寄生獣もヒストリエも、主人公のサクセス感みたいなものはすごいあって、中二系とか、なろう系とか、そういう悪いテンプレートに当てはめることができちゃうっていうのはある

でもそういう読まれ方があんまりされないのは、作者の「人間の内面と外面を、良い所も悪い所も生々しく描く」っていう作風があるからだと思う
普通そういう作風だと初期短編の延長線上みたいな現実的な話を描く所を、その作風を維持したままコントロールして少年漫画的なプロットのものを描いてるから独自の面白さがあるし、本来悪いテンプレートにあてはまる描写でも成立するんじゃないかな