おーおー。

週刊少年マガジンの1972年の第18号を先日、梅田の「まんだらけ」で、1,000円で入手したところ、
男おいどん文庫本第3巻145ページからの『なくな男の四畳半』の分が掲載されているんだけど、
とにかくコミックには載っていないフレーズが連発されているなど、
1972年(昭和47年)当時の、まさしく”旬の理”が味わえて、コミックや文庫本には無い新鮮さが蘇る。
と同時に、まだ自分が小学生だった当時のことが鮮やかに思い出させられて、気分も若返るww

ともかく、この回の、『なくな男の四畳半』の掲載分、「男おいどん」のゴシック体(?)の見出しのほかに、
サブタイトルとして「ほろにがい涙のあとにさわやかな笑いが爆発!」とあり、
「人気バツグンのペーソス・ギャグ」ともあり、「BY L.MATSUMOTO」と、右下のボトムには表示。

えー、なになに?
ページの左欄外には「金ないモテない勇気ない。ないないづくめのなさけな〜い男が、超不潔四畳半をネグラにまきおこす泣き笑い大騒動!」ってさ。
次ページの右側欄外には縦書きで「春だ春!! 天があたえたもうた快適な気候たい! ばってん、やっかい者も、冬眠からさめちょったばい!!」だってww

うーむ。
確かに「正しい国語の使い方ではないから」ということで、高校に入学したばかりだった姉貴めに、「男おいどんだけは読まないように!」と注意されるわけだ…

ちなみに、この掲載分の次には、まだまだ無名だった時代の、はらたいら氏の作品『学園無宿ピピ』なる漫画が、たった5ページ分で掲載。
これ、はらたいら氏がクイズダービーで売れ出すよりも5年ほど前の、インスタントラーメンばかり食していた時期に掲載された漫画。
高知を出て、県立山田高校時代の同級生だったアマゾネス奥さんに養われていた時代のはらたいら氏。

松本先生はこの時点では、既に売れっ子街道驀進中だったかも知れないが・・・