0001仕様書無しさん
2012/07/04(水) 00:26:16.95短い年月の間に崩壊し、相殺しあって時を形作っていた知識が
常識の幻想を形作り災害を繰り返した。
それは宇宙にとって、灰が灰に変わる些細なゆらぎである。
それは人類にとって、死は福音への道標である。と。
ゼロしか選ぶ余地のない選択を迫られた人類は
気を取り直してどのゼロを拾い上げるか考えた。
――もとい、長過ぎる教科書を読み返した。そして、人類は知識を再発明した。
今日の点数は、A−−。デクリメントは繰り返す。
意味さえ分かれば、いつでも書きかえれたのにね。
ある時、人は一枚のチップを拾った。
何の変哲もない金属の硬貨だったから、何にでも使えた。
そのチップの額面は、『片瀬志麻』。そいつが世界を救ったなどと誰も思っていない。
天使を名乗るにしては優しすぎて、悪魔を騙るにしては疑いすぎる。
例えば他に似た者がいるとして、その内の一人は、やはり伝説の名で語られた。永遠にではなくとも。
The Cpon as Electronic Fairy 〜電子妖精しーぽん〜
【伝説を】電子妖精しーぽん2【その目で見ろ】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/prog/1123423998/l50