よし、調子にのって30歳のおさーんが
若い人にアドバイスをしてあげよう。

仕様書に従ってプログラムが書けるだけのプログラマーは役に立たない。
これからは、「計算機を使ってこんなことをしたら面白いよ」
っていうアイディアを出せるプログラマーが求められる。
プログラミングっていうのは単なる手段であって、目的ではない。

だから、プログラミングができることを誇らないで欲しい。
そして、プログラミングできることを目標にしてはいけない。

C言語を習得することなんて目指さなくていい。なぜなら
C言語のコンパイラを作ることは、すごく簡単なことだから。
C言語コンパイラを作るのに必要な知識は、
CPUが足し算と掛け算とメモリ読み書きしかなくて、
メモリっていうのは一列のただの箱で、各箱に番号が振ってある、とか
プログラムはアドレス0から順番に読みこまれていき、
1命令を実行する毎に、プログラムカウンタが1づつ増えて行くけど、
プログラムカウンタはメモリであって、これもCPUから読み書きできて、
それを世間ではジャンプ命令と呼ぶ
とか、そういう基礎的なこと。
それさえわかればC言語コンパイラは簡単に作れる。
たぶん小学生でもできる。