コウタ・ショウコ・イオリ・アマリで思い付いた会話を投下します。興味ある人は読んで下さい。

コウタ「イオリとアマリに訊きたいことがあるんだけどいいか?」
アマリ「いいわよ。どうしたの?」
コウタ「2人は自分が術士になったことをどう思ってんだ?幸せか?不幸か?」
ショウコ「お、お兄ちゃん…」
イオリ「そうだな…。どっちでもあると言えるかな」
コウタ「そうなのか?」
イオリ「俺達は普通の高校生だったのが、ある日突然アル・ワースに召喚された。
    そして記憶を書き換えられて魔従教団でドグマの修行をさせられた。
    それは葵伊織と天野亜真里の人生を奪われたと言えるだろう。その点に関して言えば不幸かな」
ショウコ「そんな…!」
アマリ「でもね、嫌なことばかりじゃなかったとも思うの。
    ドグマを使えるようになったおかげで人々を救うことが出来たし、悪を倒してアル・ワースを平和にすることが出来たから。
    イオリ君と敵対したこともあったけど今一緒にいられるのは私達のドグマが使えたからよ。
    アマリ・アクアマリンとイオリ・アイオライトとしてそれは幸せなことだと思うから」
コウタ「わかったぜ。ありがとよ。俺達もファイター・ロアとエミィになったことについて思うことがあったからよ」
イオリ「コウタもショウコもファイターになる以前は普通の高校生だったって聞いたから、俺達と同じだな。
    コウタは自分が戦うことを不幸だと思っているのか?」
コウタ「そんなことはねえよ。この力のおかげで大事なものを守ることが出来たからな。
    だけど、ショウコは違う。こいつは俺のせいで巻き込まれたようなもんだ。敵に捕まって洗脳もされたしな。出来れば戦わせたくねえよ」
ショウコ「でも、お兄ちゃんのおかげで助かったんだし、今はショウコの意志で戦ってるから。お兄ちゃんが責任を感じなくていいのよ」
コウタ「ありがとな、ショウコ。これからも一緒に頑張ろうぜ?」
ショウコ「うん!」
アマリ「ふふっ、お互いを大切に想い合ってるのね。そういうところも私達と似てるかもね、イオリ君?」
イオリ「そ、そうだな、アマリ」
コウタ「そっちも仲のよろしいことで」
ショウコ「ごちそうさま!」