観て来た。やっぱり評判通りいまいちな印象だったかなぁ・・・。
個人的に馴染めなかったのは舞台設定と脚本だな。
自分的にエコエコの魅力って都会の街とか学校とか病院とか
“日常世界”の中に非日常のシンボルのミサと黒魔術が存在するから面白い、て思うんだけど
このR−PAGEとB−PAGEという作品の場合だとあらかじめ非日常的で浮世離れした閉鎖的な舞台なのね。

ドラマも閉鎖的で極少数の登場人物の間を行き来するだけで、それ以外の街の風景や人々の描写が皆無だから
実社会との接点が見えてこなくて危機感とリアリティが伝わってこなかった。
何よりミサの特別性、唯一無二性がシスターや神父、教団の存在で阻害されてしまってた印象。(ドラマ的にも完全に脇役だし)
もっと人物を絞って、シスターと孤児院の女の子の役をミサにまとめて、ジャーナリストとミサと孤児の少年の3人に視点を絞って
その分悪魔によって街にもたらされている危機の描写に傾けて恐怖感と危機感を煽ってもよかったんじゃないかと思う。

までも全く悪かったって印象じゃないかな。点数をつけるなら100点中40点から45点ほど。
比較すると個人的には佐伯日菜子が100点中95点、吉野きみ佳が100点中80点、上野なつひが100点中75点、加藤夏希が100点中50点て感じ。
次に期待だな。