>>542

もちょっと解説

ポリゴンミラーの加工精度の限界によって、各面の(回転軸に対する)面の平行度にばらつきがでます。

fθレンズを使わないと、ドラム上のレーザー走査ラインの高さが、ポリゴンミラーのどの面を使うかに
よって、ばらつきがでることになります。

そこで、ポリゴンミラーのレーザーが当たるところを第一焦点として、ドラムを第二焦点とした、共役的な
レンズ系をつくることで、ポリゴンミラーの傾きによってレーザーが傾いたとしても、レンズを通すことで
ドラム上では常に同一高さに焦点を結ぶようにすることで、その問題を回避しています。

わかってしまえば簡単ですが、この仕組を最初に考えた人はすごいですね。



もちろん、この効果は、一方の軸(X,Yの)を単一のミラーで走査するガルバノ系では、なんの意味もありません。