某Wikiより

1970年代が日本の少女ヌード写真のブームの幕開けであって、それ以前に存在したものは少ない。

日本における少女ヌード写真集は1969年、12歳の梅原多絵をモデルとした剣持加津夫撮影
『ニンフェット 12歳の神話』(ノーベル書房)を嚆矢とする。
ただし『12歳の神話』そのものはロリータ・コンプレックス(ロリコン)を意識したものではない。

自然の中のおおらかなヌードでナチュリズム的感覚が前面に出た、エロス的要素の少ない
ものであった。
もともと剣持は妊娠中絶問題、性教育、青少年麻薬問題の専門家であり、前年の1968年に
ノーベル書房から『成熟への導き : スエーデンの性教育』を出版していることからわかるように、
この写真集は当初、性的対象としての少女というよりも、あくまで性解放というコンテクストで
出版されたのである。

1971年には、(略)大山謙一郎撮影で写真集『The Little July』がヤック翔龍社から出版された。
やはり自然主義的なヌードで(略)「過剰」と思われた大人社会の性の氾濫に対し、少女ヌードは
それに抵抗する非「性」の象徴であるかのように振舞われていた。
大上の登場は社会的な反響を呼び、ほかの雑誌などにも取り上げられた。


…清岡純子撮影の聖少女シリーズ第三段「犬と少女」が出た1980年頃、ロリコンがビジネスに
なると捕えられたころがターニングポイントだったみたいだね

子爵・貴族院議員・大正天皇侍従の父を持ち、世界で賞に輝いているつ清岡さんの写真集すら
1999年の児ポ法のせいで絶版・閲覧不可処分にされてしまっている