい三宮をのことも半端にいとおしんで半端にほっぽらかすし
紫が大事なら腹くくって向き合えよと
朱雀院はじめ世間や体裁が大事で、かつ若妻が可愛いと言うんなら紫は解放してやれよと 出家は叶わなかったけど六条院から離れて二条院で静養できたのは良かったんじゃないかな
女三宮も明石の君も居ない幼い頃暮らした家で静かに過ごせて多少は心も安らいだと思う 出家を許したらほんとに死んでしまいそうって不安があってどうしても認められはしないんだろうけどね
あの辺りの源氏は見捨てられた現実を受け入れらず泣きすがってるし、紫は恋人としては見捨てても母親や家族としては捨てきれないって感じだけど、当時の読者たちは源氏に同情したり或いは情けないとか思ってたのかな 藤壺は顔こそ桐壺更衣そっくりだけど性格は全然違うな
だから源氏はあさきでも言っているように藤壺を母親と同一視していたわけではないと思う
早世したのも含めて桐壺更衣の人柄は夕顔っぽい
だから源氏が一時にせよあんなにものめり込んでもし生きてたら紫の次ぐらいに良い扱いしてたって言うんだろうな 関係性が変わると恋心も変わっていくから、夕顔を妻に迎えていたら、あの灼熱の、この世にたった二人だけみたいな思いも消えていたかもね。落ち着いたいい夫婦に収まったかな?葵より出過ぎないだろうから。 >>403
もし夕顔とながく添い遂げたとしても、数ある女君の一人の中で待遇いい方でしかなかったと思うよ
よくわからない、つまり自分のものになり切らない女だから夢中になってた
&あんなに執着してた六条だけど、自分に落ちたから飽きた、地位もキャラも真逆がいいなーと新鮮だった、
くらいの雰囲気だ、源氏のあの感じだと
藤壺と同じく、永遠に手に入らなくなったから美化してるだけ >>404
匂宮の中の君みたいな扱いになるかもね
正妻はいるけど可愛いから捨てられないと 一人くらい源氏に声かけられてもあんな嘘つきの不誠実な男興味ないわ、
と突っぱねる女人が居ても面白かったかな
朧月夜が近いけど結局源氏に惚れてるしねえ 朧月夜にとっては源氏も朱雀もどっちも本気の恋だったのかね >>408
源氏が好きだけど朱雀の優しさを裏切る事は出来ないと言ってたような。
藤壺も同じ事を言ってたのが印象的だった。 お慕いしています、って藤壺は言ってたね、帝のこと。恋とは違うし、愛といっても親愛かな。連れてこられた女の子だったから、それ以上になれないのかも。
まだ朧月夜の方が朱雀を愛している感じ。
朱雀にだけ愛されていれば幸せなのにね。
二人とも本命は源氏なのが人生を複雑にする。 >>405
中君は親王の正妻の姫で血筋の良い美人だし一応スペックは高いからな
夕顔はどちらかといえば浮舟に近い 夕顔はどうして源氏と幸せに(結婚)なろうとしなかったんだろう?
頭中に心を残しているからかな…
源氏に誘いをかけたのは女房達の生活のためで、だから純粋じゃないと思っちゃったとか。 分不相応の相手と結婚しても不幸になるって分かってたからでは >>412
つーか葵生きてる間は妻は葵一人だったからな
血筋の良い花散里ですら気まぐれに通う愛人でしかなかった >>407
自然消滅じゃなくて最初から源氏なんて鼻にもかけない女人が見たかったなあ 藤壺はあれで物凄く誇り高いから、立場だけでなく性格的に
いくら愛していても完全に源氏のものにはならないんじゃないかなあ
だから源氏も追ってしまうというか…
出産の時も、ここで自分が逝ったら対抗派閥が喜ぶ、そうはさせぬみたいな思考回路で
自分を奮い立たせてるすげえ女人よ 藤壺は源氏を手引きした王命婦が居て結果的に良かったね
共犯者だから気兼ねなく源氏のことを相談できるからかなりストレス解消になったと思う
そんな存在が1人も居なかった紫の上はやっぱり哀れだ >>415
実はわりと玉鬘さんがそんな風に見えていた
彼女は賢くて性格も良いから抗わずに源氏を立てていたけど、内心迷惑そうというかw
別れが近づくとそれなりに心惹かれた風の描写になって残念
でもまあイケてるおじさんが親身になってくれたら情もわくか >>417
それは別れが決まると感傷で相手の良いところだけが思い出されて
ちょっと別れがたくなる気持ちになるというやつじゃないのかな
中身はともかく顔が良い上に地位も身分も財産もあるイケオジだし >>419
それなのに最後の回想(集合写真的なあれ)に出されてお礼言われちゃう秋好さん。しょうがないわね、みたいな顔してた。
六条さんはフンって顔を背けてたけど。 >>420は>>418宛てかな?
そうだよね
玉鬘さんがときめいたのはどう見ても冷泉帝の方ですわな
ここは美しいカップルだし惹かれ合ってるのに条件的に成就しないのが残念だった 玉葛が私は源氏を愛してたって、えーっ今更本当は源氏に抱かれたかったの?嫌がって拒んでたのに女心は訳わからんて思ったけどそういう事ね 愛は愛でもまさに親愛だね
リビドーが絡まない愛
その後、本当の父と娘になった
玉鬘の子を孫と呼んで可愛がる源氏は好きだ。ほのぼのする 玉蔓は生い立ち的にみっちり教育されてきたわけでもないだろうに
素直で頭が良くて色々わきまえてる姫様で、読み返すとちょっと感服してしまう
若いのに偉すぎる…上京するくだりとか一か八かの冒険だし、結構な苦労人だよね
あと末摘花の章の若紫が最強に可愛くて、その後を思うと切ない
この章は源氏も可愛いけど 玉蔓も秋好も源氏を保護者としか見てないね。秋好なんか内心嫌ってたかも、母親を苦しめた男だから。
てかよくも女御に言い寄ろうとするわ。学習能力が無いのか人を舐めてるのか。 人生イージーモードすぎたんだろうなあ>源氏
本人にそれだけの魅力があったとはいえ、完全に甘やかした桐壷帝がいけないわ
流石の光源氏も、老いという避けられない現実の前には
若い姫達とのジェネレーションギャップがしっかり描かれてるもんね 母親の愛情以外の全ては手に入ったからこそ代償として女人との恋に執着したんだろうなあと思う
女人に求めるものがそもそも実母の絶対的な愛情だから上手くいくはずがないよね
女三宮に不貞をされ紫の上を失ってようやく自分の求めるものが決して手に入らないことを悟って
いろいろと吹っ切れた源氏が一番美しいと思う 最後は自分の過ちと完全敗北を認めたからかな
紫のことを条件抜きのただ一人の存在として愛していた…ってオチでいいんだよね?
だからこそそれを自覚できず相手を追い詰めて
そのまま逝かせてしまったってのが残酷なんだなあ 身も蓋もない言い方をすると光源氏主人公の話は源氏がマザコン脱却するまでの物語だよね >>431
最期の紫は源氏の母親になってたからどうだろう? >>432
紫の上の一周忌も済んで晴れやかな顔で宴に出た時の源氏は母の愛への執着から解放されたように見えた 最後のシーンの源氏はもう出家を考えてるし
人はみな一人(オカンがいても人は一人)と悟ったからとか?
まあマザコン脱却含めて遂に自立しましたみたいな 源氏ってマザコンとは思えない。
そう見えたとしたら、男には多少の差はあれ、そういう部分があるというぐらいじゃないの?
藤壺を好きになったのは別に母の面影を追ったからじゃないし。
また、女も男に対して母っぽくなる部分があるけど、それは情からくるものだと思う。 マザコンというか紫上に求めている都合のいい女像が
「そいつはお前の母ちゃんじゃないんだぞ」っぽい感じ
アホな男が夢見ている「何をしても許容して無償の愛を注いでくれる母親」まんまって感じ
赤ん坊相手だってそんな都合のいい母親はいないってのに 源氏は藤壺と結婚出来ていたら良かったのにね
頭が良くて理性的な藤壺なら源氏に振り回されず
上手くコントロール出来ていたのではないかと思う 密通した時点で頭が良くて理性的とはちょっと・・・
源氏のことになるとタガが外れがちでそれを本人も自覚してたから
冷泉の後見の不利になることを承知で出家したんだろうし 朱雀は退位後に祖父の朱雀院の邸宅に移り住んだけど新築せず譲渡するのが慣例なのかな
冷泉も同様だったのだろうか >>437
多分源氏は、藤壺を手に入れたらまた飽きてフラフラしたと思うよ
藤壺は紫みたいに都合のいい女じゃないから、疲れるとか安らげないとか勝手なこといいながら 出会いそのものが禁忌前提だから
絶対に手に入れられないものの象徴=藤壺さんじゃないかな…
というか接触のきっかけは母親似説だったけど、源氏は藤壺を最初から異性視してるんだな >>439
桐壺帝はどこに住んだんだろう?
特に新築しましたっていう描写が無いから、恐らく父の住んでいた一院かな。 藤壺の出家はあさきでは無鉄砲で破滅しかねない源氏を守りたいという藤壺の意思もあったし
源氏が須磨に行った時にはあなたの代わりに罰を受けたいとか
出家したにもかかわらず臨終直前には源氏を思い出して源氏と幸せだった夢の中に入りたいと思いながら逝くとか
最終的に源氏を捨てて朱雀をを選んで朱雀に付き従って出家した朧とは全然違うな
源氏って藤壺に一番逃げられていたように見えて女人の中では藤壺に一番愛されてたんじゃね?
六条さんこそ強烈だけど源氏のためを思う愛じゃなくて自我が激しくて源氏と周りの女人を脅かしてる 源氏がしつこく藤壺に言い寄らなければ藤壺が出家する必要もなかったんだよな
まあ一夜の過ちを罪に感じていたから遠からず出家したんじゃないかとも思うけど
少なくとも冷泉が即位するまでは俗世に居たんじゃないかと思う 時期はともかく、皇統を乱した償いの面もあるから出家は免れないね。
じゃあ帝位を下ろせってそんな訳に今更いかないし。 藤壺に皇統を乱した償いの気持ちはないでしょ
だから冷泉の妃に源氏バックアップの秋好を望んだわけだし
何も知らなかった冷泉はともかく藤壺も源氏の冷泉による皇統望んで償いの気持ちなんてないよ 桐壺院を裏切ってしまったという罪悪感はあるけど皇統を乱したことに対する恐れ多さはイマイチないよね
源氏なんか、冷泉に男子が生まれなかったことを残念がってる風だったし
もともと鍾愛の皇子だったっていう自負から、王権を収奪したとかいう意識がないのかもしれん 娘が后にという占いは不思議じゃないけど、息子が帝位にという占いの時点で
普通ならアレ?となりそうだけど、リアルに政変なんでもあり状態で
内部の人間ほど皇統pgrだもんな >>442
桐壺院も故院のお屋敷にいた可能性が高そう
右大臣弘徽殿が横暴だったし朱雀の方から
先々院の邸に移住すると言いだしたのかも
冷泉院の御殿は後見の源氏が用意したと思う 母親の身分は関係あるわな
あさきですら朱雀の子孫に何かないと自分には関係のない線なんだから
最低限の倫理としてそこは考えないようにしてたんだろ >>450
倫理的に不愉快。帝って祭司だし
物語だけどY遺伝子残らなくてよかった 先帝后腹内親王の藤壺にしてみれば自分の血統こそ正統と思っていたかもね
だったら兵部卿宮兄ちゃんの王女御を推せよって感じだけど
先帝孫の冷泉と先坊娘の秋好と傍系の光源氏で傍系に押しやられた血筋リベンジだったのか >>452
Y遺伝子なんてないよ
Y染色体にしろ自然消滅するしね
冷泉の在位中に子ができないのはそのへんの物語的配慮かな
源氏ラインになってしまったらいくら何でも話に集中できないw 院になってからの冷泉に、男児が産まれるってほんと余計な話だなと思う。折角きれいに収まったのに。
桐壺巻の再来だとしたら、この男児は源氏よりも地味かハードモードだと思う。出自は恵まれているけど、父が降り居の帝じゃ、大して力になれないでしょ?この頃の冷泉、源氏が出家を目指した歳ぐらいになってるし。 母親が玉鬘大君だから桐壺よりかはひどくならないはず
男児は玉鬘大君を追い詰める要因みたいなものだし 退位後の子に新弘徽殿ちゃんがやっかむのは
嫉妬だけでなくその子がやはり何らかの意味を持つから?
でも左大臣家的には院女御の息子はアリなんじゃないか >>457
紅梅の正妻は真木柱
紅梅が玉鬘の娘を後見することはないだろう あーそっちね
不義の血筋を表舞台から遠ざける仕様なのか 冷泉も正当な帝の直系子孫なのは間違いないし母親の身分も高いんだけどね
でもやっぱりその血統が天皇ラインに続くのは許されないことなんだろうなあ
源氏はそれを望んでいたみたいだけどそれはいくらなんでも傲慢すぎるだろう
帝位を継がない傍流でも藤壺との子孫が続いて欲しいってならわかるけど そうそう
皇統にまつわる罪悪感と藤壺との子孫の永続願望
相反する思いが同時にあるはずだけど
源氏の中では相反してないのかもしれない
それだと本当に傲慢だよね 冷泉が退位を決めた時の「帝位を継ぐべき子が私には居ない」
と言った時ってもう弘徽殿女御との間に娘は居たんだっけ?
娘が居たならその言葉を受けた源氏の「藤壺との恋はその先までは花開かない恋だったか」
というのはつまり単純に子孫が続けばいいんじゃなくてその子孫も
帝位を継ぐコースに乗ってほしかったと思ってるように聞こえるのでやっぱ傲慢だわ
しかし源氏は子は大切にするけど孫は割とほったらかしなのな
当時の貴族社会だとそんなものなのかもしれないが あさきには竹河がないよね
だからあそこの冷泉は子が一人もいない風に読めるんで
源氏のセリフもわりとグレーというかセーフっぽいんだけど、でもやっぱり傲慢だねー >>446
あさきの藤壺的には愛する源氏と自分の子だからっていう女心もあるけど
償いがあるとすれば冷泉を帝にと頼み込んで亡くなった桐壺院のためでもあるかもね
ふたりが父として母として冷泉を立派に育て上げるのが桐壺院への償い
裏切っておいてなんかおかしなことになってるけどw
桐壺院は溺愛する源氏を帝位につけられなかった贖罪の気持ちがあって源氏を後見に据えて冷泉推したんだからお互い様かな
藤壺に対しても桐壺更衣の身代わりにしたことを許してほしいと謝ってたね
でもさすがにそれが許されたのは1代限り
むしろ1代限りでも許されちゃう源氏の神仏のご加護って半端ないわ
それで調子に乗って懲りずに女三の宮に手を出しちゃったから周りの人をみんな不幸にする天罰が下ったのよ 玉鬘大君の産んだ男児って、親王宣下も危うそう。
臣下になって働くしかないんじゃない?
母と祖母の財産頼りで出世できるんだろうか? 冷泉も薫も自分の出生の秘密を知っても自殺とか考えないたくましさが好ましい
薫はそれまで出家を考えていたのがむしろ真実を知ってから生き生きしてる印象 不義の子といっても父親の血筋だって高級貴族で悪くないからね >>464
まあ、手を出すって言っても、朱雀院に貰ってくれよと頼まれたんだけどね
そこで断ることができたのに何じゃかんじゃ言い訳しつつ、藤壺の生き写しもう一人ゲット出来る?と
変な欲を出したからダメという点では結局似たようなもんか
結局、紫が死ぬまで、紫のことを一番低く軽んじてたっていうことを、他の誰でもない紫に宣言したようなもんだ、あの降嫁は
もしあれで中身はともかく見た目が藤壺ラインだったらもっと夢中になってたのかもね >>468
あの頃の源氏って本気で出家を考えてたんだよね。紫は秋好とちぃ姫がついてるから大丈夫って。
それがああなるってどんだけ自己中なのか。 軽んじると言うか紫の上が亡くなるまで本当の意味で女人を理解したことはなかったのかも
大切な存在を亡くして初めて自分の浮気癖で女人がどれだけ苦しんだか思い知ったんじゃないかな
そういう意味では六条御息所の死霊だか何だか男に弄ばれた女の怨念は気が済んだのかもね 女人を理解してたら一夫多妻なんて制度そのものがダメでしょ
あの時代の男性全員じゃん
夕霧も薫も女人を理解してなくて妻を苦しめてるじゃん 最後に槿のことでどうして紫を苦しめてしまったのかと後悔してる時に、結局は実を結ぶこともなかった片恋でって言ってるのを読む度に実ってたら仕方ないということなんだろうかと考えてしまう >>471
実際そういう話だと思う
当時の日記文学読んでも聡明な女史達は制度そのものの矛盾に気づいてた >>472
実ってたら仕方ないんじゃない。
正妻の座が空いていたので誰か来るのは時間の問題。
あの時朝顔が来た方が、後で三宮が来るより苦悩少ないのでは。
年齢もあるんじゃないかな。
雲居の雁問題、落ち着くべき年になってこんなことに、と愚痴っていた。 一夫多妻に関しては子孫繁栄せにゃいかんから全否定はできないと思うけどね
現代より遥かに大人も子供も死にやすかった時代だから そんな詭弁で無理しないでも素直に滅べばいいんじゃない 庶民は一夫一妻制だったから要はお金の問題
ただし子供がいすぎても継ぐのは結局長男だから他の子供は大変 不備のない制度は無く、また、男も女も制度に付随する既得権益に預かってる訳だから、社会がガラッと変わらない限り制度は続くだけ。 一夫多妻制ってモテる男の所に女が集まるならモテない男が更に余る制度じゃないの? 一夫多妻制でなかったら末摘花も空蝉も花散里もどうなっていただろうね
前者2人は正式な妻ではないような気がするが(紫のように正式な婚儀をしてない印象)
どういう位置づけなんだろう?ちゃんと源氏は死ぬまで面倒見たとは思うが
花散里も紫の上以上に婚儀の描写がないんだけど軽んじられてるわけではないんだよなあ
側室であっても三日通いとかお披露目とか必要な気がするけど花散里にちゃんとしたんだろうか >>483
ひとえに源氏が妻として扱ってるかどうかだけだと思う
妻として扱ってる女性だけ六条院に住まわせてるのがその一例
明石は身分が低いしこの人も正式な婚儀はしてなさそうでも
六条院に住まわせて女房として働かせてないから妻の扱い >>482
女側がそこまで自由に男を選ぶことのできる制度ではないかな >>482
男子だと嫡腹に男子が複数いれば脇腹の子は出家させられ生涯未婚を強要される例が多い。
嫡腹でも実家が没落すれば桐壺更衣の兄とか末摘花の兄みたいに出家して一代限り、独身で家族を持たない。
紫も男子なら出家コースだろうけど女子は脇腹でも出家コースじゃないんだよね。
一夫多妻の時代、脇腹女子や没落女子は出家しなくても正室持ちの男の第二夫人以下として迎えられたからだろうと。 >>484
明石はきちんと手続き踏んだんじゃない?
母君がそこはこだわってたし 源氏が性欲処理に明石を自分の家へ呼び寄せようしたのを母親がシャットアウトした感じだよね
娘としたいならそっちが出向いて正式な婚儀の手順を踏みやがれ、という立派な母親でした 近江ちゃんに明石の尼君明石の尼君ってサイコロ振られるしね そう言えば空蝉は妻なんだろうか?もう出家してしまっているし。行き場が無いから後見してますじゃなかったっけ?
末摘花は後見もしている妻。 >>490
空蝉は源氏の妻じゃないよね。出会った頃は人妻だったし、夫が亡くなって継息子に言い寄られたから出家したんだし。
当時は八宮みたいなのがデフォだったらしいのに関わりがあるだけで世話するって、そこだけはいい人だと思うわ。 花散里との馴れ初め話のとこと末摘花の顔見た時の反応とその後世話してあげようと決めるとこと須磨から帰った後
末摘花を迎えに行った時の源氏はすごい好きだな
藤壺とのキスのところもときめいた
というか若い時の源氏はかなり好きだ
それが年取ったらああなるんだもんな… ああも念入り(に不美人)だとかえって忘れかねる、の所好きよ。
末摘花の出てくる所は、大和さん上手に傷つけないように描いててほっとする。 原典だと源氏が末摘花の真似して鼻を赤く塗って若紫と笑うんだよね
あれはなんか感じ悪いわ
あさきにもあったっけ >>487
謹慎蟄居中の身で露顕とかどうさたんだろう >>495
その辺は、朝廷に認めてもらうとかじゃないからね
明石の地元で、明石の家に源氏から妻問いするというのが一番大事
蟄居の身だからって明石の方からこっそり訪れるなんて、それこそ春を売る女じゃあるまいし
ふざけんじゃないよ、あんたがどれだけ高貴だか知れないけど、ちゃんと娘が欲しいと頭下げてこいよと
ああいうときにちゃんと怒って最低限の筋を通させてくれる親って大事だよね そうやって妻問いしても源氏が京に帰ったら「大堰に囲っている人」になっちゃうんだね…
身分って怖いものだな >>497
それでもやっぱり源氏のいいなりにならずにギリギリまで自分の立場からの意見を言える、
そして身分は低くても気持ちでも金銭でも絶対的な味方が背後にいる
それはあの時代の女の人生にとっては大きいよ
紫が早世して明石が長生きしたのは、後宮で立ち回って仕事してたからというのも大きいだろうけど、
若い時からのストレスの具合が違うからというのが大きい気がする
明石も辛くて苦しくて泣いたけど、自分と同じ目線で泣いてくれる親や乳母の君やその他支えてくれる女房たちがいたからね
悲しみも喜びもその人たちの前では素直に発露できた
紫はなぁ、やっぱり、ため息すら抑える生活って、どんだけストレスか想像もつかないわ >>494
あさきのその箇所は名シーンだと思う
若紫の愛らしさといい兄妹のような仲睦まじさといい
大和さん、末摘花とか近江ちゃんとか源典侍とか
原典だと痛い系扱いされるキャラを魅力的に描くの上手いよね >>498
明石さん、苦しんだ後は存分に愛娘の傍で愛娘の為に生きられる人生だもんね…
しかも娘の育ての親にももはや敬愛と恩義の情ばかり
恨む妬む憎むのストレスがないって一番幸せな心持だわ
読者としては紫の少女時代を知ってるから
晩年のきつさ半端ない >>494
あさきにもあったよ
あれは美形の傲慢さが感じられて印象悪いよね
まあ2人だけの間のおふざけだからギリギリセーフかな あさきだと、鼻を塗った顔料がとれなくなったふりをして
源氏が紫を脅かしてからかう…みたいなシーンじゃなかった? 花散里は源氏の妻になってやがて二条東院へ。
お姉さんの麗景殿も(変な意味ではなく)お世話したのかな?二条東院には一緒に住んでいないみたいから、実家の大臣家でやっていけたのかな。 >>502
源氏、末摘花の絵を描く
紫:その方はどなた?
源氏:これは末摘花の姫君と言ってね・・・
紫:お鼻が赤いの?
源氏:そう、こんな風に・・・(赤い絵の具を自分の鼻につける)
源氏:ああどうしよう取れなくなってしまった!
紫:お兄様!キャー!
源氏:どうしよう帝に怒られてしまうどうしよう
紫:お兄様お兄様!
2人でゲラゲラ笑った後に「こんなに美しい花もあるものを」と若紫の絵に被せて源氏のモノローグ
完全に2人して末摘花をバカにしてるね >>502
自分はそんな感じに思ってた
子供のいたずらみたいになってて微笑ましい場面な印象
まぁ源氏は子供じゃないし酷い話と言われたら否定しきれないけど
>>503
寂しい話だけど、二条東に移る頃には既に亡くなってたんじゃないかなぁ
二条東に花散里を住まわせるって話を源氏がしてる時に惟光があちらのお屋敷も近頃はすっかり荒れ果てて…と言ってるのは女主人の麗景殿が居なくなって源氏も居なかったからかと あれってじゃれ合いによる笑顔の描写だと思うけど
まあ解釈は人それぞれか 若紫は子供だし鼻が赤いってのも漠然としかとらえてないだろうけど
源氏はあからさまに末摘花を馬鹿にして笑いものにしているね
自分が笑いものになるのは嫌だけど他人は笑いものにするというのは
若い頃から変わってない傲慢さだよな〜と思う 頭中将とバカやった後二人で出ていって源典侍少し可哀想だったけど
修理大夫に軽く転がされててスカッとした
二人の若さ故の傲慢と年の功で手玉に取られた二人はカッコ悪くて可愛いというか
愛嬌があっていい 末摘花の鼻については頭中が同じことやってても苦笑くらいで済んでた気がする
源氏は晩年があんまりにもアレだからすごく嫌な感じに見える 末摘花のことは玉鬘とも馬鹿にして笑ってたよね源氏
末摘花も超絶空気読めない世間知らずではあるけど昔から日本人て陰湿な笑いが好きなんだなと感じる >>510
あっちの御方ですか
ブスの被害妄想うざいわ 原典は貴族社会を描いた文学だから
鄙びていることや滑稽なことは全て見下される文化で当たり前
自分は感じ悪く思わなかった
大和さんがバランスよく上手に描いてるからだな >>510
馬鹿にして笑ってた?
玉鬘が末摘花の存在を知ったのは裳着のお祝いの贈り物が届いた時だけど2人とも笑ってなかったはずだよ。
源氏は末摘花の律儀さ()と添えられた文がお祝いの言葉ではなく自分への恨み言だったから頭抱えてたけど。
六条院で末摘花の事を語るシーンって、あさきではこれだけだったと思うけどねぇ…見落としてたらごめんね。 でも貴族って身分の低い人たちのことは見下し対象のくせに彼らからの賞賛は欲しがるんだよね
紫の葬儀でも庶民が集まって死を悼んだんだっけ?
藤壺は施政者だから分かるけどなんで紫まで?
紫は庶民のために何をしてたの?と思った
荘園の管理してたのは源氏が須磨に行ってた少しの間だけだよね あさきゆめみしで六条院で源氏が末摘花について話す場面は他に
紫の上と一緒に女人の衣装選びをする際に
「なまめいた衣装と同じくらい本人もゆかしくあってほしいものだ」
とかため息交じりに批評したところかな >>515
源氏から荘園任されてた間に収入の一部を悲田院や施薬院に寄付してたなどの慈善をしていて、庶民の好感度が高かった…なんて描写があれば説得力あるけど全くないしねぇ
そもそもこの時代の貴族にそんな精神あるのかね?
この頃には悲田院も施薬院も名ばかりになってるみたいだけど 庶民が紫を慕って葬儀に集まったっていう描写は原典にはなかったような
あさきも、庶民たちは「あんな立派な方(源氏)がおやつれになって…」と紫に先立たれた源氏をいたわってる感じ >>514
むしろ原典にあった「いつも『唐衣』ばっかりだね」って嫌味な歌をカットしてたよ
(決まり悪そうに「返事はわたしが書く」で終わりにしてた) 末摘花を始め、原作にあった嫌な笑いをほのぼのした暖かい、労りのある笑いに変えてあるから良い。
原作は、あげつらいのヤな嘲笑いがあるから現代人に合わないと思う。 源氏を良い人に描くのに苦労したって大和さん言ってたからね
ちなみにこれは25年位前の漫画雑誌での対談内容です 原典は当時の貴族の感覚だから現代人にしてみたらただの嫌なやつらに映ってしまうのは仕方ないよね
当時の考え方や価値観が分かるから面白いっちゃ面白いけど
改めて原典の良さを損なわず現代風に調和させた大和先生は偉大だわ >>522
あさきゆめみしでは後半以降、私だけの王子様を独り占めする現代少女漫画との齟齬から
一夫一妻不倫禁止を推進しない源氏は悪者ということになってるw
原典では源氏はそこまで悪者になっていない
当時の読者は一夫多妻制を受け入れた前提で読んでいるから
一度でも関係を持った女性は妻に迎えて生涯扶養する源氏は当時の女性にとっては理想的
昔関係を持った女性に未練を残す源氏も当時の女性には魅力的 いやぁ、雲居の雁が果報者扱いされてたあたり、夫が妻一人を大切にするっていうのも女性の理想の一つだったんだじゃないの
紫も「世にある物語では男は一人の女に落ち着くものなのに私はそうわできなかったわ」なんて言ってるし 朝顔が、男女の地獄に足を踏み入れることを拒んでいる
旧こきでんはじめ、頭中将の妻も兵部卿宮の妻も、愛人にキツかった
女三宮は立場位で言えば何の憂いもない恵まれた六条院の正室であったのに、
紫の方が愛されてると巷で同情されてた(本人は気にしてないけど)
一夫多妻が普通だとはいっても、やっぱり女が耐えてこその形なんだよね
当たり前の価値観で誰も疑問に思わないなら、愛人いじめも比べられてヒソヒソも正妻が愛人のせいで病むこともないはず >>524
源氏が六条院に女たちを集めて栄華を誇っているのは素晴らしいとして
源氏の妻同士や血のつながらない子どもたちとの交流を好意的に描いているし
どう考えても一夫多妻、酷い!という感じではないけど
>>525
嫉妬する雲居のふるまいは見苦しく描かれたり
そんな雲居も諭されて夕霧のところへ帰り
他の妻たちとの共存を認めて幸せに暮らした話になってるよね 実家が強くて完璧に婚儀の手順を踏んだ妻は葵と女三宮だけなのかなあ
紫の上は一応三日夜の餅は用意したけどお披露目は無し
明石の君は三日通ったけどお披露目は無し
あとは愛人か愛人の延長で面倒見てる人ばかりかな
花散里も正式な妻なのか怪しいところだけど妻よりも源氏の子供や孫の世話役ポジションを
獲得したことでほとんど妻としての手順云々は問われなかったところが平穏さの秘訣だね 結婚しますとぶち上げてお披露目までの正式な手順を踏んでる夫婦がどれだけ居たのかね
通い続けているうちに娘の両親に婿と認めてもらって世話してもらう方が多かったのでは 雨夜の品定めは今の時期梅雨の頃の会話だったのね
空蝉との逢瀬は翌日だったし方違いをロ実にした源氏実行するのが素早すぎない? 12で元服&結婚。女官たち女人たちに騒がれるも、特に遊びはせずに17歳。
やっぱ歳の近い男たちの体験談や女人批評は刺激的でよし俺もとなるのわかる。
したことのない冒険して自分の幅を広げたくなったんだよ、きっと。
空蝉にはこんなことは初めてなんだよと言っているが、原作だと藤壺と始めての逢瀬をもったのはこの辺りだった気が。空蝉の次に思い切って藤壺に行ったのかな?で、二人に拒絶され、六条へ、かな。 >>523
多くの女人に心を移すことそれ自体が
誰一人愛せず終わる原理であるとシビアに描いてるじゃん
多情は否定しないけど、人生を共にするのであれば
個人がどのように守られるか損なわれるかは自明
ただの制度批判なんて次元には一切抵触してない
もはや人とは何かレベルの根源的なテーマで描ききったから
千年以上経っても世界に誇る名作になってるわけ 方違え自体は本当に偶然じゃなかったっけ
「中流の女はいい」って聞かされてなければいきなり順序もなく襲うってことはしなかったんだろうね >>527
横レスだけど、それは当時の現実的処置と体裁部分を描いている
その裏での本音部分も物語だから描写できたってこと
当時の読者はその表裏の事情どちらをもリアルに理解できたと思うよ >>529
正妻との結婚なら両親が予め決めてる縁組も少なくなったんじゃないかな
まず文も取り次いでもらえないんじゃ御簾越しに会うとか忍び込むとか不可能だし 一夫多妻であっても妻にそれぞれ独自のポジションがあれば揉めにくいんだろうけどね
源氏で言うなら公的な正妻、実子の母親、実子の養母と綺麗に別れていたのが
女三宮の降嫁で正妻だったはずの紫の上の居場所がなくなり病んでしまった 葵があと数年生存するか朝顔or朧月夜との再婚があったりとかで
最初から二番手の寵愛トップの愛人ポジだったら紫も病まなかったよな
養女が入内して肩の荷が下りたあたりで一気に突き落とされるのは本当にしんどい
ちい姫の入内が後だった方がそっちに専念して気がまぎれたかもしれないけど 紫の上の結婚前に確固たる正妻が居たらそれはそれで気苦労が絶えなかっただろう
やっぱり実子が居れば女三宮の降嫁があってもさほど苦しまなかったと思う
いやでも実家と絶縁状態で後見も居ないから子の出世をめぐって別の気苦労があったかな・・・
とかく女はいつの世も生きにくいもの ぶっちゃけ寵愛も若い女に取られるのが目に見えてるからキツいな
後年冷泉も似たようなことして後宮が殺伐としてしまった 紫の祖母が長生きして養育してれば正式な結婚ができてたのかな?
源氏好みの女人に育ってないかもしれないが 祖母の元で成人した場合、そのまま美しく心優しく育つとしても
おしとやか系ではなかったかも?
あさきで源氏も言ってるけど
紫自身の個性や資質って実はずっと描かれてきてるよね
最高の環境で学べたのは源氏のおかげだけど
元々が明るくて頭の回転が速い(勘やセンスもいい)少女だから 読み返してみて源氏が紫上と幼なじみだったらなあと思った。一緒に育って、紫上にややリードされてたら、心の飢餓感もなだめられたんでは?
愛の遍歴が減ってしまうかもだけど。
紫上の美しいおばさま(藤壺)に出会って惹かれてしまったらきつい話になっちゃうかな。 夕霧は源氏よりももっと幼い時に母親を亡くしてるけど源氏ほどマザコンでないのは
雲居の雁と祖母の大宮が常に近くにいたから満たされていたんだろうね
源氏にもそういう母性の強い女人が幼い頃から近くに居たらまた変わっていただろうとは思う 御所内の女官女房にとって源氏は皇子様だから母親代わりになるのは難しそう。年齢的には源尚侍とかいるけどあんなだし。
桐壺帝は藤壺に母親役を期待したみたいだけど考えが甘かった。 14歳少女に9歳男子の母親代わりを期待するのはね・・・
桐壷帝は姉と弟のようになって欲しかったのかもしれないけど 大宮は幼児のようにずっと甘やかして育ててたと原典にもあったはず
夕霧には大人になっても義母役引き受けてくれた穏やかな花散里もいるし
その辺りは源氏の配慮だから評価してる 花散里と夕霧の親子関係いいよね
二宮に通うのを窘めたりしてるし >>543
祖母なら母親代わりになれるからなあ
源氏もせめて祖母が長生きしてくれたら違ってたと思う 乳母達は母親代わりになれないの?
須磨に流されたときも、乳兄弟の惟光はついて来てくれたけど、
やっぱり立場上に距離があるのかな。 >>537
それに尽きる
初めから奥様がいて、行き場のない私を助けてくれた殿、というポジションならここまで苦しまずに済んだ
一の人、正妻「格」、女御の母として六条院の女主として最もふさわしい、と源氏にも世間にもとことんまで持ち上げられて、
「若いころは浮気で悲しい思いもしたけれど、諸々落ち着くべきところに落ち着いて、子供も巣立ったし、これからは二人でゆっくり過ごしましょうよ」というときになって
他の誰でもない源氏の手で単なる愛人ポジションに落とされたとかね
今まで私は何を信じてきたんだろうとそりゃ誰でも思うよな
あなたこそが一番だ、という言葉は単なる言葉でしかなかったとか、惨い
しかもそうなって初めて、実家がなく実子もなく源氏の息のかかってない女房すらおらず、世界でたった一人きりなんだと気付かされるんだもんなぁ >>551
最後の一行特につらすぎ
源氏物語未読の人は、まさかこんな地獄的展開が待つ話だなんて
イメージできるんだろうか 紫の上は藤壺の存在を察してたよね誰かは知らなかったけどその上で段々寵愛が若い正妻に行くなら仏道修行くらいさせてくれって考える
源氏は女三宮が出家したら迫るし紫の上が亡くなって素気なくされたら冷たいって思うから格好悪い 立ち位置ってあるよね
テレビで年配の芸者さんが
自分を囲ってくれた旦那さんは出兵前に自分の所に寄ってくれた
奥様には電話で優しくしてあげてと頼まれて嬉しかった
当日は本家から戦争に赴いて帰って来なかったけど
遺品と今後の生活費を奥様から渡して頂けたって話してて
あくまで自分はお妾って割りきってた
お金云々以前に明日の生死すら分からん時代だからこそとも言えるけど
どんな立場でどう接してたかって大事 女三宮降嫁が本当に源氏が断れない話だったのか不満を述べる女房とか
紫の上の立場に立ってくれる存在も居るには居たんだけどね
そうした存在に愚痴をこぼすこともできないほど
思考が源氏の都合のいいように洗脳されていたのがなおさら救いがない 明石の時も文句を言う女房達を叱責してたから上に立つならそうしないといけないんだろうね
料理人が首切られるからお姫様は料理の文句も言えないのは江戸時代だっけ? >>555
紫上の立場に立ってくれてる訳じゃないよ。
面倒事、危険な兆候を察知したら騒ぐのが女房。主に何とかせいよとせっついてるの。自分等の生活がかかってるから。
主は事態を終息するのが務め。出来なきゃ見限られて離れていき、他所で存分に内幕語られちゃうだけ。
女房にはこういう「強味」、油断ならなさの面がある。
>>556
後者、喩え話がずれてる。 >>555
女房は源氏一家の一員ではないしこの先も紫に仕えていて大丈夫?ぐらいしか思ってないと思う
六条院に仕えていたと言えば他に勤め先もあるだろうし紫と一緒に心中するしかない運命共同体ではないよね
紫自身は源氏一家の一員で捨てられて他に行くところがあるわけでなし
源氏のお陰でこれまでたくさんおいしい思いもしてきたのだから
自分一人のために源氏一家は滅べばいいとも言えないじゃない?
源氏が今上の妹婿になれば恩恵は夕霧やちい姫たちにも及ぶし
夕霧やちい姫の弟妹たちが増えるかもしれないし >>557
あの女房の言葉をそんな風にとらえるのはさすがに穿ち過ぎだと思うけど
女三宮の降嫁なんて紫の上にどうにかできる話じゃないでしょうに
別にあの女房は紫の上に自分たちの生活を保障してくださいとかせっついてるんじゃなくて
普通に源氏の思いやりのない振る舞いに憤って紫の上に味方してるだけだと思う 女主と女房ってそこまでドライな関係じゃないと思うよ
源氏が女三宮との初夜の帰りに、紫の女房に意地悪されて外に放置されてたじゃん
女主人が軽んじられると、女房自身も軽んじられたような気分になって男主人に対して無礼を働くことさえある
他にも髭黒の北の方の所もそんな感じの女房がいた
それでも女主人はプライドがあるから使用人に対して心の底の悩みなんて打ち明けられないんだよ
言えるのは母か、せめて乳母だと思う >>560
意地悪されて放置の箇所は別に女房が紫の思いを汲んでやったわけではないしねえ…
実際に源氏が来たことを知った紫は女房が閉めた鍵を開けて
源氏を寝所に招き入れてるし
女房はドライだから男主人に対しても強い態度に出れるのでしょう
しかし源氏に捨てられたら行くところのない紫は
男主人に対して強い態度を取れず鍵を開ける 藤壺だって王命婦に源氏への秘めたる想いを洗いざらい話しても
弘徽殿女御に笑われるのは悔しいから頑張って生きるわとは口に出して言わないもんね 源氏に紫が見捨てられても同じ屋敷に住んでるし女房たちはそこまで将来の不安なんて考えてないんじゃないかな
源氏の一番の寵愛を失う紫には死活問題だけど、女房にとっては紫が花散里くらいのポジションになっても女主人正妻付きじゃなくなってガッカリはするだろうけど困りはしないだろうし >>559
院の命令を軽く考えすぎかなあ
源氏は准太政天皇なんだから朱雀院の申し出などきっぱり突っぱねられるはず
というのは女房が勝手に言ってるだけで源氏が紫にそう説明したわけでなし
源氏の思いやりがないから院の御娘を娶るのだというのは不敬すぎる
源氏の藤壺への思慕のために女三宮を娶るのはあまりにも紫が可哀相すぎるというのも
もともと紫のことも藤壺に似てなければ娶っていないわけで本末転倒な気がするし 何でそう頑なに、女房たちは紫のことなど思いやってないって主張するのか分からない
紫の葬儀で女房が車から転げおちそうなほど正体不明になったり、喪服を脱ごうとしないのは全て演技だとでも?
ちゃんと紫は慕われていたでしょう、ずっと一緒に暮らしてるんだから女房は女主人にある程度感情移入するよ
もちろん金の切れ目が縁の切れ目っていうのも現実にあるだろうけど
紫の女房たちは北の方付きの女房っていうポジションでなくなることにガッカリする程度では 主人は思いを洗いざらい、女房全員には打ち明けないよね。せいぜい乳母か乳兄弟ぐらいじゃないかな。王命婦は手引きしたから一蓮托生になったので特別だし。
女三宮が降嫁してきた時に女房達が「面倒なことになりましたね」等と喋ってるけど、原作では公然とそばにいる紫上の事をディスってる場面なんだよね。あさきだと紫上に対して義憤を感じてる場面だけど。 たくさんいるんだからドライなのもウエットなのもいるんじゃないかな
玉鬘見つけた人なんか心のうちは紫に対してかなりドライだよね 紫にとっては朱雀院からの縁談を源氏は立場的に絶対に断れなかったって考えた方がまだ楽なんだよね
若くて高貴な内親王にスケベ心を起こして紫を一の人の座から追いやったとか残酷すぎる 紫に対してドライでもウエットでも結局源氏には逆らえないということで
締め出しくらいの反抗はするけどね >>554
ですねー
ただそれはまあ昭和中期までお妾さんという職業があったのもある…
私事で恐縮だけど祖母と曾祖母がまさにその奥様側だった
その役目をこなせたのは、まだまだ縁組が家同士による強制的なもので
自由結婚の時代と環境ではなかったからかなと思う
紫の場合、立ち位置もそうだけど
やっぱり源氏を愛してしまったのが気の毒だったなと
情はあっても(?)愛はない源氏の玩具のような愛人関係で暮らすというのも
恋愛を知らなければ不満はないかもしれないけど >>568
だから、あの女房は紫に凄く残酷なことを言ってるわけだよね
「院のご命令は絶対ですもの」と女房が同情してくれるなら紫は救われる
だけど院の命令なんか断れますもの、と本当の理由が別にあるように言うのは
紫のことを一身に想う忠誠心というより一歩間違えば嫌味 >>568が正解だと思う
源氏にとっても実際そうとしか言い訳できない
たまたまそこに配慮の足りない女房がいるという状況は
物語的に必要な装置だからじゃないかな
紫自身の煩悶を筋立てて描くより、俯瞰した状況をモブに語らせてる
院なんて当時そんなに権力ないし現に源氏も断るシナリオだった
夕霧ですら選択権がないわけじゃない微妙な線だから回避も可能だった
でもそれは聞きたくない現実というだけ >>567
右近は元々夕顔の侍女だったから生え抜きの女房と比べて
紫の上に思い入れが少ないのは自然じゃない? >>572
今上なんかは夕霧を藤壺に呼びつけて庭の菊を手折らせて強引に女二宮を娶らせてるし
今上の実父である朱雀院には権力なんかないし断るシナリオというのも言い過ぎだけどねえ
そもそも権力なかったら女三宮を後見できないんじゃない?
朱雀院は女三宮を源氏か夕霧かどちらかに娶らせると決めていたから
どちらかは娶らないといけなかったと思うよ
ただあの場面の女房の言葉は女房が紫のことを思って言ってくれた有難い言葉だから
紫も心を開けばいいのにという話ではなくて
紫は女房の言葉に自尊心がズタズタになり言い返せなかっただけだと思う 574訂正
夕霧を藤壺に呼びつけて→薫を藤壺に呼びつけて >>574
薫に女二宮を娶らせるのは当時の公達出世コースなんだから
当事者的にも世間的にも普通にありでしょう
人情的にもスペック的にも障害と言えるものが何一つない縁組だよ
紫についても女房に心を開けばいい云々など誰も言ってないですよ
聡明だから誰かに言われなくても紫自身がよくわかってること
それでも別の考え方をしてせめて心を癒したいという感情はごく自然のもの
サイコパスでもない限り普通わかる筈 >>574
付け加えると、朱雀院の後ろ盾は既に斜陽な右大臣家とはいえ
院の身で娘の後見くらいできなくてどうするって感じだけどなあ
ついでに朱雀院がそうまで押してくるなら夕霧に行った話かな
それだと断れなかったかもしれないけど見えない所に禍根は残したかも?
まあ雲居さんも中年期に大マジな恋愛されるのがいいか
新婚真っ最中に水さされるのがいいかという話になるけど >>574
薫にはいい年して正妻どころか妻もいなかったし断る理由が全く無かったからね
実際そんなに断る気もなかったし
源氏と夕霧のケースとは違う >>557
須磨へ下るときに源氏が自分の女房達を紫付にしたの
源氏の寵愛が深いといってもそれ程の女君じゃないでしょうと高を括ってたら目から鱗
源氏の帰郷後も紫付でいたのに 夕霧と女三宮が結婚してた方が良かったかもね
雲井の雁は女三宮が来たからといって病みそうにもないし
柏木の女三宮への執着を知っているから警備厳重にしそうだし
夕霧と女三宮との間に実子が出来ていたかも知れない
柏木は若くして死ぬことなく女二宮は未亡人にならずに済む 入内すればいいんじゃないかって最初源氏も言ってたよね冷泉のところに行ったら特に寵愛はされなさそうだけど悪いようにもならなかったかも 柏木の闇が深くなるだけじゃね
親友の元に恋い焦がれてたまらない女三宮が降嫁って >>576 >>577
>紫についても女房に心を開けばいい云々など誰も言ってないですよ
これは>>555あたりの一連の書き込みをしている人に対して
サイコパスとか怪しげな言葉使う人ですねえ
今上に関しては夕霧が六の君を薫と結婚させようとしていたので先手を打ったわけで
薫を自陣営に取り込む一環といわれていたのでは?
しかも薫が望む女一宮ではなく女二宮
明石中宮腹の女一宮では後見人が夕霧なので別の女御腹の内親王を嫁がせ
今上のやり手っぷりが光る婚姻
あと外戚の右大臣家の権力が重要だったのは朱雀帝在位中でしょう
女三宮降嫁以降の朱雀院は今上の父という立場での権力でありいわゆる院政
今上は権力者・源氏の娘と政略結婚して立場は安泰
朱雀院は今上が安泰である以上、天皇家の家長として安泰
薫に女二宮を 例えば女房はドライと割り切るのがデフォルトだったとしても
そんな世界でさえ紫を認め慕う使用人達の描写があるというのが
答えのような気もする
>>580
朱雀院がひるむ程には雲居実家の権勢もあるし
こちらは漸く実った初恋、あちらは院の命令と誰もが思うだろうしね…
ただ夕霧と柏木の親友関係がどうなるかが読めないかも 若紫がちゃんとした実家でのびのびと育てられていたらきっと雲居の雁のような
感情表現豊かで明るくてお茶目な可愛い女人になっていたんだろうな
藤壺が理想の源氏が藤壺のような落ち着いた大人しい女性を好んだから
そんな風に人格形成されちゃったけど本質は全然違うはずなんだよね
源氏のお相手って元気なタイプが全く居ないな、怖いもの見たさの源典侍くらいか >>583
サイコパスという語が怪しげなんて仰る人に初めて遭遇したけど
今上の思惑がどうであろうと一般的に望ましい縁組で薫も当然受ける
そして源氏物語の舞台は院政期ではない 院政って院に力を持たせて自滅した制度だけど
そこを強調したいとか? >>581
ああ冷泉に入内が誰も傷つかない最良策だったか
朱雀院は源氏へのコンプ拗らせて娘を不幸にしてしまったなと思う 冷泉に入内したら左大臣家後見の弘徽殿と源氏後見の中宮という
最初から後ろ盾の絶大な女性達と寵を争うことになるうえ
そもそも中宮という正妻がいるところに皇女の女三宮が行くメリットがない
源氏に眼をつけたのはきちんとした正妻がいないからなのだし 主人を上げるにしろ下げるにしろ女房の噂話やその様子は見せ場の演出も担ってそう
結婚前の雲居→姫様がこれでは自分たちも肩身が狭いわ〜 からの
結婚後の雲居→今や女御様よりときめいてますわ〜 >>585
若紫は元気な子だったけど、おしとやかにされちゃったね。立場上ならなきゃダメだけど。 >>589
娘に最高の待遇を望むのは当たり前だけど
内親王なんだし入内して寵を争わずでーんと構えていくってわけにいかないか
それも噂でああだこうだ言われるか >>588
朱雀は源氏コンプ
源氏は藤壺マニア
この二人が成長できなかったことで、紫と三宮が本来味わう必要のなかった不幸を味わう羽目になったね >>592
冷泉のもとに入内って、誰が後ろ楯になるの?ってことで成立しない話よ。 兄だけど一応義理の母ってことで源氏も後見してたんじゃない?
なんか道具揃えてあげたりしてたきがする
源氏が訪ねてきたら一騎当千だか女房たちが言ってたし
兄さんエ… 兵部卿宮だろうね女三宮が入内したら今上が形だけでも後見してくれたかも
というか源氏も確実に女三宮より先に亡くなるんだがその後どうする気だったんだ 女三宮は柏木にくれてやればよかったのにね
薫のように色々盛ってやってからの降嫁にすれば問題なかったんじゃ?
やっぱり源氏に対して朱雀が盲目すぎた気が >>597
今上の母女御は女三宮のことを面白く思ってなかったので後見は無理
今上が女三宮を支援するようになったのは母女御が死んでから 過去に自分の女を寝取った弟に愛娘を嫁がせようとかすごい!拗らせてるね しかも、これでお前も幸せになれるよ、とか
あんたの最愛の朧月夜も源氏に泣かされて来たじゃないか
あんたが執着した秋好の母君は源氏への恋煩いこじらせて大恥かいた挙句早死にしちゃったじゃないか
しかもそいつ、貴方と年変わんないよ?
大人しく柏木に位をモリモリに盛ってから降嫁させた方が絶対に良かった、結果論だけど 正式に源氏の妻になれば源氏が死んだ後も夕霧とか子孫が面倒見てくれると思ったのかな
源氏の子孫も地位は盤石だろうし女三宮の面倒も十分見れそうではある 源氏との間に出来た子供が面倒みてくれると思ったのでは
女三宮はとても若い女性だから 柏木は三宮もらっても満足しない
御膳立てしてもらって来たのがあのキャラだったら
反応ない〜つまんない〜てなりそう 柏木は朱雀院鍾愛の皇女ってブランドに惹かれてるんだから
相手の中身なんて大して気にならないのではないの
女三宮は美人だしちょっとアレレなところも流石皇女様って思いそう >>604
女三宮と源氏の間の子が出世して母親の面倒を見れるようになる前に
源氏が死んでしまう可能性が高いし実際源氏ではなく柏木の子だけどそうなったじゃん 藤原道長の政敵が最終的に叔父や兄になったように、女三の宮から産まれる子は夕霧から見たら将来自分や子孫の政敵になる可能性が高い。
朱雀院が源氏の死後も夕霧が女三の宮親子を十分に後見してくれる引き立ててくれると考えたのならお花畑にも程がある。 末摘花や空蝉まで世話してるのはポイント高いと思う。源氏が死んでも困らないぐらいの物は貰ってそうだし。 柏木が三宮と結婚したとして、ある程度夢中になって尽くしたらちょっと飽きて中流に走ったりもするだろう(血は争えない)
でも、三宮自身がそういうの気にしないし、柏木も内親王を尊重して対等な妻ポジは作らずあくまで愛人との遊びで止めるだろうし
何より都中から紫と比べられてヒソヒソ言われることもないし
お互い幸せだったんじゃないのかな?
朱雀が求めた娘の安定ってまさにそういうことだったろうから
正妻がいなくて都随一の地位がある相手!じゃあ六条の院で決まり!って、
朱雀にも御息所の念が取りついて血迷わせたんじゃね?と勘違いしてしまいそうなほどアホな選択肢だ
夕霧の正妻より紫の方がちょろい・追い落とせると思われたってのも紫にとってのショックポイントだね 柏木と女三宮が結婚していたら嫡子として薫も苦悩することなく匂宮みたいになってたかもな 源氏を遠くから見る人にとっては幸せだけど身近な人ほど不幸になりがちというのは
なんかアイドルとかスターを彷彿とさせる・・・偶像として生まれた人の宿命なんだろうな
源氏が生まれる直前の悪霊?の言葉はもしかして慈悲だったのではとも思えてくる 柏木と女三宮なら子供も何人も生まれそうだしなあ
わりと普通に夫婦らしくなるんじゃないか >>612
役割をもらって、男女の仲から一抜けした花散里、明石は上手く生きられてよかった。
年齢的にも、いつまでも男女の仲は源氏相手だときつすぎる。 >>586
なるほど。
あなた自身が サイコパスだから
他人をサイコパスと呼ぶことに何一つ罪悪感を感じないわけねw
何を好ましい婚姻と考えるかは当人次第じゃない?
紫と源氏の婚姻はね!世間の誰から見ても好ましくない結婚なのよ!
誰もがみんな紫に同情して結婚反対を唱えたのよ!とあなたが息巻いても
紫式部の時代、一条天皇の父円融上皇が力を持っています
院政期になるまでの上皇には何も権限がない
娘の婚姻を臣下に勧めたら臣下は断るのが当然だというのは
あなたの無知な思い込みです どうでもいいけど>>615は自分がサイコパスと言われたと思い込んだの?
どういう思考回路なんだ >紫と源氏の婚姻はね!世間の誰から見ても好ましくない結婚なのよ!
>誰もがみんな紫に同情して結婚反対を唱えたのよ!
えええ・・・この人大丈夫なのか・・・?
朱雀といい、一線退いた人に決定権持たせるのはやっぱだめだねえ。歴史が証明してるわな
表舞台にいない人間が権力を持つと結局制度も摩耗する >>614
一歩引いてる私の方が幸せなのかもって明石の言葉が重いね
紫は引かせてもらえない
源氏のオンナである以外の存在価値などないと縛られちゃった 今上が女二宮と結婚させた件、やり手っぷりが光る、っていうけどどこがどう?
帝から言われて固辞出来ないというだけでは? なんとなくズレっぷりがドリームさんと被る
コイツ院政復活支持者だろw 老齢者を敬う事と絶対的服従は別物だよなぁ
現場の判断ができない老人は引っ込むべきだ 帝や院に娘をやると言われたら断れないの?
源氏が朱雀院のお見舞いに行く時に紫が三宮様の縁談が持ち上がっても大丈夫ですよね?信じてますわと思ってたけど 薫の場合、未婚だから特に断る理由がないんだと思う。良い仲の姫もいないし、貴族の男が独身貫くなんて出来ないから。 薫は断る方が逆に不思議なタイミングだったしね
けど相応の理由があれば断れる。もったいなさすぎて辞退なんてのもざら
源氏も辞退するつもりだった
色々問題はあっても冷泉・夕霧・柏木の世代から婿選びしたらよかったのに
今上の妹を無下にはしないんじゃないの 源氏は準太上天皇で天皇に次ぐ地位だから断ろうと思えば断れたって感じの描かれ方だったよね
源氏があそこで了承せずのらりくらりかわすなり他に薦めるなりやりようはあったんだと思う
朱雀が自分の力が及ぶ内にと急がなければ、源氏や今上に後見してもらって夕霧の家庭が少し落ち着くとか、柏木がもう少し出世するの待つとかできたよね 源氏の場合は自分が歳だからって理由で断ることができた
実際最初はそれを理由に断わって朱雀院も夕霧は難しいかと聞いて来ていた
でも藤壺に繋がる高貴な女性を源氏自身が欲しくなって受け入れた 例えばだけど、朱雀も源氏に誰かを紹介させたらよかったのにね
そりゃめぼしい殿方には限りがあるけど…発掘的な意味でw
源氏としても自分が薦めた手前その縁組にはずっと気配りするだろうし… >>610
最終行、意外と政治的な見る目持ってるね朱雀
実行力はなかったかもしれないけど
陰謀渦巻く宮中政治ど真ん中にいただけのことはある 夕霧より出世はやや遅れているが、太政大臣家の長男で、独身。柏木は好条件だというのに見過ごされちゃって…
そのくせ二宮なら即OKなんて、柏木も二宮も軽く見てない?朱雀。 美少女だけど文字通り人形のような無機質な女三宮の何がそんなに朱雀は気に入ったんだろう
そこまで美人じゃなくて母親の位も低いけど賢くて行動力もある落葉の宮の方が魅力的に見えるけど >>632
手のかかる子ほど可愛い
母がいなくて不憫
血筋が高貴
この三点セット
柏木もいいんだが位がね……
という時点で、もう夕霧以外の同世代の若者に任せる気ゼーロー
源氏マニアはこれだから困る 女二宮と結婚が決まって女三宮もものすごく喜んでたし薫は全然断る理由がないんだよな >>632
女三宮は朱雀にものすごく懐いてるよ
女三宮がこの世で一番好きなのは父親
美少女で血筋が良い娘に懐かれたら可愛いと思うよ 優等生よりダメな子の方が可愛いってよくある話だしな
二宮は優れた人だし好きだけどキャラとしてなら女三宮の方が可愛く感じる
どっちが好きかは人によるんじゃないかな 原典の女三宮はあさきほど無機質なキャラではないみたいだけど
あさきの描写だと他者にほぼ無関心に見えるので
自分だったら普通に交流できる落葉の方が好ましいなと思う 普通、皇子・皇女は妃の里方が教育を担うけど、女三宮は母が亡くなって朱雀が手元で育てたってことで愛着が一入なんじゃない?
ちょうど源氏が桐壺帝に手元で育てられた秘蔵っ子みたいな感じで >>630
持ってなかったという話をしてるんじゃない?朱雀って人を見る目ないと思うわ
>>633
それこそ柏木の位をどうこうしてやれる力くらいはあるだろうにね
できる上司だったらペーペーな部下でも娘婿にして出世馬コースに乗せる
まあ朱雀の諸々の言い分はおそらく建前であって、源氏とどうにかなりたいという薄暗い欲望を
愛娘に託しただけやんけっていうどうしようもなさ 女三宮の結婚生活について、源氏に対して朱雀は当初からずーーっと何やかやうるさい!
ああうちの娘が自分の思う通りに可愛がられていない、にかられて干渉しすぎ。紫上に後見を頼み、帝から二品を賜らせることで外圧を加え。上手くいかなくなるじゃん。
紫上の方を見てて、宮には外部から謗られぬように扱ってるというんでも上手く回ってたのに。結婚生活って色々付き合いが難しいだろうけど、義兄(帝)義父(朱雀)が常に愛情度合いまで図ってくるってのはやりすぎだと思う。
左大臣みたいに本当の親みたいに(甘い?)接してくれる人の方が稀かもだけど。 朱雀は源氏を徹底的に負けを認め賛美して、挙句の果てに愛娘を財産付きを差し出した。
この弱さをさらけ出した生き方はある意味厚かましさすらある。
その朱雀の厚かましさに段々と源氏はペースを狂わされて不幸な結果に終わるのが面白い。 そうはいっても相手は元でも帝様だからね
上からの干渉受けたくないなら若いときみたいに気ままに振る舞えばいいけど
年取って世間体も気になれば
勢いずく気力も無いわけで
所詮は帝になれなかった源氏の立場の弱さの表れでしょ
最後の最後で権力にひれ伏してしまった年寄りの末路 権力にひれ伏したんじゃなくて年甲斐もなくスケベ心を起こしたんだと思っている そ、藤壺の宮カムバーック!まだ若い藤壺もどきを手に入れられるかも?と内心ウキウキ
朱雀が源氏大好きすぎなのが一番ダメだったんだよな
秋好の件も、朧月夜寝取りも、本来激怒してその不快感を周囲に漏らしてもいいくらいだ
でも、源氏の君なら仕方ないね…と優しく流してる
女君たちより源氏が好きだったんだよ、結局
朱雀が本気で怒ったのは三宮を出家させた時が初めてか >>639
出家したいと願い出た時以外で女三宮が朱雀に感情を露わにした場面あったっけ ひょっとしたら藤壺に似てる?の好奇心に負けたのね。
若く身軽な頃ならそれでも恋人の一人、妻の一人にすればあてが外れても良かった。
若い頃の行動原理がとんでもない時に出てきちゃった。老境への抗いだと思うけど。 >>641
悪手フルコースですごいw
その類の圧力をかけられるのであれば
女三宮は冷泉にやって政争ゲームを楽しめばよかったのにね 結果的には見た目も中身も藤壺に似てなくて良かったけどね
これで中身はともかく見た目が藤壺だったら完全に入れあげていたと思うよ
見た目藤壺で中身は弘徽殿さんのハイブリッドだったら面白かったろうが 中身は弘徽殿なら、情熱的に源氏に惚れてくれるじゃん。お渡りが少ないのを自らお説教しちゃう。可愛い。 源氏は若妻の言いなりになって紫を出家させる
紫は開き直って仏門と孫の世話に専念して長生き
源氏はハッスルしすぎてバイアグラであぼん 上から出来ない女人だから源氏は結局朧月夜と不倫しそうだし元の女三宮みたいに全く気にしないわけじゃないから激怒して大事にしそう
その場合どっちに怒りが向くんだろう朧月夜は出家しちゃうからノーダメージっぽいけど なんで弘徽殿さん?と一瞬思ったけど
女三宮にとっては祖母だった。外見も中身も全然似てないよ〜 >>655
ある意味全員が幸せになっていそうw
出会った頃の藤壺(と同じ顔&年齢の内親王)に情熱的に迫られたら
そりゃ良くも悪くも源氏の理性は吹っ飛びそうだ >>641
この降嫁は朱雀対紫の対決だから。
朱雀も、紫相手なら勝てると見て戦い仕掛けたが、紫が意外にしぶとい。
で手紙で圧力かけたり、今上から三宮の品上げさせたりと一手一手攻撃。
>>651
そこは冷泉女御では勝ち目ない、と朱雀はちゃんと読めた。結構賢いんだよ。 >>641
そこは家運をかけて入内させた明石女御をもし今上が寵愛せず
なかなか男御子に恵まれなかったら
義父源氏&義兄夕霧がでしゃばって今上に圧力かけるだろうし一緒じゃない?
葵の場合、葵存命時には源氏は葵一人だけを唯一の妻として守っていた
誰も葵の存在を脅かす者などおらず、源氏がこっそりと愛人や通い所を持つ程度なら
左大臣は見逃したという感じじゃない?
源氏が二条院に女(紫)を囲っていると知ったときには
左大臣は桐壺帝に対して直々に苦情を申し入れているよ >>659
財産も主張も思うままにできない女相手に戦うんだ?ショボッwww
結局娘を最悪な形で失ってその勝負()にも負けてるじゃないか
なりふり構わないやり方するから逆に娘の格を下げている
世間にも知れ渡ってる時点で賢くない >>658
確かにある意味全員が幸せwだけど後世に広く残る物語にはならなかったかもねw
朱雀は誰に嫁がせるにしろ、あんなに心配して手を掛けるなら女三宮の女房の人選と教育にその労力かければ良かったね それにしてもこの話で最強に愚かなのは源氏よなぁ
そこに源氏自身が謙遜ではなくがっつり向き合うのは迫真かも
あれほど傲慢な人間が過ちと敗北人生を認めるのは
なかなかアクロバティックな精神運動という気がする
悲しいけど飛躍的成長が最期に来たみたいな 人生の最後に来て、高い精神性を獲得するには、苦しみにまみれた収支決算をしないといけなかった。立派にやり遂げたよね、源氏。
あさきだと女人達に礼を言っている。
俺の人生の中の女達、ではなく、女達の中の俺の人生という転換だね。
源氏の内から各々の女人が各々の要素を引き出し、豊かにした。
人生を振り返った時、そんな人達がいてくれるのは幸せ。礼を言える幸せ。
そこから急速に精神の跳躍をし、聖性を獲得するんですから、やっぱり見事な主人公だよ。
若菜以降の彼は1000年叩かれて来ただろうし、今もそう。でも、この物語を伝えよう、伝えなくてはで伝わっているのは、最後の最後の源氏のあり方なんじゃないかな。好きですよ。 >>661
まあ紫の武器は愛だけだが、それで元帝と互角に戦ったのでいいセンいったと思ってる。 >>662
古より変わらないワード
「バカな子ほど可愛い」
だから仕方ない
なんの憂いもなく都一の男の正妻として一生安泰
&中流の女君を拾って仕込むのが趣味の源氏に、うちの子も紫を育てたように育ててもらえるかなと言う淡い(甘い)期待
歳とった源氏は真っさらな子を教育なんて面倒なことはせずに可愛いお人形さんとして愛でることにした
(あんまり口うるさく躾てジジイやーねと若い女房らに思われるのも嫌だったんだろうか、やはりw)
当てが外れてやきもきしちゃった朱雀さん >>664
それだね…胸糞悪い男だけど、主人公としての魅力が格段にある
赤子の薫を抱き、柏木を思って泣くところなんて名シーンだと思う
あと果たして自分は薫を愛せるのか?という苦悩からのベタ甘激愛親バカ化
柏木の女三宮への意向って朱雀院まで通ってたと思うんだけど
婿選びの際に僅かでも調査させなかったのかな?
結構ハイスペックなのに、やっぱりただ単に興味がなかったんか… 源氏は人間の光と影の両方描かれてて人間くさくて魅力的
ただ自分の身近に居てほしくはないなw
ハイスペック人間は遠くから眺めるかフィクションで愛でるのが一番幸せ >>667
叔母の朧月夜を通して積極的に女三宮との結婚の意思は伝えてた 柏木に三宮をあげておけば、自分の結婚に骨を折ってくれた叔母のことも
後々もそれなりに大事にするだろうし朧月夜の老後もさらに安心だったろうに 源氏は大スターで、そんなんと付き合うのって物凄く大変。
女君達ってみんな凄いよ。毒気にあてられそうじゃん。
紫上なんて毎回源氏の作り出した問題に最適解を与えなきゃなんないし。。
頭中将(この人もスター)と源氏を手玉にとった源典侍が最強かな。 源典侍も老後は出家して
朝顔と同居してる女五宮に仕えてたよね
最後まで男女の仲を退けた高潔な朝顔のすぐ近くで
出家してもまだ色恋に関心がある源典侍が笑顔でいたのが面白かった 源典侍と修理大夫は愛人関係だったのかな?
修理大夫は結婚してそうで源典侍は生涯独身っぽい 修理さんは源典侍最大の理解者なところがかっこいいな
自分の人格と人生そのものを大肯定してくれる存在って素敵だ
柏木は名門の嫡男で一応当代トップクラスのイケメンポジにつけてて
笛の名手というキラキラオプションもついてるのに朱雀さんなぜなんだ
落ち葉は申し分ないけど、別の内親王を賜ってしまったら
柏木の女三宮への望みは絶たれてしまうから本気で恋をしていたら切ないね 源典侍は藤典侍と同じで結婚しても御所勤めで普通の奥方みたいにはならないんじゃないかな?
と思って調べたら原作の源氏物語では修理大夫は元恋人でずっと執着されてるって設定とwikiで見かけて吃驚した… 紫の上と朧月夜は本質的には源典侍みたいに最初から普通の結婚をしないで
キャリアウーマンとして御所の中枢で働く方が性に合ってそう
帝の髪を結うって女性としては最高クラスのキャリアウーマンっぽい 源典侍は女五宮とどこで知り合ったんだろう。
王族同士だし、親戚か。
ちゃっかり仏弟子さんになってたのにはビックリ。
仏道修行というよりは、趣味のサークル活動みたいな。
煩悩丸出しの恋バナを聞かせていないといいけど(笑 好色なのはあまり外に出したくないけどwあんなおばあちゃんになってみたい 源氏物語にはまったきっかけは天真爛漫で自然体な幼女の若紫なんだけど
それまでは平安貴族の薄気味悪い男女のドロドロホラー物語かと思って敬遠してた >>680
ぱ〜ぷるさん(←懐かしいけどわかります?)は意識してそうだけど
源典侍は老齢でも元恋人に執着される程なら
ダメンズではなく本当の意味でモテまくり美女だったのではw なんだかんだで20歳前後の当代一の貴公子を落とすんだから老齢でもなお女子力が凄まじい 都合のいい女って感じではないよね
綺麗で有能でイケイケだったんだなw 源氏にも頭中将にも面白がられてるだけのような>源典侍
貴公子2人にマジで取り合いされてると思えるおめでたさはすごい
だから長生きできたんだろうな ああ自分が言ってるのは若い頃の話だけど
源氏と頭中相手のは超前向きマインドでストレス知らずっぽい
確かに元気で長生きにも納得 頭中将はともかく源氏はやっちゃったからなあ・・・
あれをおばあさま孝行と言える神経がすごいわ そのおばあさま相手に勃っちゃったわけだからなあ源氏は 頭中将も一応致したよね?
まあ確かに会話感覚で寝るって恐ろしい文化だなと思う
病気とか一気に広がりそうで怖い 太夫の命婦(源氏の乳兄弟)も人生楽しんでたみたいね。
殿上人と駆け引きしたりして。恋は宮廷の花の一つであって、
御代が栄えてる証拠だと思う。
源典侍は最も女官ライフを満喫できたんじゃないかな。
あの明るさはやっぱり良いわ。 >>688
少なくともあさきでは頭中将が寝た描写は無くて源氏が致した後に悪戯心で踏み込んだだけのはず
原典でもそうみたいだけど頭中将が源典侍と寝た描写はあったっけ >>690
てっきり源典侍の袖を引いた後の描写がそれだと思ってた
最中は省略で釈然としない事後の様子のコメディタッチ描写だと
太夫の命婦もいかにも人気ありそうなキャリアウーマンだなー あの時代、宮中で働く女にとっては本当にやったかどうかも大事だけど、
それ以上に「こんな素敵な殿方からアプローチされてる」ってことがステイタスなんじゃないかな?
源典侍の若いころのワンショット、本当に可愛くて明るくて好き
あさきの中ではトップクラスの幸せな女性なんじゃないかな?
紫も、父に引き取られて、継子ということで義母に女御付きにされて仕事で後宮に上がった方が幸せになれたんじゃなかろうか
宮姫、しかし脇腹、父親はそこそこの地位、という微妙に融通効かない身分で、源氏の妻になっちゃったおかげでよい時も悪い時も目立ちすぎる
元の頭もいいし、明るくてかわいい子供だったし、宮仕えに向いてるはずなんだよね ラストに源氏が今まで愛した女性の顔を空に浮かべる場面で
源典侍がすごくスケベな顔してるのが笑ったw
あの中に秋好中宮が居るのは本人知ったら嫌がるだろうなあw 身分も高く容姿も華やかでセンスも教養もあって宮中生活を謳歌
当時の女性としてはかなり幸せな生涯だよね、源典侍 >>693
あの回想に出てきた中で
唯一源氏にひとかけらも愛情持たなかった女人だよねw
源氏と紫の養女にしてもらって入内したことは感謝しているだろうけど
根っこは母を苦しめた嫌な奴 源典侍はいつ落飾したのか。
修理さんが亡くなったのかなと以前は思ったけど
桐壺帝の御代が終わったから、と考えることにした。
不穏で余裕のない朱雀朝だと、明るい笑いもなく
恋する楽しみよりも生活不安が先に立っちゃう。
源典侍の良さが活きない。
あと年齢を考えたら修理さんも自分も別々に違う境地で
生きた方がいいってなったんだと思う。
生き別れだけど文のやり取りはあったりして。
源典侍が変わらず明るいのも心に余裕があるのも
そういうことじゃないかなってね。 あさきの源尚侍だと、残り35億も制覇した達成感で
晴れ晴れと出家してそうw >>693
「自分の」恋した女性であると同時に
自分への無関心と拒絶も教えてくれた女性というポジかも>秋好
晩年の源氏はあの年代で自分の非を認めたところと
そこで絶望して終わりじゃなくて
周りへの感謝をもって人生の意味を見出したところが
流石主人公だなーと思う 源典侍には子供が居なかったのかな?もしかしたらそのことで葛藤があったかもね >>695
秋好は紫の養女じゃないよw
このスレに紫にはちい姫と秋好が付いていると繰り返し書いてる人がいるから勘違いしてるんだろうけど
秋好は源氏の養女だけど紫とは無関係
秋好が紫に会ったのは義妹のちい姫の裳着の腰紐を結う役を勤めた時だけでこれが初対面
その前から春と秋のどちらが素晴らしいかたまの文通ぐらいはあっただろうけど
秋好は実母を覚えているし母六条と別れた源氏が結婚したのが紫なので複雑だと思う
女三宮の裳着に櫛を贈っていたり紫に対しては適度にドライ ドライだっけ?
あさきでは紫と親交あったし慕ってなかった?秋好 男に振り回される人生より宮中勤めのほうが幸せっていう人いるけど
紫式部も清少納言もいじめられてひきこもったりしてるぐらい魑魅魍魎の世界じゃないの
主人が没落したら仕事失うし >>701
紫のほうが入内の準備を手伝いたいわ!と源氏に頼みこんで秋好を慕ってる感じじゃない?
両者は1歳しか違わないし身分は先東宮の一人娘で中宮に上った秋好のほうが桁違い良いし
秋好は義弟の夕霧は元服するまで御簾内に入れて可愛がったり
義妹のちい姫の裳着の腰紐を結う役を引き受けたり可愛がってるけど
母親の悲哀を知っているだけに源氏の女たちとは一線保ってると思う
>>692
紫は他人からの評判を気にしすぎて邸の奥深くで物音一つ立てずに生活してたから
常に同僚女房たちと一緒に共同生活の宮仕えなんて大変じゃない?
あなたも王女御さまみたいに御正室さまの腹から生まれればよかったのに~とか
カマトトぶってるけど男いるんでしょう?なんて平気で言われそう 紫の上が自室ですら女房に気づかれたくなくてため息一つつけない性格に育ったのは
源氏の教育と言う名の洗脳によるところが大きいので
一般的な家庭でのびのび育っていたら大輔の命婦みたいな
明るく恋と仕事をエンジョイする性格になっていたかもね >>700
あさきでは源氏自身が紫には秋好中宮と明石女御がついてるから出家しようかなーとか考えてるシーンがあるからここではそう言われてるんだと思うよ
秋好が明石女御の裳着で腰結いに来た時、春の御方に会うのが楽しみと言ってるのとか、原典は分からないけどあさきでは仲が良い設定に見える 秋好の養父、後見は源氏。紫上は養母。
二人で彼女を後押しした。 >>708
そうなんだ
あさきが手元にないから見落としてたんだと思う
あさきは若菜以降、全宇宙が紫一人の苦悩を中心に回りすぎ?であまり好きではない
源氏と秋好が2人で六条のことを回想しているシーンとか完全カットだし
秋好がちい姫裳着のために春の御殿へ来たのでついでに紫も参入したシーンでもあさきでは
最初から秋好は紫と会う段取りを決めててそれが楽しみで引き受けたことになってるんだね
>>709
あさきではそういうことになってるの?
でも秋好と紫ってちい姫裳着まで会ったことすらなかったよね >>710
源氏が秋好に秋草から六条の話をする場面ならあるけど違うのかな、どんな話してたの?
あさきのこの場面は藤壺を亡くして、秋好や槿に藤壺や六条のような憧れさせてやまない存在を求めてふらふらしてる 適当なたとえではないけど
雲居と藤尚侍もおそらく対面はしてないんじゃない?
勿論いい機会があれば会うだろうけどね
基本的に文のやりとりが当時のスタンダードな交流じゃないのかなー
紫の苦悩は終盤をまとめる重要なファクターだから
源氏のラストを描く為にもきっちり触れておく必要があるし
落ち葉騒動にも必要な視点じゃないかな 秋好も母を苦しませた男は憎いと思うけど
大勢いるその男の妻達まではどうでもいい気もする
きりがないから
玉鬘といい秋好といい源氏は母子丼の意欲満々だったけど
どちらも叶わなかったのはよかったわー 自分の息子の冷泉帝のところに秋好が入内した後に恋の歌を詠んで送ったからねえ
女性も男性も親子丼という悪夢の関係になるところだった 秋好は晩年になって玉鬘大君に嫉妬を露わにする。
60ぐらいだから一番波風が堪えるよね。 むしろ60で嫉妬ってすごい情熱だな…本当に60?
紫よりも母親六条との運命の連鎖を感じる 別に寵愛を競おうとかは考えてないだろうけど安穏と暮らしてたのにそれを掻き乱されたらイラッとする 60だととっくに出家してそうだけどそれでも気になるのかな 冷泉が凄い寵愛したからねそれで女児男児って生まれるし
桐壺源氏冷泉と似たような事をやってるんだな
頭中将は年取ったら落ち着いたのに 玉鬘大君は男子を産んだから
新弘徽殿はもっと神経逆なでされたように思ったろうね。
秋好は中宮だから、序列を乱された怒りだろう。
自分に向けられるべき愛情を盗まれているというのも
乱された序列の一環でしょう。
50、60のおばあさんしか居ない後宮に20の美人が来ちゃったら
50のおじいさんはメロメロになっちゃうよ。
元は冷泉が悪い。新しい女の子なら女房どまりにしておけば。 晩年の弘徽殿さん状態で若い女子に嫉妬するのか
あまりイメージできないんだよな 実らなかった恋というのを引きずるんだろうね
新弘徽殿とも秋好とも仲睦まじかったけど
冷泉さん自らが惹かれた風の描写があるのは玉鬘だったし 終盤の頭中将はえらく痩せていたから大病して浮気する余裕がなくなったのかと思った
やっぱ結婚して初老になったら男は去勢した方が平和な気がする >>700
原作櫛の場面読んで少し秋好が理解できた
中宮になった自分の成功にあやかるようにと三宮に櫛を贈る
貴族社会中心部は三宮の味方 朱雀がおすから
あさきもここ書くと深みが出たと思うが、紫ヒロイン設定だから秋好が悪者ぽくなるかな
源氏の責任も薄れるので物語として書きにくいか
秋好は中宮になった人だから序列を間違えることはしない
源氏の一の人として紫とも仲良くするが、三宮をたてるのが第一
それはそれ、これはこれ
>>710
原作は色々な話が多重に流れてる感じ それが不思議でもあり面白くもあるね 当時の貴族社会の常識視点で言えば
「三宮様はあんなに高貴で父帝にも愛されてしかもお若い、紛うことなきご正室様なのに、中流で年かさの情人に気おされてしまって可哀想」
というところなんだろうな、やっぱり
朱雀の心配やきもきも過保護なんじゃなくて当たり前のことなのか
秋好もちい姫も、三宮のせいで紫が可哀想としている場面はなかったのは、上流社会ではそれが当たり前すぎるからなんだろうか
そう世間に思わせるのは源氏のせいだけど
一番最初に紫を正妻として正式な婚儀をして寝殿住まいをさせ、父宮と上っ面だけでも交流していたら、「脇腹でも父君は宮様で今や立派な奥様」だったのに
紫のいう通り、源氏は紫を常に心のどこかで軽んじてたね、失うまでは
六条・藤壺・朝顔の様に高貴な、ひれ伏す相手じゃないからって
紫が優秀なのは自分が育てたからだって
なにより、紫を妻にしたのは藤壺の形代だからだって >>711
原作では何か所もあるけど特に秋好の想いがでているのは鈴虫の場面
女三宮も出家、源氏自身も出家を思い立っている頃、秋好も出家を思い立ち養父源氏と語り合う
秋好は母六条の怨霊が今も六条院に漂っていることに気づき母の鎮魂をしたいと思うが
中宮という重責にあるために簡単に出家できるものではなく源氏に諭される
源氏が女性と語ると言えば色恋以外ありえないというわけではないよ
>>727
秋好が女三宮に贈った櫛はかつて伊勢斎宮として下るときに秋好が朱雀院から貰ったものなので
朱雀院の皇女である女三宮に友好的だったからだろうと思うけどね
原作だと六条院内は女三宮を女主人として落ち着いたと書いてあるし
女三宮は他の妻たちを追い出すようなこともしていないので
一応平和に収まってたのだろうと思う
あさきだと六条院内も世間も誰もが皆この結婚を不満に思って収まることを知らず
女三宮を嫌がり紫を回顧する人ばかりだったことになってるけど 出産した直後女三宮が出家して誰も違和感とか感じなかったんだろうか
源氏の妻で一番若い正妻が一番早く出家って異様だと思うけど >>730
由々しいとは思いこそすれ、
理由も推測できないしね。
そのうち柏木の死の方に意識が行った。 軽んじてると言うか源氏が一番甘えていた女人は紫の上だと思う
ただそれは対等な男女の愛ではないし紫の上には負担が大き過ぎたけど
実母の愛の代わりを妻で埋めようとして最愛の妻を永遠に失ってしまった
そこからいろいろと悟りを開いて美しい姿で人前に現れるくだりは
泥水の中から咲く蓮の花がイメージされて個人的に最も素晴らしい話の流れだと思う >>727
なんかさらに深読みして自分を慕ってくれた
朱雀への淡い思いが今でも…なんてね >>729
あんた本当に特徴的だなwラスト二行なんて穿ちすぎだ
三宮の父親に賜ったものを三宮へ贈るなんて結構当たり前だろ
それこそサイ○パスででもない限り普通の人の情だ 前近代は集団(体制)の意識、近代以降は個の意識が表の描写に出るから
現代人が古典を読み解く時には両方の視点が必要だと思う
身分としてはこうだけど(建前)と一個の人間としてはこう感じる(本音)みたいなね
臨終の藤壺の述懐なんかもそうかな 源氏の人生は昇華されて完成したけど、そのために踏みつけてきたものが大きすぎたなあ
秋好も、自分の母親(が核になった怨念)が悪霊になって六条院を彷徨うだなんて知りたくなかっただろうな 六条さんて亡くなった東宮の事は微塵も思い出さないよね
ただ描かれてないだけかも知れないけど、源氏のことばかりでちょっと気になる
子供までできた仲なのに >>735
あなたの文章も本当に特徴的
意味のある内容は一切書かずただ他人攻撃だけを書き込む
サイ○パスという言葉大好きなサイコパス 母を泣かせた男が自分の世話をする、を
ようやく受け入れたのに、下心を出してきて
うわーやだ❗となった所に可愛らしい主上に
ほだされる。が、下心出してきた男とそっくり
という。でもま、顔は似てても人格が違うから
いいのか。 今上帝の女御に戯れに見せかけたとは言え女房も居る前で恋の歌を詠むとは・・・
当時冷泉は幼かったのと秋好が口止めしたんだろうけど冷泉が知ったらどう思うことか 冷泉だって本心では秋好と新弘徽殿どっちを気に入っていたかわからん
後見が大好きな父上だから年増の秋好を選んだようなものだし
これで亡き母上も喜んでくださるだろうって冷泉は両親孝行ではあるんだけどね >>738
源氏の物語だからと言ったらそれまでだけど、亡くなった東宮とは女御として普通にうまくいってたってことなんじゃないかと
亡くなった方を何度も思い出すのはその人に現世への未練を残させるから良くないみたいな考えがあったんじゃなかったっけ
>>729
あさきでも女三宮が当初は六条院の女房たちも不満げで源氏も勝手に期待した分期待外れで最初つまらながってるけど、女三宮への渡りもだんだん増えてるってあさきでも描かれてるよ
紫の視点で裏切られた苦しみは描かれてるけど六条院内は女三宮を正妻として普通に収まってて、女三宮を嫌がり紫ばかり回顧という印象はないな… ところで源氏は紫も軽く見ていたけど朱雀のことも微塵も敬ってないw
それでも天性の人たらしだから「兄貴は俺達のパパそっくりヒュー」などと
しれっと言えてしまう
なんだったら朱雀に対しては愛娘の顛末を申し訳なく思うどころか被害者意識すら抱き
そのまま存在を忘れて終わったかもしれない…恐ろしい男ですわ 連投すみません
こちらを読んでいてふと思ったんだが、意外と「源氏」物語色が濃厚だから
源氏没後も番狂わせがあるかもしれないな
明石明石の大魚雷からの夕霧機銃掃射くるか?来ねーなと思いきやまさかの冷泉砲みたいな
桐壷更衣の次は藤壺の血筋ターン 源氏が若ければ若紫再び!で自分好みに教育してたと思うの
琴教えたりするの楽しそうだったし ダークホース弾が面白いのと、ただ一門の栄光が永遠に続くとは
式部さん自身が思ってないだろうなってところのただの妄想です
一見梯子を一つも持たない玉鬘大君の子がもしかするともしかするか?と
>>748
売り双子キャラも減っただろうから満を持してドラマ化で 日本が世界に誇る財産だからアニメか人形劇か何かで全エピソードやってほしいね
源氏物語の全映像化っていまだに実現していないみたい 都に返り咲いてからの源氏の快進撃は
男性も楽しめると思うんだよね。
アニメにするならここから始めてもいいんじゃないかと。
(関わりのある女人の過去話は現在に繋がるエッセンスを語る)。
男の源氏の物語だからさ。
イケイケだっただけに若菜でドーンときて
あー他人事じゃない、って感じにエピソードを綴る。
ミドルエイジクライシスも老いへの抗いも描ける。
アニメでなかなか扱われないものだから見てみたい。 どうかな
源氏物語そのものが映像化に向かないから…(予算的な意味で)
アニメにするにしても服とか小物の柄とか手を抜いたら安っぽくなるし
実写化だと何故か紫式部本人と道長出したがる傾向があるし… ミドルエイジクライシスなんかアニメで観たいか?
それなら実写の方がいいわ……現時点での源氏物語の実写でアタリはないけどな 過去スレでも何度か話題に出てるけど、源氏物語にしてもあさきにしても題材が読まれ過ぎてて、個人個人私の中のさいきょうのひかるげんじみたいにキャラ固まりすぎてるから実写もアニメも上手くいかないと思われる 沢田研二の実写版はダイジェストだけど
源氏が薫をわが子として抱くところまでやる。
女三宮と黒猫とか、あさきはこのドラマからイメージを
そのまま引いてたり、違えたりしてる。
須磨行きまでだけど、出崎統のgenjiも好き。
右大臣、弘徽殿、朧月夜、朱雀がよかった。
朱雀は良い帝をやってると思う。 アニメでも1、2クールじゃ描き切れないよね
昔の銀英伝並に長くなるか、
シリーズで何年か起きに続けるかでないと
まあドラマと同じようにダイジェストが一番ありそうだけど NHKの人形劇なら予算は抑えられるし濡れ場も生々しくないしやってくれんかなあ
声優さんだけ20世紀から活躍している豪華声優さんでお願いしたい
源氏は個人的に井上和彦さんがいいな アニメ化か…萌え声の若紫とか嫌だな
ロリコン豚が食いつきそう 10年近く前にアニメ化されてますよ
紫の上は若紫時代も含めて遠藤綾さん(らき☆すたやマクロスFのメインキャラ役が有名)
が演じてるから当時はアニオタブヒブヒ言ってたのかな、アニメ見たことないけど >>755
須磨巻以降を描くなら、ミドルエイジクライシスもそれ以降の老齢化問題も避けては通れないもの。きれいなだけで済まされない話、大人の話って見てみたいわ。アニメでも実写でも。 アニメや映画だと女人が平気で人前や外に出て姿さらしてるから
女三宮が柏木に姿見られたのが何でそんなに咎められるのかわからなくなる >>753
男性視点だと13歳の可愛い少女を貰っても尚
中年の古女房とセックスしたがる源氏は共感できないと思う
古女房は子供の養育係でそれはそれ(紫は実子がいないから立場も弱かったけど)
今更子供を作るつもりもないのだしお褥すべりだと思う 過去スレで賛同多かったけど
NHK三国志シリーズの人形劇でいいんじゃないかな
見てなかったけど評判よかったみたいだし
>>753
あの快進撃ターンって面白いのかな
一臣下なのにイージーモードすぎて怖いw
個人的にはその後のまさかの落とし穴があるから面白いというか
やはり形にするなら源氏の死までやってくれた方がいいな >>764
紫の上が仲間由紀恵か深田恭子なら話は変わる 海老蔵が自主公演で源氏やってるね
今は二度目の公演で朧から明石まで進んでる
>>757
沢田研二版の女三宮は黒猫飼ってたの?
>>764
同意。女性からしても不自然
老いても愛されたい式部の願望ナルシズムだわ なんか気持ち悪い流れだなあ
近親相姦ではないけど
源氏にとって紫は母の如く無限に甘えたい存在でもあって
愛情表現が夫婦という形でしかイメージできなかったってだけでは?
紫自身は立場が辛いから出家させてくれと言ってるから
式部の願望ナル等じゃないだろうに むしろロリコンきめえの大合唱だよ
冷泉の晩年の若い妻子に還暦妻が攻撃するのはよくて
こっちはダメってどういう屁理屈なの >>771のロリコンきめえはご時世的にという意味です 実写化は顔的な問題で無理そうじゃない?
桐壺、源氏、藤壺、紫、夕霧、冷泉
この辺どーすんのよ 最近、源氏が天海祐希さんで実写化したから暫くはなさそう
吉永小百合が紫式部、紫の上が常盤貴子で
桐壷と藤壺が高島礼子 >>774
最近って、もう20年くらい経ってない? 実写ネタは結構ループだね
ロリ婚・年の差婚推奨一派ってのは
奴隷の絶対数を補充したいのと新生児の頭数だけでも上乗せしたい層だから
就学年齢の子供に出産させようと躍起になってる。が、育成を舐めてる やっぱ若紫の処女喪失がネックかなあどうしても
しれっと結婚しましたで済ませられないから生々しくなってしまう 問題になるとしたら紫より明石姫君の入内妊娠出産年齢の方がやばそうだけどね
実際に現代でメディア化するならいろいろ誤魔化すさ 原典だと、ある時紫だけが起きてこない朝がありましたよ、
額に玉の汗を乗せるほど暑苦しく衣を引き被って籠ってましたよ、
っていう匂わせ方だから人形劇でしれっとやれそうではある…か? 明石姫君はもうね…改めて昔は妊娠出産でごろごろ亡くなってたんだろうなぁ >>767
お輿入れの時に黒猫抱っこしてたよ、女三宮。
十二単と猫ってよく似合って美しい。 結婚の際はナレーションで「この時代の女性の結婚適齢期は10代前半でした」
とか注釈付けざるを得ないだろう >>738
それ思った
作者は、六条は高貴な皇族未亡人、という設定にしたかっただけで、
それ以上東宮やその結婚について描写するつもりはなかったのかもね 大河ドラマとか十代の役なのに成人が演じてたりするから子供って感じがないなら平気だと思う ロリコンだからじゃなくて藤壺にそっくりだからですよってのを強調するしかないよね
実際そうだし 適齢期の説明なら既に藤壺の入内が14歳でそこから始まってるからいいとして
ロリコンは>>764みたいな意見のことじゃないかな
心身成熟した愛を長年育んだ伴侶がいてなお少女に欲情することを
そうしたファムファタル的テーマの扱いではなく
男の常識のように言ってのける神経が 女三宮とくにあさきの彼女は若くて未熟というよりも発達障害としか思えない性格態度なので性欲減退中のオッサンにとってはキツいな
セックスに飽きたら御人形として奉っておくと 源氏と何度か寝ていたはずなのに全く女三宮の内面に変化がなくて
柏木との密通でようやく恥じらいとか女性らしい意識に目覚めたのは源氏ざまぁwと言うか
青二才のセックスに負けてやんの、という気持ちになるな
源氏が柏木に嫉妬したのはそういうところもあったのかな 女三宮が出家して鈴虫の開眼供養のときは受け答えに情緒が出てきたから手放すの惜しがった癖に紫の上が亡くなって素気なくされたら冷たいって源氏が思うところはすごい身勝手だわ 老いを突き付けられた源氏の醜悪さがまた半端ないな
元々の粘着質にブーストかかってしまって
柏木にガン飛ばすあたりの突っ込みポイントは
「俺は藤壺との逢瀬で死を覚悟してたがお前どーよ」ってくだり
オトンに徹頭徹尾守られてきたという自覚が本当になかったんだなw
それにしても源氏須磨送りの際、どう考えても悪いのは源氏なのに
朱雀の方を睨みつける桐壷氏もちょっとどうかと思った 源氏が悪いってことは無いんじゃないの
出会った時は更衣や女御じゃないしその後も尚侍という立場なのだから
朱雀は恥をかかされたけど処罰をするのは行き過ぎなんだよ >>783
前の東宮で未亡人だと年齢的に朱雀の東宮時代と被ってて矛盾するって指摘もされてるし、ほんとに高貴な未亡人って設定以上特になかったんだろうね >>792
弘徽殿の私怨だね。噂になった時右大臣は源氏に嫁がせようとしてたし。
桐壺が朱雀を睨んだのはママンの言いなりになってた事への怒りなのかもしれない。 尚侍は結婚は自由なんだっけ
玉鬘が髭黒の妻になったのは出仕した後?
結婚したあとも尚侍のままだよね あの時点ではまだ処罰はしてないよ
だんだん立場が悪くなるからその前に自主的に田舎に隠匿した
そもそも帝に入内予定の姫に手を付けるとか、尚侍とはいえ帝の寵愛が一番深い相手と通じるとか、
それこそ自分の子供を帝位につける謀反行為に等しいと言われても仕方ない
冷泉なんて、ばれたら廃太子とか呑気なこと言ってたけど、流罪か死罪じゃないんだ!軽いな、とびっくりした記憶がある >>786
若い女に欲情する男はロリコン
心身成熟した愛を長年育んだ中高年の女を抱くことこそが男の本懐だと言ってのける
変なおばはんが常駐してるね
玉鬘大君を寵愛した冷泉、年齢差のある藤壺を寵愛した桐壺帝などはロリコンなんだろう
秋好や弘徽殿大后といった長年の傍に仕えた熟女のほうが男は好みだと断言 院に向けて矢を放っても流罪で済む時代
何よりも怨霊が怖いから罰もゆるい
やらかしてる源氏自身が六条さんも手が出せないほど神仏のご加護が最強ってどうなの 若い女でも女房レベルだったら特に何も言われない女君達は序列を乱すことに敏感に反応する
若いといっても十代前半はドン引きされるけど二十代なら現代でも一応は納得される >>794
あーなるほど
しかしわざとなんだろうが恐るべき曲解芸人がいるな >>797
夫に構われない自分の現状から背けてフィクションの世界に自己投影して若い女に勝った気でいるのさ 廃太子って具体的にどうなるの?
宇治八宮よりもっと日の目を見ない感じかな。
さっさと出家しても、一生後ろ指さされるのかな。 冷泉の場合は真相がバレたら
政治的な意味ではクーデター案件かなと思うけどどうなんだろう
逆賊扱いされても仕方がないような >>803
人知れず消されるパターンじゃないかね
後ろ楯ない親王どころか交流することすら避けられそうだけど、出家するにしてもどうするんだろう 天皇上皇くらい身分高いと死んでしまうと祟るらしいから
監視付きで出家させるのが一番なのかな
能の蝉丸だと皇子でも山に捨てられてるね >>798
申し子譚レベルの無双ぶりだもんね
でも申し子譚だったら終盤万事めでたしになってるんだろうな 源氏、藤壺、冷泉、みんな出家させてバラバラに
監視付き生活だな。源氏は官位はく奪の上、遠流かも。 父親と兄と2人もの今上帝の寵愛する女性に密通した上前者は子供まで成して
その後が帝位に就いて密かに自分の地位の裏付けとなるんだからとんでもない罪だよな
須磨流しの後どっちも不問になったことで却って老後に凄まじいしっぺ返しが来た気がする 弘徽殿との縁談だけど源氏はどう言って断ったんだろう?
この話が桐壷一族のリベンジに肯定的なのは何故なんだろうとよく考えるな
もっと過去に正当な因果があると面白いんだが、単に母方の政争物語というだけなのかな >>812
すみません素で間違えてた。朧月夜との縁談と書きたかった…
源氏って弘徽殿さんを煽ってるのかなと思ってしまう箇所があったんだが思い出せない >>813
弘徽殿が宿下がりをしているのに
同じ屋敷で朧月夜と密会。右大臣によって
発見される、という所じゃないかな。
本来なら朧月夜が「安く扱われてる!」とならなきゃなのに
弘徽殿が代わりに怒ってる面もある。 葵の上が亡くなった後に
「今度こそ源氏の君の奥方は姫様ですわよ、そうでなければ世間が許しませんわ」
(そうはなるまい・・・あの方は私のことなどうとましい女だと思っていらっしゃる)
と女房の発言と本人のモノローグがあったのは朝顔の姫君で良かったっけ?
最初六条かと思ってたけど六条を姫と呼ぶのは違和感あるし
でも朝顔の姫君って源氏にうとましがられてはいなかったと思うから確信が持てなくて 桐壺帝が桐壺更衣に執着しなければすべて起こらなかった話なんだから
弘徽殿はもちろん藤壺も源氏もある意味被害者 >>815
女房が姫様と呼んでたかは覚えてないけど
そのシーンは六条だったと思う
弘徽殿は幼い源氏をうっかり可愛らしく思うようなところもあって
源氏が大人しく下座にいたらそこまで攻撃をしかけてこなかった気もする
葵で一旦ケチがついて、朧月夜の件で決定打に
どうもいちいち源氏側から仕掛けてしまってるんだけど
実質弘徽殿と戦ってたのは藤壺なのかも >>815
確認して見たけど
「(源氏が妻にするのは)当然うちの姫さま」という女房に
「私はたよりを交わすだけの中でいい」と返した槿の次のコマに
「今度こそお決めになる、そうでなければ世間が許さない」という女房に対して
「そうはならない、あの方は私をうとましいだけの女と〜」と考えている六条のコマがある ありがとうございます
朝顔と六条の場面が連続していたのでごっちゃになってしまったみたいです
どちらもあんまり顔がはっきり描かれてなかったと思うのでややこしかった 朧月夜がやすやすと体を許すような女じゃなかったら(空蝉みたいに)源氏は執着してたかな?
弘徽殿の妹だしバックが面倒だからやっぱ結婚は断ったかな
朧月夜って軽いから面倒な結婚しなくてもやらせてくれて源氏には都合のいい女だよね 源氏が朧月夜に執着してたのって、右大臣家に対する意趣返しな部分もあるよね
庇護者である桐壷院が亡くなって世の趨勢が変わり、藤壺も出家してしまって
やぶれかぶれな気持ちで破滅的な行動になった
朧月夜と焼けぼっくりに火がついたのも、紫に対する罪悪感を処理しきれなくて逃げた部分を感じる >>821
朧の方も親の言いなりに入内するのつまらなそうだったとこある
他の組み合わせとは違う要素あるよね
周囲に対する反発みたいなものが >>821
朧月夜との焼けぼっくいは朱雀への意趣返し説もあるな
女三宮押しつけられたことでむかついてるから朱雀の女抱きたくなった 須磨から帰ってこれたのにその原因になった女を早速抱こうとした意味がわからなかったが
明石と子まで成したことでの紫の上への罪悪感を紛らわせようとしたと考えると・・・いややっぱりわからないわ 身分高いお姫様が、身分も世間もどうでもいい!
って所、若くて不届きでいいね。(朧月夜)
身分も世間も将来もなく、純粋に相手だけを愛した(夕顔)時に
安らぎを感じたけど、その流れが朧にもある。
女三宮と柏木の件以来なびきやすい朧のことを
うとましく思って遠ざかっているうちに出家される。
夕顔も生きていたら同じ結果になっていたと思う。
若くて不届き、老いても不届き(自分で所在を無くしているだけ)な
源氏が女君に投影というか擦り付けしている。
この頃の源氏は過去の恋を粗末に扱っているのがいやね。
それは自分を粗末にしているのと一緒。 罪悪感云々もあるだろうけど多分もう少し拗らせていて
あれは幼い子供がわざと悪さをして親に構って貰おうとするのに似てる
という説があった
絶望した紫が内心本気で向き合ってくれなくなっていて
昔のように嫉妬してなじって貰おうとするほど寂しい源氏 準太政天皇って地位は孤独だね。社会から隔絶される。おいそれと近寄れない身分だ。太政大臣なら、頭中将と実際に会って交流出来ただろうか。
かつてのように、文章博士を呼んでの詩や漢文を詠む会を華やかに開くとか、六条のように男女交えて芸術家達のサロンを開くとか。
惟光や良清等も源氏のお陰で順当に出世して、忙しそうだ。彼らとも昔語りや、今の話をあれこれしたらよかったのに。
準太政天皇になってからの源氏の周りには、男の影がパッタリなくなってる。 朧月夜にとっても源氏は都合の良い男だったのかもと少し思う
朧月夜も家のために結婚して子を成してご機嫌とってみたいなことをしなくていいし、源氏との逢瀬を楽しみつつ朱雀の愛情に感謝し生きていくことを楽しんでたから
自分に相応しい手応えある一生だったと思えるって凄いよな… でも朧も結婚断られたら泣いてしまう面もあるんだよね 源氏にとって自分は本命ではないとはっきり形に表されたわけだからね
いくら遊びを気取ってても本命は源氏だからやっぱり辛いところだあね
素直に泣いたと言う朧月夜は変な意地も張らず良いなと思った
そして今の形の方が自分と源氏には合ってると悟る賢さ 女にとっても源氏という存在と繋がっているのはステータスだと思う
いい女という証だし
文を交わすだけの朝顔ですら源氏と繋がっていることは
密かに女としての矜恃を満たしてくれそう >>827
冷泉は親孝行したくて源氏を準太政天皇にしたのに
それがことごとく裏目に出たのね ぶっちゃけ太政大臣なら紫が正妻扱いでも問題無かったんだよね…… 光るように美しい、都一の高スペック貴公子と
対等な立場で恋を出来るのもすごい。媚も劣等感もない。
「(みなさんご覧になって。私はこんなに美しいのよ)」
っていうモノローグが好き。美人は謙遜なんかしなくていい。
「わたしは何もかも許される身ですよ」の女性版だ。 源氏の発言はどうにも傲慢さが強いんだけど朧月夜は単純に自分の美しさを認識して
それを全く隠さない潔さが表れてるから同じ意味合いとはちょっと思えない むしろ源氏はセリフ無くてもその美しさが説得力になる。
「わたしは何もかも許される身ですよ」
は女人に対し、心の戸を開ける鍵。 真に愛されることのないまま立后争いに敗れた弘徽殿さまに対して、
帝から愛されながら恋にフラフラして立后争いなどむなしいことって言い放つのって結構残酷だよね 弘徽殿さんが結婚当初どんな妻だったか分からないけど
優しく暖かくふるまい更衣が来てもいびらずいつも通りの態度でいたら
更衣が亡くなった後も変わらぬ夫婦関係でいられたかもね
そして始まらない源氏物語 >>839
最後wwww
でも桐壺が御所に上がった時、周りが「ご気性のこわいおかた」と評してるからなぁ。 実際に帝から皇后扱いされてた当時は弘徽殿さんが中宮になるのは確定してたも同然でしょう?
後ろ盾の実家は事実上1番の権力者なんだし、桐壺の更衣は後ろ盾のない更衣なんだから例え何人男子を産もうとも本当のライバルにはならないし、正妻として彼女はドーンと構えてれば良かったのに。
後宮の女主として桐壺の更衣を優しく庇ったり他の妃達に仲良くしましょうと持ちかけたりしたら、桐壺帝もさすが皇后の器!とかなんとか評価を上げてさっさと中宮にしてたんじゃない?
后がねってそこら辺のしたたかさな賢さも必要だと思うんだけど、右大臣家はみんな気性が激しい我の強い姫ばかりだし、左大臣家の葵もあんなんだし、そういった知恵というか教えられてないのか?そこらへんが不思議だった
(弘徽殿さんが冷静でいられなくなるほど桐壺帝の更衣への寵愛が異常だったというのはわかってるけど) でも確か帝の寵愛が深いからまさか立太子させる気ではとまで思わせたんでしょ
桐壺が悪い >>842
> 桐壺が悪い
もしかして更衣のこと?彼女に拒否権はないよ。 自分への寵愛はともかく
息子の朱雀の将来、ひいては藤原家の命運にもかかってくるから
比較にならないと思うけど
中国のドロドロ後宮歴史ドラマをみてると
寵愛(権力)を失うと、一気に手のひらを返されて
女官や宦官に馬鹿にされるわ待遇も悪くなるわ実家にも影響が出るわ
悲惨の一言
だから徹底的に寵妃は実力をつける前に潰す(笑 >>841
桐壺更衣への寵愛が気が狂ったレベルだったから仕方ない
常にべったりはべらせて夜やりすぎて朝起きられず政務を疎かにするとか普通に帝失格
だから臣下一同の不満が桐壺更衣に集まった
桐壺帝が帝王の器じゃなかったんだよ 冷泉の時も秋好に寵愛が偏ったから頭中将がやっきになってたね。
弘徽殿はプライドが高いら自分が一番じゃなきゃ!ってのもあっただろうけど、家の命運が姫君一人にかかってるって大変だよなあ。 >>841
あまり身分の低い者への寵愛を当然のように受け入れると身分を軽んじてるとか示しがつかないとか考えられて良くないみたいなこともあったのかもしれない
それこそそこまで異常な偏愛じゃなく、女御になれる身分相手なら寛大になってたかもしれない >>845
そんなアホ帝だからこそ、皇后としてもっとやりようがあったろうにとも思ったんだよ。
后がね教育ってそれ含めてじゃないの?って
なんで右大臣家の姫君達は夫がよけいにうんざりして心が離れる事をするのかなあ
ああいう気性の激しさって当時は女人として高貴な姫君としてよろしくないのでは
実家が強すぎるとそれすらも超えちゃうのだろうか >>847
示しがつかないかぁ…
現実的にはそれかな
摂関家の姫君に産まれると大変だね 帝は桐壺更衣に出会ってから他の女御や更衣のことは全く無視して桐壺更衣一人に異常にのめり込んだんだよね
弘徽殿や他の女御たちがどんな態度でいようと関係なく桐壺更衣を寵愛し続けたと思う なんか悲劇のヒーローみたいな描写だったけど桐壷帝が全面的に悪いよな
更衣に相応しい寵愛のレベルを保っていれば桐壷更衣も早逝せずに済んだだろうに 桐壺更衣の何が帝をそんなに夢中にさせたのか謎だわ
身体の相性が良かったとか赤ちゃんプレイのような特殊な趣味に付き合ってくれたとかかね
イギリスの王冠をかけた恋って美談になってるけどあの王様の趣味は赤ちゃんプレイ 帝にとって桐壺は初恋の人なんだろうよ。
制度に守られ、その頂点に居るというのは
人間らしく在ることが難しいんじゃないかな。
初めて自ら人を欲したと言っているし。
生まれて初めての事だから逸脱したんだろう。
でも源氏を身籠った頃には、帝もきちんとした扱いをし始めている。
弘徽殿さんは花より実を取る事を第一に考えていればよかったのに。愛より確かなものでしょう。苛めに加担したり、放置したりなのは上に立つ者として監督能力が問われる。 後宮は大きな家族みたいなものだから
好きな妃がいてもグッと我慢して
正室を立てながら他の妃にもバランスを取ってフォローしないと
不満が溜まって、憎しみが一極化
好きな妃を苦しめるだけだよね
うん、やっぱり桐壷帝が諸悪の根源
桐壷更衣が生きてたら源氏の女性遍歴も治まってたはず
物語にはならないけど 蛍兵部卿宮って源氏と一番仲良かった兄弟だけど奥さんは弘徽殿の妹なんだよね蛍は奥さん亡くなってもずっと引き摺ってたし他の姉妹と違って気立てが良かったんだろうか 桐壺帝にはものすごい孤独を感じる。
一の院とは御賀を開いた記述しかないし、
母は亡くなっていそう。後見がどうなってるのか不明。左大臣だけが心を割った話の出来る人みたい。そんな背景で12で帝位に就いたとして、15、6位で桐壺に会ったんでしょ。未熟でもしょうがないと思うわ。桐壺が亡くなった後は賢帝になってるね。 >>855
蛍の妻は右大臣家の三の君だったっけ
結構な姉さん女房だよね、たぶん >>847
それな
後見もない新参者の更衣が帝を独り占めにしてるだなんて、
他の女官たちが気分がいいはずがない
コキデンさん一人が広い心で許して仲良くしてあげるとか言う話じゃないんだよ
女御たちの中でトップだったからこそ、他の女君たちとその背景の有力貴族の手前という点でも、あんなのを野放しにしてたら示しがつかない 頭中将の妻も右大臣の四の君
気の強い女で夕顔をいびったりしてたらしいけど
晩年は仲睦まじく暮らしていたね
柏木を失ったのは二人とも辛かったろうなあ 結局源氏一族の一人勝ちで左大臣の息子の頭中将が右大臣の娘と仲良くやっていくってのも諸行無常だわ
薫は実際柏木の息子だから将来夕霧を追い落として頭中将の仇を取ってもいいけど
世間的には薫も源氏の息子だからなぁ >>852
藤壷や紫とそっくりの容姿だったんでしょ?
それほどのレベルの美貌だったら帝が一目ぼれしてもおかしくない
あと帝がそのときまだ若かったというのも大きかったと思う
桐壺更衣と出会ったときの帝はまだ10代後半だったんじゃないかとも言われてるし
周囲に押し付けられた妃より自分で選んで自分で愛した女にのめり込むのも若さだよな
自分の無分別で愛した女を死なせてしまってそれでようやく大人になったんだよ >>858
事実上の皇后として弘徽殿さんがすべきなのは先頭に立って更衣をいじめる事が正解なわけじゃない。
寵姫に散々いけずしたって帝の心が離れていくだけ。なんの解決にもならない。
表面上は桐壺の更衣に優しく接して彼女に上手い引き方を教えてあげること、そして桐壺帝にこのままだと後宮が荒れて結果的に皆が不幸になることを諭すことだよ。
皇后として人望を集められたらその頃は桐壺帝も弘徽殿さんを中宮にして時々更衣と静かに過ごすというベストな結果が待ってたと思うなあ。
后がねと育てられるのはただ誇り高く帝の愛を得ようとするだけでなく、後宮の女主として妃達や女官をまとめる知恵もつけるよう教育されるはずだと思う。 もし桐壺の更衣が長生きしてたら、どうなってたんだろ。
身分はずっと更衣のままってわけじゃないよね 周囲の家臣が諌めても駄目だったから桐壺帝は意地になって聞かないかもしれない
冷泉院の御所でも人生経験重ねた中宮の秋好や弘徽殿だって寵愛受けた玉鬘大君がいじめられても特に何もしないし >>864
生前に従三位か三位を授けようとしていたが、叶わず。
源氏が臣下になって、帝位を狙う兆しが無いのがはっきりし、
弘徽殿が中宮になって安心できる状況になったら
許されたかもしれないね。 圧力ばかりの右大臣家にウンザリしてたところで、ひたすら可憐なだけで親も怖くない美少女の更衣
帝としての責任放棄の面もあるこの恋は、右大臣家への反発心がなかったらそれほどのめり込んでなかった気もする
左大臣あたりが諌めてくれても良さそうだけど、敵の右大臣家の弘徽殿の肩持つわけないし
良くないこととは思いながらも放置してるのが全く不自然にならないから流石紫式部だわ >>859
あの時代の夫婦はそんなもんだよね
若い時は浮気やなんやで喧々やりあっても落ちつく歳になったら睦まじくやって行く
源氏だって、もし葵が生きてたらいい感じの夫婦に収まってたかも知らない
やっぱり桐壺帝がアホすぎの下手くそすぎ
時々、こきでんさんが更衣に優しくしてあげればよかったという意見があるけど
なんでそうなるのか不思議
ステージが違いすぎるのと桐壺がアホすぎる
当時彼女もまだ10代からせいぜい20歳前後だろうし
誰よりも美しく誇り高く強くと育てられて
あんな小娘に一緒に寵愛を分け合いましょうなんて、そんな発想が出てくるはずもない 桐壺更衣が生きてる時点では弘徽殿さんは一宮産んでるけどまだ単なる女御でしかないしな
朱雀が東宮になり弘徽殿が東宮生母になって地位が固まったのも桐壺更衣の死後だし
まだ単なる女御だからそこまで後宮全体を仕切ることは無理
弘徽殿だけでなく他の女御更衣も臣下達も反桐壺更衣で固まってたのを忘れてはいけない 桐壷帝の偏愛が後宮の秩序を乱しちゃってるから
しかも玄宗皇帝が政治を忘れて楊貴妃に溺れた結果、国が乱れた例まで
引き合いにされてるから
桐壷更衣は孤立無援状態 生前は庇いもしなかったくせに死んだ後で「桐壺更衣は良い人だった」と言われてもねぇ
なあたりも紫式部はうまいなと思う >>868
だって入内するのはまだ10代の女の子弘徽殿ちゃんとしてではなくほぼ皇后決定の弘徽殿様なんだもん。
皇后って下々のものには慈悲を見せるのがお約束ってものなのよ。
藤原家出身なんだから慈悲深い伝説の光明皇后がお手本でしょう?
桐壺の更衣には内心どうあれ慈悲を持って接するのが良かった(桐壺の更衣を下々呼ばわりは失礼スマン。でも弘微殿様から見たら身分低い者だから似たようなものかと)
光明皇后は夫人の広刀自いじめに精を出してたわけでないし(母方の親戚だから母の手前出来なかっただけかもしれないけど)
本音では仲良く出来ないのは当然だよ、若いのならなおさらね。
でも皇后は貴族の正室以上に建前で行動するのが大事な努め
若いからしゃーないなんて恋に暴走した桐壺帝は多めに見られてた?違うでしょ
皇后だってそう、誇り高く慈悲深く女官たちのお手本となる妃でなければ。
誤解しないで欲しいのは弘微殿さんをディスって言っているわけではない。
彼女が早く桐壺帝の中宮になって後宮が落ち着くのが1番だもん。
そしたら藤壺の宮が入内することもなく皆めでたしめでたし
それにつけても妻の苦労側室の苦労は身分問わずに同情する 源氏は道長や在原業平、朧はおそらく和泉式部、とかモデルらしき存在があるけど
桐壷更衣はどうなんだろう
漢文読みの式部さんだから楊貴妃に肉付けしたのはわかるけど こきでんさんはまだ皇子を産んだ女御で中宮にはなってないおまけに今上の母親は東宮母になったのに女三宮への援助を嫌がる秋好は中宮になったけど若い娘が寵愛を独占すると難色を示す藤壺と明石中宮は立派だけどそれって帝からの寵愛も権力も持ってるからかもしれない
桐壺がこきでんさんを立ててたらまた違ったかも 桐壺帝を桐壺って書く人、もう改めて。
前にも注意されてたでしょ。
弘徽殿は第一皇子を東宮に据える事で喜んでいたけど、肝心の中宮の座は空位。
東宮の母という地位で重く扱われるからゆくゆくは、と思って帝に迫らなかったのか。
朱雀帝の母という地位になると、どういう権限があるのか参謀みたいになってたな。 桐壺更衣が亡くなった後は弘徽殿やほかの妃たちと子作りしたんでしょ?
最愛の女性をいじめ抜いて死に追い詰めた女達とどういう気持ちでしたんだろ
お互いにめちゃくちゃ気まずいと思うんだけど >>877
源氏が次男で末っ子の冷泉が十男
皇女も何人もいるし子作りしまくりだよ 桐壷帝さん似?の子孫てどうも残念寄りの平凡でカリスマ性がないな
朱雀さんといい今上といい
源氏のやらかしの血と美貌と藤壺の頭脳を継いでる冷泉って実はラスボス級に凄いかも 帝って周囲の調整ができたらずば抜けて優秀じゃなくてもいいと思う >>880
アルスラーン戦記で散々言われてたね、それ
王は一人能力が突出しているのではなく
それぞれの優秀な部下の止まり木になれら存在であればいい それはそれで、家来の力が大きくなって、
漫画のアルカサルみたいに王VS貴族みたいな争いが起きそう。 朱雀さんは母親のいうがままだけど源氏に嫉妬せず友好的に接した事と葵とか秋好とか結ばれなかった女人に執着しなかった点は良かったその分源氏を見る目が曇って女三宮の結婚に失敗したけど もし今上がちい姫と不仲で身分の低い妻を寵愛して男子ができてたら源氏も焦ったろう
右大臣顔負けの圧力を帝にかけたに違いない
当然女は源氏一派より弾圧されると
またちい姫が入内前に朧月夜のように傷物になったとしても手ゴマのなさもあって
ごり押しして入内させたろうね
相手の男は隠遁では済まさないで徹底的に潰すだろう
源氏こそ典型的な権力者の性格なんだから人のことは言えんよ
普通に考えて源氏と明石入道の血が入った娘が優柔和な性格なんてありえないから
ちい姫がこきでんさまのように不遇な妃になってたらら紫はやることが多くて病気する暇なかったね それだねー明石入道はよくわからないが源氏こそ典型的権力者
しかしちい姫ってどうも個性が薄くてつまらないから一波乱あってもよかったかも
唯一の不穏点は息子が微妙なことか 明石姫って桐壷女御になったあと
弘徽殿女御になるんだけど、何か意味がある?
今上帝の藤壺女御の敵にはなるんだろうけど
源氏の敵対者になるわけでもないし。 その個性の薄ささえ源氏の教育の一つだからなんかやだなあ
趣味さえ何かが特出することもなく、苦手なこともないように
デザインベイビー的な感じ 宇治で夕霧が右大臣化してたね
明石中宮も結構権威的になってた
今上は聡明だから二人ともうまく扱ってたけど冷泉の方は波乱が起こってたからこちらは面白そう 夕霧はその後さらに出世して臣の頂に
今上は聡明とも思わないけど変な拗らせはないね
明石中宮は愚息のせいで安穏としていられなくなった
>>888
確かにデザインベビーだ
あと源氏ってやりたい放題のくせに政治的センスは抜群て感じ
運や後ろ盾に恵まれてるのもあるけど 明石姫君も源氏や夕霧が仮に入内まもなく次々早世して、代わりに出世した大臣の娘に今上の寵愛を奪われるなんて可能性が無いわけじゃないよね
そうなったら個性薄めなままではいられなかったかもしれないね、お付きの女房たちにもせっつかれたりするのかもしれないし
入内前は他所の姫君に入内すすめて自信家だなんて言われてたけど>>885みたいになったらやっぱり源氏はあらゆる手立てで潰しに行くだろうし
中宮になってたとしても親の死でいつ覆されるか分からない地位権力じゃ弘徽殿みたいに必死になるのも分からなくはないかな 明石中宮は中の君を女房にしろって言って強権的になったと思ったけど子供が生まれたらお祝いを贈るし匂宮と薫が浮舟を取り合って自殺に追い込んだって知ったら慄いてたから普通の女性らしい感性はあるね 女三宮ってデザインベビーの失敗作?
「内親王は傅かれるものだから特出した強い個性は要らない」
の極端なカリカチュア?
内親王って藤壺や大宮が基準になってたけど、こちらが
スタンダードな気もする。 強力な後ろ盾がなければいくら女君が寵愛されてもその子は帝になれないのが現実
当時の中宮腹の第一皇子ですらそうなんだから
後ろ盾のない桐壺更衣のしかも第二皇子を帝になんてできるわけない
桐壺帝もそこは踏みとどまって源氏に下したけど
いくら后腹とはいえ第十皇子の冷泉を源氏に後見させて帝になんて諦めが悪いとしか デザイナーベイビーって受精卵の段階で親の都合の良いように
遺伝子情報を書き換えて生まれた子のことであって
明石の姫君や女三宮を例える言葉としては不適切だと思う
単に親の教育が都合よく行ったか行かなかったかって話でしょ 女三宮はおっとりとして他の女人に嫉妬しないし年取ったら相応の情緒も身に付いたから結婚相手次第でしっくりいったはず
紫の上や藤壺と比較すること自体が間違い >>896
源氏が藤壺の生き写し&紫と同等を求めて、どっちもアテが外れたから勝手にがっかりしただけだよね
子供より若い嫁貰おうってんなら教育込みだろう
気立てが優れて才気走ってたら、おっさんなんかにやらずに、それこそ冷泉帝に入内しても良かったんだし
皇女としてなら、余計なことして事を荒立てず、おっとり鷹揚に構えるという点では別に大外れってわけでもなし
いつまでも少女のままでお人形さんだったのは、夫がそう望んで扱ってたからじゃないのかな? >>892
前者は「あの匂に男児が」だし、
後者は「あの匂がそんなことをしでかして!」
ってだけな気がする。 夕霧の娘と明石中宮の息子をなん組も結婚させたり子々孫々血のクロスだらけ 昔の貴族なんて洋の東西を問わずそんなもんよ
だから血が濃すぎて脳や体に問題を持って生まれる例も多かったらしいし >>899
そんなのばかりでしょ。源氏と葵、夕霧と雲居、冷泉と王女御はいとこ、朱雀と朧月夜なんか甥と叔母だし。
婚姻関係が重なったのは夕霧とちい姫がお互い子だくさんだっただけ。 >>901
×お互い子だくさんだっただけ。
○お互い子だくさんだったから。
夕霧、ちい姫ともに利点が大きいのもあるけどね。 なぜ…わたしという人間はしあわせになれなかったのか
しあわせになれるはずの人生であったものを…
なぜ自らこわすようなことをしてきたのか
源氏のモノローグへの答えは難しい。初恋を実らせるための
試行錯誤だけじゃない気がして。 この性格じゃないと物語にならないし、
後世に残らないのよね。 初恋の女性そっくりの一回り年下でまだ充分女盛りの紫がいるのに若くて美しい内親王も正妻にもらってウハウハ!世間の男からは羨ましい限りだね でも結局内情はそう幸せとも言い切れないのがリアル
源氏本人も何が自分にとっての真の幸せなのかわからないまま行動したのが原因だと思うけど 光り輝く王子様からスタートしたのに
みんないつまでもしあわせに暮らしましたとさ…で終わらせず
最後の最後に、老いや死、逃れられない人間の業に苦悩させるのがすごいわ 若くて高貴な若妻もらったのに古妻に気を使ってる間に若い間男と浮気されて託卵出産
若妻をねちねちイビってたら出家されてセックス拒否
最後の拠り所の古妻も死相が出て最早セックスどころじゃなく死去 三歳で皇子から転落、四十歳でようやく皇族と並ぶ身分、
院に準じる扱いに。ようやく戻ってきたって感じ。
政治家としてはあれでよかったと思う。
政治を含む社会から切れたら、ただの人間としてどうなんだという
問いがやってきたみたい。 臣籍に下ったのは3歳じゃなくてもうちょっと歳行ってからだよ
父帝からは溺愛され、学問に優れ、占いでは「天子の相あり」だなんて持ち上げられたところで
臣籍に落とされたのだから子供心にもショックはあったんじゃないかな 「隔てられてしまった」という孤独感ね。きついなあ。 親しくしてて慕ってた藤壺と離されたのが一番のショックでしょ
ほんとあの頃の光君はけなげで可愛かった(遠い目 まあ新入り女房とかセックスの相手には事欠かないだろうけど
紫の上が亡くなってからはそういう気分にもはやなれなくなったように見えた 紫が亡くなったあと唯一肉体関係があったと思われる女房、中将の君
妻のところには行ってないんかい 中納言の君と中将の君だね
出家を決めた源氏だが愛人関係のあった女房たちがどんなに悲しむだろうと
関係のあった馴染みの女房たちを集めて語り合う際に両者ともいる
紫死後も肉体関係があるとはっきりわかるのは中将の君のほう
妻たちといっても源氏は51歳で花散里や末摘花もそれくらい
43歳の明石は源氏が泊まっていかないことを不満に思っているけど
源氏は明石の前で藤壺のことまで持ち出してしくしく泣いてるからねえ
女三宮は25歳と凄く若いけど出家して源氏を拒絶してるし >>919
それそれ
瀬戸内寂聴の女人源氏だったかなんだったかで
紫の上の死後、セックスの相手をしてた二人の女房をテーマにした話があったが、その後に及んでも若い方の女房にもう1人が嫉妬してるわ
つくづくしょーもない話だったw
読んだけどw
大体他の女君だってお前の妻なんだから、ちゃんと相手して義務を果たせよと
そこは女三宮にスカーっとした そういや少納言の君や中納言の君はいるのに、大将の君や大納言の君って聞かないな 女房の名前って多分父親の官職だと思うけど濡れ場で父親の顔がちらつきそうでやだなw
事に及ぶときはちゃんと本名で呼び合うのかしらね 源氏に自分と血の繋がらない子供の生活の面倒を見させて出家してるから相手する必要のない女三宮
世間は若い女三宮が出家したのはやはり歳が離れすぎている源氏の相手が嫌だからと思ったんだろうか 女三宮は出家後どこか変わったの?
薫のモノローグでは息子の自分を頼ってくるような感じらしいけど。 >>920
でももっと若い頃から花散里や末摘花への泊まりは少なかったし
たまに明石のところへ泊まると紫が嫉妬するし
女三宮と平等泊まりにすると紫が病むし
もともと妻たちを平等に扱ってなかったよね、源氏って >>925
もともとそうだし、全ての権力を持ってる51の男が43の、まして当時の43の婆さんを抱かないんじゃないかな
中納言の君と中将の君でも、他に理由があったかもしれないけど、若い中将の君ばかり行ってるし 真実はわからなくても女三宮が若い盛りで出産直後の出家は源氏の評判に大ダメージだよね
夫として全く不適格って烙印押されたようなもんだし・・・実際その通りだからざまあみやがれって感じだけど >>921
父親がその地位なら母親の身分が低くても女房じゃなく妻になる方が多いんでは >>926
でもあさきだと源氏は他のどの女人よりも44歳の紫を抱きたがる話だよね
44歳の紫がOKなら43歳で教養の深い明石もOKだろうし
若い女房に入れ込んでた話は完全スルー 当時の感覚だと女房相手は数に入ってないんじゃないのかね
>>920
ぱ〜ぷる婆さんは本当に誰も彼もがセックス猿に見えててすごいよw
この人の源氏物語評も自己投影(笑)まみれでつまらなかったなあ
性愛自体を軽く見る気はないが、人間それだけじゃないから
終盤の源氏が打ちのめされている >>926
源典侍くらいのいつまでも若々しい恋愛体質じゃないと女側からも褥下りというかやんわり避けるとかありそうだ
花散里みたいに割りきれはしないかもしれないけど、妻や女房たちだって当時の一般的には孫もいる年齢ならそういうことはもうって思う人もいそうだよね 今の43ならともかく、平均寿命30代の頃の43だしな
それにしても瀬戸内寂聴、最初は読みやすい上に新しい(ような)視点も感じてつい買ってしまったが、朝から晩までセックスセックスで食傷気味
恋と愛とセックスと人間関係を全部いっしょくたにしてるような気がする 紫の上の独白で
「明石も花散里もあなたが愛したから嫌いです」
のシーンで興醒め>パープルばあさん
台無しw
そこまでいうならいっそリングの上でバトルロイヤルでもやりやがれw 源氏の晩年は高齢の妻達だから放置したというよりも
紫死後は女君達との心の深い部分での交流を絶ったんだなと読んでた
若い女房がどうこうも性処理であって恋愛じゃないし 瀬戸内寂聴は本編の訳や文章は読みやすくて好きなんだけど女人源氏の紫は性格悪すぎてなあ
逆にあさきは原典よりさらに優しい人間に描かれてるように思うから落差にびっくりしたわ 紫については読んでないな
ぱ〜ぷるさんは確か朧や女三宮といった男遍歴のある女君推しだったと思うから
そこはまあ好みもあるんじゃないかな 女三宮は向こうが勝手に来ただけで浮舟と間違えてるのでは?浮舟も結局玩具みたいな扱いされたわけで薫も匂宮も死んだと思ったら別の女人に走ってるし >>937
そうだった間違えましたw
ぱ〜ぷるさんが最もご執心なのは浮舟だった
男に言い寄られては流されてしまう女性というのにシンパシーあるんだな 瀬戸内さんの全訳はわかりやすくて好き。
登場人物が、巻を追うごとにどう呼び名や官位が
変わるのかが分かる相関図も役に立つ。 中将の君とか少納言って女房でもそういう位があるのかとずっと思い込んでたわ
紫の上って江戸時代の読者が付けた愛称なんだとかね 瀬戸内さんって女君の小説書いてたっけ
結構皮肉が利いてた感じの 「紫の上」は原文の終盤にあったよ
「葵の上」は無いね(「葵」の巻で亡くなったからだよね) 葵がせめてあと10年生きていてくれたらな
源氏も正妻とはどういうものか、どう扱ってどう付き合っていくものなのかの学習も出来たろうに
そして紫もいきなり一の人(ていう肩書きも本来おかしい)だなんて扱われずに、二番手の立場も踏まえた上で源氏に尽くしていけたろうに
一旦は、葵がいなくなって正式な奥さんになった紫の幸福っぽくしといて
20年以上たってからちゃぶ台ひっくり返すとは、紫式部もえぐいというかうまいというか 葵が生きてたら、正妻だし、実家の後ろ楯はあるし、最初の妻だし、子供はいるしで、
いくら紫に寵愛があっても太刀打ちできないとは思う
でもそうなると終盤の紫の苦悩も軽くなるから物語的には面白くない
そこは式部のうまさだろうな
一般的に女流作家って、これでもかって、追い込んで突き落とすの上手いよね 源氏も所々で突き落とされたりブーメラン受けたりしてるしな
昔の自分の行いが返ってきたかのようなブーメランを年取ってからとかエグイなw 式部の上手いところは追い込むにしてもギリギリなとこだと思う
葵が生きてたら、紫もそれなりに無理しないで分をわきまえて暮らせたろうに、なまじ一の人なんて中途半端な上げ上げの立場になると、実家も身分も金もないわけだから、自分の言動と寵愛だけにすがらざるを得ない
晩年不義をして妊娠したのが紫ならそれはそれで話がすっぱり終わりそう
常に行き場のないモヤモヤ感がこれでもかこれでもかと来る、上げては落とす辺りが本当に面白い 葵は出産後に源氏と良い感じになってこれからは幸せに暮らそうねってとこで
落としてたからドラマチックだった。源氏が気が引けるほどの美少女だったとあるし
最愛の藤壺には似てないけどそれゆえに身代わりに愛された紫とは違うよね 葵の上がいたら紫の上は冷泉のところの弘徽殿女御みたいに一番の寵愛を受けるポジションになっただろうね >>948
厳密な意味での寵愛かはわからんけどそうだろうね
逆に不倫妊娠されたのが女三宮でなくてもしも紫だったらどんな寝とられ展開になったんだか
紫にしても、あーもう源氏というか男どうでもいいわー、実の子供が一番ー、とかになるのかしらん >>948
新弘徽殿は中宮になってもおかしくない身分だし唯一の内親王の母親だったから
紫は社会的にそこまで地位の高い妻にはなれないと思う 相対的に比較したら源氏の妻で身分が高いのは紫の上と花散里で明石中宮を育ててほしいって葵の上には言えないだろうから結局紫の上が育てそう 葵が育てるでしょう
正妻を差し置いて后がねをその他大勢の妻には預けないと思うけど 明石の尼君達も心配してたけど明石以外が女の子を生むかもしれないって思われていたね
実際はお告げがあったから1人なんだけど >>949
女三宮は朱雀院と今上の後ろ盾が強すぎたために源氏は不倫を隠すしかなかったが
それでも不貞を許すことができず出家するまで追い詰め相手の男も死ぬまで追い詰めた
後ろ盾のない紫が不倫したらこんな程度では済まなさそう 源氏と紫と不義の子なんて…無理心中しそう
藤壺が源氏の子じゃなくて普通に桐壺帝の子を産んでたらどうなってただろう
元から父帝の妃だし諦めついてたかな? >>954
不倫を公表したら自分が寝取られ男と嗤われることになるから女三宮じゃない他の妻達でも隠したかも
最愛の朧月夜がずっと源氏と続いてたと祖父の右大臣や母の弘徽殿大后によって明らかにされた朱雀帝はどんな気分だったのかねぇ 朱雀は源氏を嫌いになれていない雰囲気だよな
幼少期から色々源氏に持ってかれてるけど不思議と嫌悪は感じない >>956
うらやましい!!に決まってる。
源氏マニアだもん朱雀。 >>956
朧月夜は身分から言えば女御として入内、中宮にもなれるはずだったのに
源氏と通じてキズモノになったから尚侍止まり
冷泉帝の尚侍で髭黒の妻になった玉鬘みたいに女官は他に夫を持つことも自由なので
妻を寝取られた話とは違うんじゃない? 自分が姉だったら源氏と不適切な関係になってるとか源氏ラブな朱雀
源氏好きすぎて源氏に愛された女を有り難がる始末
最愛の娘を身代わりに嫁がせたら最終兵器だったとか皮肉 次スレも引き続きこちらに立てますか
一時期避難所に行った発端は二次創作を引き合いに出した人が
何十回も繰り返し投稿していたのが原因でしたけど現在いない
ようですしIDありになるよう立てれば問題ないような気がします >>960
母親違うし異母だったらチャンスあったのかな
でも柏木が玉蔓とのことで異母姉だと知らずに恥かいたとか言ってたっけ? 平安時代は異母でも肉親扱いになってる筈
乳兄妹・乳姉弟でも肉体関係はもたないんじゃないかな
>>961
今のところこちらで問題ないようですね >>963
乳兄妹や乳姉弟なら使用人相手だから問題ない
乳母が若君の手ほどきとか普通にあったし なるほど
そういえば源氏も末摘花の話の時に乳姉弟を口説こうとしてたっけ
冗談交じりだけど
そういえば、源氏って乳母複数いるのかな
惟光と彼女とは兄妹ではないっぽいけど >>964
あーそういえばそうでした、ごめん
源氏の乳きょうだいって惟光も太夫の命婦も有能だよねw 何人乳母がいるんだろうw
源頼朝には乳母が三人いたというし、帝の皇子なら二、三人いてもおかしくないのかな 律令で親王の乳母は3人と決められてた
源氏は臣籍降下したから親王ではなかったけど
桐壺帝が源氏を帝にしたがってたくらいだし3人付いてたんじゃない
惟光母(大弐乳母)、良清母、太夫の命婦母で3人
乳兄弟の3人も源氏と同年代 突然の不幸や病気もあるだろうし、交代要員と親王が相性悪いと困るしで
3人くらいは必要だったのかね 授乳から子育て(除教育)、身の回りの世話までが乳母の仕事だっけ。教育は父親が授ける。
乳母子は身の回りの世話だけかな?友達っぽく遊んだりはするだろうけど。 夕霧と雲居の雁夫婦のところはかなりの上級貴族なのにやけに所帯じみてたよね
子育ては乳母に任せて奥方は優雅に…なんて宮中の妃や内親王でもない限り無理なのかな あれは雲居の性格と体力と夫婦の方針じゃないかな
かなりの子沢山だけど奥様の都合次第で使用人任せにはできたと思う
でも幼児って一人いるだけで屋内の様子がガラッと変わるから
そこは落葉との対比もあるかもね >>973
いや、あれは特殊だと思うよ。
所帯染みた格好だと夫が興ざめして他所に行く=縁が切れるから、そうならないように奥方はいつも身綺麗にしてなきゃならない、必然的に子供は乳母に任せるようになるって話を読んだ事がある。 髪を耳にかけて授乳ってわざわざ絵にされてたっけ
夫の背後から手紙を奪い取ったりw
多産で元気でなんというか凄いw
式部が書くからにはそういう貴族女性もいたんだろうなと思うと面白いよ 幼児の頃からずっと一緒の幼馴染だから今更取り繕うより自分の手で我が子を育てたいって方針なのかな 勝手な想像だけど、夕霧も雲居もほぼ片親のお祖母さん子育ちだから
家族愛が強いんじゃないかね 雲居と夕霧の子育て方針だからっていうのが大きいんだろうけど、あの人数産み育てて喧嘩するくらい元気でいられるタフさがあったからこそだよね
この時代なら一人産んで母子健康でいるだけでも大変なイメージだから、貴族の妻(母)は体力体調的に優雅風でいるしかなかったって人もいそう >>981
乙です
>>980
雲居の箇所は非常識な奥方ってイメージで描写されてるんだろうけど
それよりも心身健康でバイタリティあって凄いなあ…と感動してしまうw 乳母がいるのって奥様の仕事が忙しいからってのもあるから大勢子育てしながら家を取り仕切ってや社交もやるなんて体力がすごい 毒でしかない白粉塗ったくって膝立ちでニジニジ薄暗い部屋を移動するのが優雅な貴婦人って時代だからな
明石は女御の局の管理者としてイキイキ立ち歩いて仕事してたから健康で長生きできたんだろう
雲居の雁も自分で子育てしてたからこそ健康で多産に恵まれたような気がする
バイタリティもさることながら相乗効果でより健康に
男の理想の女人であろうとすればするほど不健康になって行く悲しい時代だ つわりで苦しんでやつれてるのが男心をそそるとか言ってたし
健康美はそんなにダメなのかって思うわ
紫も少女の頃は雲居雁タイプの健康優良児だったから
あのまま育ってたら浮気する源氏にタヒねと責める子だくさんのパワフル奥さんになってたかも知れない 1人しか産まずに完ミで0歳からの保育園の私からみると雲居雁は神 完ミって何です?
雲居も面白いけど、いつの時代も乳幼児〜幼児は同じだなって
子供達の描写を読むと結構感動する
貴族だろうが当時も魔の二歳児だったり怪獣だったりしたんだろうな 田辺聖子かな?
紫式部は子供をじっくりと手元で育てたのであろうというリアルな描写
清少納言はろくに子育てしなかったのか、子供はただ可愛く愛でるものって描写
って対比をしてて面白いなと思った
でも清少納言も別れた夫との間に息子がいるよね 田辺聖子のその箇所は読んだ覚えある
式部さんの子は娘だから手元で育てたのかな
大弐三位って結構才色兼備なリア充で出世したよね 多産が求められた貴族女性は、
授乳すると(ホルモンの関係で)妊娠が難しくなるので
乳母に任せたって説を読んだことがある
授乳してさらに8人も産めるって凄いわ…
他のキャラで多産女性っていたっけ?
玉鬘は3人は産んでるよね? 離婚したら当時の慣習で
男子は父親が引き取るものだったから
育てる機会がなかったんじゃない? >>993
ええええ…どちらかというと乳母など雇えず
母親が授乳する労働者階級の方が多産では
貴族女性に求められたのは
東西問わず肉体の(不自然な)矯正だと思う
コルセット然り纏足然り
授乳NGは体形が崩れるとかいう理屈じゃないかな 994 は>>991へ。
>>993
あとはちい姫と藤典侍。 >>995
平安時代でもそういうのあったのかな
白粉は水銀と鉛だっけ? 既婚女性のお歯黒とか膝行とか高貴な女性は端近に来てはならないとか
屋敷の奥の日が射さない部屋に居て立って歩くこともせずだと精神病みそう
そんな外と隔絶した生活だと保護する父親や夫がいなかったら一気に没落するの分かる 近江ちゃんあさきでは屋敷から出て行ったけど
のびのび育ったからその辺りも耐えられなかったのかなw >>990
完ミ=完全ミルク
対極の言葉は完母=完全母乳
>>987
昭和初期まで「ロウガイ(肺結核)美人」とか、柳腰なんてのが美人の条件とされてたし、西欧の肋骨が変形するコルセットといい、中国のてんそくといい、
女性を物理的奇形的に行動制限するのが洋の東西を問わず男性は好きなのかしらね
眉抜いたり、お歯黒つけたり このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 46日 3時間 30分 38秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。