悪役の「いい奴化」問題を嘆くスレ
ラオウ(北斗の拳) → 世の平定、人望厚い、仲間想い(北斗の拳ラオウ編後半及びラオウ外伝)
悪魔将軍(キン肉マン) → ゴールドマンとして超人閻魔の野望を阻止 (キン肉マン37巻〜)
範馬勇次郎(グラップラー刃牙) → 対戦相手を破壊しない、弱い者いじめはしない、戦火に晒された人々に神の如ように崇拝されている。(範馬刃牙)
長年、悪役、ラスボスとして親しまれてきたキャラの近年に於けるいい奴化を嘆きたい。 タイムリーな話としては明治維新も多分に徳川幕府が悪者扱いだと思う やっぱ日本もそうなのかな
でも新選組好きな人って結構いないか? 新選組は政治的背景とはまた別要素の人気だしね
おそらく今年の大河も勧善懲悪みたいになるよ 日本は天皇がトップっていう建前があるし、島国で内輪の争いみたいなもんだしな
でも蘇我氏なんかは記録抹消されて卑しい名前に変えられたとかいう話もあるよね そういえば吉良上野介も悪役のはずなのにいい奴化してきて忠臣蔵という話にキレがなくなってきてるぞ! 平清盛,井伊直弼が悪者を一身に集めたから
蘇我倉山田石川麻呂が天智天皇のクーデター側に加わっていたから
明治維新も大阪維新が散々穢しているから早晩長州が悪者化すると思う 乙巳の変
壬申の乱
元弘の乱
戊辰戦争
このあたりは悪役のいい奴化が含まれているように思う 蘇我入鹿 → 仏教も信奉した開明派
弘文天皇 → 水戸藩の『大日本史』で天皇昇格
井伊直弼 → NHK『花の生涯』で >>63
日本でも、武烈天皇から継体天皇への皇位継承について、先代の血縁から離れ過ぎていると言う理由から
(或いは、ここで一旦皇統が途絶えているという説も)正史において武烈帝は、悪逆の限りを尽くした錯乱者のようにされた
とする有力な指摘がある。それは中国の王朝で繰り返されたのと同様、遠縁に引き継がれた皇統を正統で
気高いものだと主張するのが目的 懐かし漫画のようにだれでもネットで稼げる方法とか
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
7C0LN ラオウは名声に拘っただけで人民のことなど欠片も考えちゃいない
範馬勇次郎と同じで究極的な自己中の塊 デビュー間もない作者と、少年期の読者
=威張り散らすオッサンを若手主人公がぶちのめしてザマーミロ!な話に感情移入
数十年後の続編(ロートル化した元読者と、過去人気にすがる作者)
=突き上げられる立場になって、オッサンを正当化する話に感情移入
ってことなんだろうな。 >>31
それは理科雄じゃなくてラリイ・ニーヴンというSF作家の考察 神さまはサタンよりも300万倍偉大な存在である
サタンは聖書の中で10人の人間を殺したが神さまは3000万人の人間を殺したからである
2300万人殺したスターリンも1700万人殺したヒトラーも神様に比べれば小物 >>54
でもアバンVSキルバーンの時のアバンの演説
「ハドラーはキルと違って残虐行為は自分の手で堂々とやってた」
には過去正当化部分があったな。
魔王として軍団で攻めてたんだから絶対手下にやらせてた分もあったろと。
まあもっともあの時の演説は、
結局ピエロの演技に載せられてロボ相手にドヤってただけになったから
信憑性がなくなったのでおkかもしれんけど キルバーンはハドラーのように正面から来るタイプではないので卑怯者かもしれないが
殺すときは背後からでも自ら出向いてやってたと思うが ポップを助けた件でアバンのハドラー評が暴騰してたからかな
かなり無理有るフォローだったな ネウロのシックス、葛西
うしとらの白面の者
るろ剣の志々雄
PSYRENの遊坂 ながいけんの
「死ぬ間際にいい奴になるんじゃねえ」
を思い出すな サウザーなんかたった今さっき無茶な因縁つけてシュウをぶっ殺したばっかなのに
ケンシロウは高次脳機能障害とかじゃないのか? ところでサザンアイズのベナレスは「いい奴化」に入っちゃうのか? まあ北斗の拳は「男は皆哀しみを背負って生きている」というのがテーマのひとつなんじゃないの
(雑魚は除く) >>82
バルジ決戦でも司令官として出張ったし,常に先陣張ってたでしょ
山本五十六とか安全地帯の後方で指揮している奴が卑怯という概念がある 魔界から来た悪さを生業とするやつらに卑怯だ卑劣だと言ってもしょうがないだろう
正々堂々となんて所詮、人間界における美徳に過ぎん >>94
むしろ人間界においても、
自分には思いつかないような方法で負けるのがイヤだからっていう
頭で出し抜かれるのを防ぐための予防線でしかないよな 互いに君子として挑む名こそ惜しけれのような合戦時代ならともかく
絶滅戦争を仕掛けて来ている相手に卑怯もクソもないだろう 正々堂々の戦いを求めるのは実力で勝る側がそれを覆されないための
都合の良い方便にも見える いい奴になった…わけでないのに、なぜか妙にいい奴扱いで
爽やかに幸せに死んでったNARUTOのオビト やっぱりハドラーだな
ピッコロはすごい善人化したけど、そもそも息子になってからはただ悪ぶってるだけで大して悪いことしてないんだよな ハドラーに関してはダイとの真竜の戦いできっちり死んでいれば
あの爽やか武人な性格でも良かったけどな
あの後、ポップと死神の罠の中で友情ごっこしたり、最後の力で死神を刺したり、
灰になってアバン救ったりは蛇足だった
特にポップの「俺たちの仲間だったぜ」発言は本当にやめて欲しかった
そういう事じゃなく純粋に勇者との一騎打ちで散ってゆくから
カッコ良いんじゃないかと
シグマがそれに近い死に方だったが、死に際にシャハルの鏡を
プレゼントしちゃったのがちょっと残念 >>103
かっこいい悪役としての立場が認められなかったようで悲しい
2世で正義入りするアシュラマンを見送るサンシャインのような気分 現実でも若いころに悪いことやってる奴に限って
年取ってから人格者ぶるようになるから
漫画のキャラがそうなってもおかしくはない。 生まれ変わったピッコロは元々性格が戦闘に寄っていたからな
悟空に勝つために強くなることに貪欲な反面先代よりも悪の心が薄れた TOUGHの鬼龍も喜一らと仲良くつるみだしてから魅力が無くなってしまったな
それと呼応するように実力的にも微妙になってきてぽっと出のモブキャラにボロ負けするわで
暴落ぶりが半端なかった >若いころに悪いことやってる奴
人格者ぶるというか他人に説教したがる人が多い気がする
強い権力意識がそうさせるんだろうけど 若い頃に悪いことやってたなんて何の自慢にもならんわな
両津の言うとおり最初から真面目に生きてるやつのが偉いに決まってる 嘘喰いのラロは最後の最後まで悪役やったな、潔く負けを認めようとせず最後までちゃぶ台返し狙ってた その点、ダリオ・ブランドーは真性クズのままで良かった >>109
いや、幼少期の性格や行動は
親や家族、友人等周囲の環境に圧倒的に影響される、
そうやって悪くなってしまったところから
真人間になるってのは結構とんでもない偉業。
周囲の協力も含めて、その更生は讃えられて然るべき。
そういうやつは、ただ環境に恵まれて
ただ「今まで悪いことをしなかっただけ」
な一般の奴らよりもよっぽど真っ当になっているし、
もう悪に戻らない。人としてはかなりの完成形だよ。 >>116
こういうのを自分で言い出して自慢するバカを窘めてるのが>>109 >>116
真人間になるのがどんなに辛かろうがそれまで周囲の人にかけてきた迷惑が消えるわけじゃないからな
もう悪いことしないから偉い!とかねーよ 汗水垂らして稼いだ100万であろうと投資で得た100万だろうと同じ100万
主観的な頑張りや努力なんてそれを受け取る対象者にとってはどうだっていいこと 努力して更生したからといってそれを暖かく受け入れるべき義務なんてないしな
むしろ、またもとに戻るんじゃないかという疑念が片隅にあるので口先では良く頑張ったとか言いながらも
そういう手合とは関わり合いになろうとしないのが実情じゃないか ケンシロウに強敵(とも)認定された者は根っからの悪人ではなく
時代がそうさせたということで天国いき確定だけど
大量にいるモヒカン連中はそういった環境的要因ではなく生まれつきのクズなのか? 核の炎に包まれなかったモヒカンは、現代日本のネットバッシングにて生息を確認できる アドルフ・ヒトラーも最後にポロリと一筋の涙を流せば天国行き確定よ ケンシロウの時代にいる善人なんてのはケンシロウ頼みだから
力の側にいる連中の餌食になるのは自明の理だろう
平和的な態度でいれば平和が訪れるというような憲法9条みたいな精神論 >>125
非暴力のガンジー似村長も拳王に一発爆殺されたしね 現実的にはラオウに逆らえば全滅確定だし媚を売るしか生きる道はないだろうな
むしろラオウがやってきたのは好機とも言える、どこにも属さない野良モヒカンに蹂躙される前に
ラオウに属しておけば安全は保たれるのだから あの村長のおかげで村民は助かったんだよ
村人たちみんなに尊敬される立派な村長だった ラオウなんか村人から食い物始めとして色んなものを巻き上げて
配下には村人に焼き土下座やら好き勝手なことさせて良いことなんか何もやってないよな
直ちにぶち殺さないのは物資を上納させる為でしかない
そんなどこにでもいる略奪者と変わらんやつが世の平定の為だったとか聞いて呆れる ラオウみたいな圧倒的立場にいるやつは気まぐれで逆らったら見込みがあるとか言う場合もあるからな
やってることは単なる弱い者いじめのクセして説教までしなきゃ気がすまないのかっての そういうのヤンキーの習性に似てるな
実はあいつら仲間内にも一般人にも自分の美学wで
お説教するの大好きだし
たまに歯向かってくる弱い奴に「お前やるな」とか言って
自分の器wの大きさを見せ付けるのも好きな奴いるし
昔、マンガ夜話でジャンプ漫画とヤンキーや暴走族の習性に
類似性がある、みたいな話になった事があるが
北斗は一、二を争うぐらい当てはまってる ラオウは多重人格者だから支離滅裂なのはしゃーない
われ、おれ、わし、わたしの4つの人格がコロコロ入れ替わって本人も制御できなかった 北斗の拳って強きを挫き弱きを助くの勧善懲悪の様で
根底に強者の権利行使への肯定がある様に感じる
核戦争後に新しい体制を作ろうしたカーネルを倒せても、その前にスイッチ押した権力者たちには何も出来ず
血筋で人命の軽重を決めたファルコが裏切り続けた民衆から慕われる
キリストとか神々の類をモチーフにした話って新キン肉マンや009みたいに大抵、権力者のエゴへの対立が軸になってるのに
キリストをモチーフにしてトキ&シュウの二大聖人キャラを産み出すってのが武論尊氏らしい 実際のところ平和的な善人が生き残るなんてのは全く現実味がない
日本の歴史でも武士やなんかが出てきたのは私有地を荘園化させて
他の武装勢力やならず者の略奪から守るためだからな 天帝編は中国の王朝がモデルだし、武論尊・原哲夫の作品の根底には君臣の義、忠孝を重んずる儒教の精神がある 武論尊って元自衛隊員として、理想論だけのお花畑左翼大嫌い、
力無き正義は無力ってのが根本に強くあると思う >>137
>力無き正義は無力
梶原一騎イズムだな 北斗の拳ではクソミソな扱いだったガンジーだが暴力というものに対して
次のように述べてる
「私は、許すということを人に与えられた最も崇高な美徳として尊んでいるが許しというものは
弱者に対してする強者の特権ではないだろうか。…祖国が侵略者によって踏み荒らされ誇りと伝統をもつ
文化が蹂躙されても無抵抗でいることが美しい態度だなどとは思っては居ない」 そもそもガンジーって基本が「非暴力・不服従」なんだから
あの北斗のガンジーはただの似非だろ
思い切り服従しとるやんけ 一番の勝ち組はユリアだろう。まさしく「非暴力・服従」
難しかったのは「不服従」という風の服従を求めるラオウへの対処法 ラオウって別に善人化してないんだよな
ソフトにはなってきてたけど死んだ時点ではまだまだただの自分勝手な暴れん坊おっさんだった
死んでから周りが勝手に神格化しはじめたパターン なんか実際の歴史上の人物みたいだな
結構な数の人を殺してる上に、性格にも問題があったけど
死後に神格化された人
荒れるから誰とは書かないけど日本史だけでも結構いる 暴力によって覇権を握った後、愛ある者に倒されることを望んでいたのであろう
などとユリアは言ったんだったな
確かにケンシロウやトキ、ユリアには只ならぬ感情を抱いていたとは思うが
愛によって世を平定とかは飛躍しすぎだと思う はじめは世紀末の世の中を制覇するのが目的だったけど、途中でそれがどうでもよくなってきて、自分が最強であることが証明されればいいってなってきただけだよな
その後のことは特に考えてなかったと思う
自分が天下取った後で倒されたいなんて思ってなかったろうけど、天下統一後、国を治めるということに興味がなくなって野に降りた可能性はあるな ケンシロウもラオウを倒すだけ倒しといて後は知らん顔だもんな
ユリアも南斗の将である以上は世を治めるのが仕事なんだから私的なことを優先させずに
最後まで勤め上げるべきだろう
それをリハクや北斗の軍みたいな半端者の集団に任せてるから再び辺境の片隅に忘れ去られていた
天帝なんかを擁立して暴れ狂う馬鹿の時代という最悪の結果を招いてしまった ケンシロウは兎も角、ユリアも去ったのはよく分からんな ケンシロウだってユリアがいなかったら旅にでないし救世主と呼ばれてない
寺にいるか交流みたいに山で隠遁生活送ってたろう
地球上に生命が溢れたエネルギーだし、精力、性欲ってのは凄いもんだ 範馬勇次郎は面白半分にボクシングジムを壊滅させたり、総理大臣官邸に襲撃をかけてた頃が
一番輝いてた、今みたいな強面だけど心根は優しいヤクザのおじさんみたいになった勇次郎には魅力がない >>106
結構いるどころか歴史上の人物ってそんな奴ばっかだしな
まあだからこそ漫画とかで性格に問題がある奴が人気があってもむしろ自然な気がする 昔、モンゴルの人々がチンギス・ハーンの肖像を各家庭に掲げその偉業を讃えてるのを
テレビで見てドン引きしたことがあるけど、考えたら日本人である我々も秀吉を太閤さんと呼んだり
信長を英雄扱いしたりする向きがあったりして、どの国の人間も本質的には
変わらんなと思ってしまった 異民族の支配に抗って英雄になるパターンもある
ジェロニモやガンジー >>151
日本で肖像を掲げたり各家庭で讃える偉人はいませんよ
池田大作ぐらいなもんだろ ロッテンマイヤーさんは子供のときに見ると悪役だが、大人になって見ると優秀な執事という稀有な例 ブレずに最後まで悪人だったデーテとチネッテ。たまに混同する。 宿敵だったのが仲間になるのを境に、過去の悪行が忘れ去られ元から善人だったように
描かれるパターンは少年誌にありがちだな 悪⇒善⇒悪
の阿修羅マンやおネプは稀有な存在。
そして、肯定されない。 ハイジのじーさんはハイジと出会わなければ一生鼻つまみ者のままで
葬式も出してもらえなかったろう そこまで極悪非道の大悪党ってわけじゃないけど、
小市民レベルで結構クズだったキャラが善人化して違和感あるのが
ラッキーマンの勝利マン(と友情マン)
ましろのおとのタケト
前者は初期のクズエピソードも弟のためだったみたいなことになりいいお兄ちゃん化して
後者は雪(とユナさん)に謝りもせんで馴れ合ってるのが両方納得いかん >>161
それなら友情マンの方がより悪質だったと思う
友達を自分の為に利用する偽りの友情野郎として描写してたのに、
一匹狼マン戦だったと思うが、実は本物の友情だったとか
いきなり言われても…
しかも自分の方から一方的に押し付けた友情なのに、
それを裏切られたから切れるとか何かもう全てが狂ってる 作中の最後まで作中最凶であり続けた一条武丸さん。
一方で女には優しかったりもするが。