>>779
その図面はいわゆる保護ダイオードというかまともな使い方ですね(TL-smootherのような邪道な使い方ではなく)

https://miscsolutions.wordpress.com/2015/08/22/more-upgrades-to-the-large-delta-3d-printer/
例えばここに逆起電力と12Vと24Vの話が載っています

http://forums.reprap.org/read.php?340,631143
同じ人の話で同じような内容ですが
400 step motor(0,9度モーター)の場合200 step motorよりも back emf(逆起電力)が大きいので
トラベルスピードを150mm/sec以上にするために24Vに変更した、と
(最終的に300mm/sにしたのだったのかな)

そして、デルタ型において400ステップモーターは少しの印刷品質向上しか生まない、主な理由はZ軸の解像度向上になる
直交型では十分すぎる解像度だろうと思う
400ステップモーターの別の利点はほぼ2倍のトルクが出ること、角度のズレに対して なので高精度な位置決めができる、摩擦があっても
と書かれています

他の追加的な情報はduetのフォーラムで見た気がします
別の人の書き込みで、どのようにしても12Vで150mm/s以上出せない理由が理解できたというようなものもあったような

逆起電力がどの程度なのかは例えば1.8度のモーターでも仕様によって違うでしょうし
通常の駆動電圧もまちまちだと思いますので同様に0.9度のモーターも仕様次第だと思います

back emfがあるということは外力でモーターを回すのでない限りモーター駆動時に生じることになるでしょう
その際に駆動電圧とback emfが合成された電圧を12Vでクリップした場合には駆動電圧も減ることになって
望む波形で駆動できなくなるように思います
電圧クリップが少量であれば電流センサーによりフィードバックが行われてPWMで電流を流すようにON時間が長くなるとと思いますが
ON時間を最大にしてもうまくいかなくなる状態が上限なのかな
なぜ24Vにするといいのか(速度向上に寄与するか)をよくよく考えてみるとback emfが生じている状態でドライバーがとある電流を流そうとした時に
back emf+駆動電圧が12Vを越えても電源から電流を引き出せるから24V電源にした、ということなのでしょうかね