>>765
永井路子説だったと思うけれども、元正天皇が即位後、最初の行幸先が
美濃国で、壬申の乱の時に天武天皇に味方してくれた人々の子孫が住んでいた
「私は壬申の乱を忘れていませんよ」という彼女の思いが秘められていた?という話
同時に、台頭していた藤原不比等への牽制という解釈だった
でも個人的には、美人が「お肌が若返ったわ」と言って改元する方が楽しい
史実でも、水主内親王を短歌で慰めるように、と命じた逸話とかから人柄を偲ばせられる

長屋王残照記の氷高も、美女が歩む苦難の道という感じが印象的なんだけどね