「天智天皇」で蝦夷が喜んでいたのは
山背大兄王ではなくて、叔父の境部麻理勢(馬子の異母弟)を入鹿が殺したときでは。
この本では焼き討ちにするような描写だったけど、「聖徳太子」の同じくだりでは
入鹿が「父上に反対する奴には死を」と誰かに指で合図した次のコマで
剣先と血飛沫に「ギャァーッ」という悲鳴だけが描かれて
麻理勢の殺害を表現していたのが衝撃的だった

>>205
伝記によっては「元々は将門と親しかったのが突然裏切った」という記述も見掛けるけど、
田中先生の漫画では徹頭徹尾嫌な奴というイメージでしたね>貞盛
他の親族連中(国香・良兼・良正)も悉く敵対していて
兄弟以外で唯一将門に好意的だったのが、作中に一切登場しない良文(千葉氏祖)というのも
読んでいてスッキリしないものがありました