11巻「重なる体重ならぬ心」でとんでもないことを由乃は言った事に気づいている
「死者が蘇る事はない」を教わるということは、神になる見込みがあると思われる事
これは嘘で実際に試したから知っているだけの話だとムルムルはいう

ムルムルの話が本当なら「見え透いた嘘」をつく由乃の嘘を見破れない雪輝の事をデウスは贔屓していた事になる
由乃の話が本当なら由乃が神となるという流れそのものがデウスの筋書き通りの展開ということになる

もし仮に由乃の話が本当ならデウスの雪輝贔屓は偽りということになる

でも「そういえば」と思う箇所もある
雪輝にこれを知らせようとした秋瀬の口封じを行おうとする場面が10巻にあるし
パラドックスでも雪輝贔屓の事を「冗談」だと秋瀬がいう場面がある
もしこれが「雪輝贔屓は冗談です」と言うデウスの真意が反映された場面なのだとしたら?
そうなると嘘をついているのはムルムルのほうと言うことになる
どっちが嘘をついていると思う?
自分はムルムルのほうが嘘をついていると思うが