【作業期限】損害は断れ【客先指示】

過労による精神疾患でワースト1
IT業界が変われない理由
日経コンピュータ 2017/02/28
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/022400787/?itp_side_ranking&;rt=nocnt

 過労によるうつ病などの精神障害(精神疾患)は20人、うち自殺は4人(未遂含む)――。

 これは、IT企業を含む情報通信業の従業員が、業務による過労自殺等として2015年度に東京都内で労災認定された数である
(東京都には、情報通信業に属する全国の従業員の50%超が集積している)。
 従業員数当たりの比率では、精神疾患、自殺ともに他産業の2倍以上。
特に精神疾患の割合では、建設業などを超えてワースト1である。
もちろんこの数字は氷山の一角であり、労災の申告や認定に至らなかったケースも多数あるだろう。

 東京労働局が2016年9月に過労自殺と認定した電通社員の一件をきっかけに、
広告業界における過酷な長時間労働がクローズアップされた。
だが、過労による精神疾患や自殺については、IT業界はワースト1の劣等生、と言わざるを得ない。