そもそもサウザーとかシン、ユダのような悪の支配者になるような拳法家って、
自分の後を継ぐ伝承者を育てようとするものだろうか。
自分がこの世のトップであることだけが重要であって、自分が死んだ後のことなんか考えなそうだけど。
組織についても拳法の伝承についても。

ラオウについては悪の支配者として君臨するだけでなく、真意としてその先があったわけだから南斗の連中とは違ってくるけど。
(愛を持つ者によって倒され真の平和を…ってやつ)
それでもまず自分が正式な伝承者ではないことを自覚していて、バランにも「教えることはできぬから勝手に盗め」と言ってたし、
いずれ誰かに倒されることは望んでいても、その相手を自分が育てる気はなかったことは確かだよな。