>>869
>>871
現代的感覚に照らせば、「まだ息があるうちから僧侶を呼ぶとは、死亡を願っているのか。非常識にもほどがある」行為と批判されても不思議ではない。
しかしながら、この感覚は医療施設で延命処置を受けながら亡くなることが通例化していることが前提となっての常識と言えよう。
いにしえには在宅で死を迎えることが多く、その際に立ち会うのは医者ではなく僧侶であることが多かった(ちゃんと調べたわけではない)。
古くからのしきたりに従って娘さんの臨終に僧侶が立ち会っていたということはあり得ることではないだろうか。
特に家族が看取ることができない境遇にあっては。

一応参考
日本における死の看取りの歴史と現代のターミナルケア 大西奈保子
ぐぐると見つかるが、リンクは長すぎて張れない。