>>130
二堂はつくづく、

・手柄を焦らず、敵を侮らず、自軍が敗北せぬよう常に慎重
・きっちり作戦を立てたら攻撃開始。ただ戦闘を避けるだけの臆病では決してない
・自分ら以外の有力者=対抗馬の危険性ある人物も、ただ潰しはせずスカウトを忘れない
(獣田にも昔は声をかけたか、あるいは普段の(昔の)奇行からして流石に敬遠したか)

かなり理想的な将だと思う。幽鬼やら宝蘭やら、大善の天界直属連中とは大違い。
藤堂に組織運営を任せたから(大善組だけでなかったからこそ)、
虎は成長したんだろうなとよくわかる。……天界や五悪神の逮捕は、虎にとって
幸運だったんだろうな、多分。

そりゃ天界家の財力や人脈なんかは必要だっただろうけど。
個人の能力としてはねえ。

そして、そんな天界個人に対しては、最後まで一切恨み言を吐かなかった、
藤堂の忠臣ぶりがまた光る。