仮想通貨はまだ実用段階ではない
そして、法定通貨は実用段階だ

法定通貨は技術の進歩により現在でもほぼ無料てお金を転送できる
様々な形はあるが買い物に使うのであればクレジットカードは手数料無料だ(少なくとも利用者にとっては!)
LINEやViberの例を挙げるまでもなくほぼお金として使えるものは無数にある

では、ビットコインをはじめとする仮想通過(暗号通貨)が有利な点はどこだろうか?
それは海外に持ち出す際に国境がないことだ
他国の法定通貨と両替するときには手数料が発生して、レートによる上下もある
一方で仮想通貨であればどの国でも共通で使える
つまり、国境のない共通通貨だ

この共通通貨という考え方はどこかで聞いたことはないだろうか?
ギリシャやドイツというキーワードで思い出す人もいるだろう
ユーロは法定通貨でありながら国境を超える通貨となった

その結果、どうなったかというのは皆さんご存知の通りだ

メリットもあり、デメリットもある
ユーロは少なくとも各国で管理して保証していた
ビットコインは結局のところ誰が管理しているのかすらわからない(サトシって誰だ?)

もし手数料を下げたいというだけなら仮想通貨である必要はない
法定通貨をネット上で扱えるようにするだけでよい

現在、中国と日本で起こっていることを観察してみよう
中国でiPhoneにチャージした元を日本に来て中国人同士で使っている
お年玉はiPhoneでメッセージを送るようにすればよい
中にはグループチャット機能を利用して、タップ連打することでお年玉を奪い合うゲームすらある(当然ながら本物の現金だ)
現は法定通貨のまま国境を越えた。もはや紙の元よりiPhoneの元のほうが信頼があるぐらいだ
ビットコインも元もその他の通貨も結局のところ、普及しているから使っているにすぎないのだ