初級者から中級者へ昇格する時期は、ほぼどのようなソースコードでも読める程度にプログラミング言語に精通し、
また偉いプログラマーの提唱したデザインパターンも一通り理解したくらいの時期である。

すると、プログラミング言語の持つあらゆる機能と、偉いプログラマーの提唱するあらゆる技術を使わねばならない
という思い込みが発生する。そしてHello Worldにまで崇高なオブジェクト指向や壮大なデザインパターンを
適用しようとしだすのである。

その結果、
* 大量のクラス
* 迷路のような変数渡し
* 底なしに深いネスト
などといった凄いものが生まれる。また、条件分岐に三項演算子を乱用するなどの症状も多く見受けられる。
最終的には第三者にとって読みにくい保守性の悪いスパゲッティコードが生成されることになる。