要は、天災やミスによる敗北を考える降りるのがラロにとっては絶対的に有利。

恐れるのは大量の残存エアによる耐久力勝負での敗北だけだったので、
ラロにとっては1BETは石橋をたたくような、どう転んでも勝てるという策だったんですな。

実際には残存エアなど最初からなかったのだが、
今までの行動で嘘喰いは「そう言う事をやる奴」というイメージをラロに徹底的に擦りこんでいた。

じゃあ、嘘喰いは何故本当に偽装エアを残して自分を有利にしなかったの?という疑問については
・残存偽装するために、メーターのガラスを割るチャンスは序盤にしかなかった。
・メーターを壊す以上、嘘食いに残量を確認できる術はなくなり、「過度なエア交換による失格」という
 ルールに抵触しない程度のギリギリのエアを残す手段がなくなっていたから。
でしょうな。

もしもラロが最初に空気を吸いに行くことをしなかった場合は、嘘喰いも
本当に残存を狙ったかもしれないけど、その場合も勝負の結果は変わらんのよね。
残存を疑っても疑わなくても、ラロはどのルートでも勝てないので。