◆百田は桑原タイプ
寺澤・・・春川と百田はもうちょっと上に行くかなと思ってましたね。
春川はほかのランキングだと上位にいったりするけど、百田は総じて低いんですよね。
発売前はもう少し百田は人気出るだろうと思ってたんですよ。
小高・・・どうなんですかね、暑苦しいんですかね?百田みたいな三枚目キャラは『幽遊白書』の桑原みたいでけっこう好きなんですけど。

◆百田はまとめ役、人気が出てほしかった
百田は、むしろ人気者になってほしいキャラクターでした。
獄原ゴン太もそうなのですが、彼らみたいに人がいいキャラクターは、過去の作品で登場させたことがなかったので。
シナリオを書いているとき、菅原か佐々木に、「今回の生徒が、これまでで一番仲良しだね」と言われて。
それは、まとめ役をした百田の影響が大きいのではないかな。
『1』の十神白夜だと、どうしても殺伐としてしまう。

・「V3キャラは今までの作品の中で一番仲良し」という発言は百田がまとめ役という前提のもの。

◆設定盛りまくりの百田の通信簿
宇宙飛行士の訓練生として世間に認知された百田の才能。けれど彼が活躍する分野はすでに宇宙以外の舞台にも広がっていて、その多くが誰かを手ほどきして導くという、いわば「ボス」としての役割を担ってきたのだとか。
メジャーリーグ選手にノーベル賞受賞者、首相にアイドル。彼に見出され、あるいは彼を師と仰ぎ、表舞台で華々しい活躍をするようになった人物は数知れず。
すなわち他者の能力を見抜き伸ばす力に長けた百田は、最原が目を背け続ける探偵としての才能をロックオン。それも興味本位ではなく、最原が背負うであろう責任を肩代わりするために、「助手」という肩書きを与えることも考えてのこと。
いつも熱血で強引な百田だけれど、こんな男前なことってなかなかできないよね!?

◆スタッフに愛される百田
字コンテスタッフ「これを描きながらいちばんに思ったことは、最期に宇宙を見れてよかったね百田…でした。窓の外を眺めてから微笑む場面が、個人的にイチオシのシーンです。ぐっときますね」
清書スタッフ「字コンテを見て「えぇー!?百田っ…(涙)」と、制作スタッフも悲しみながら作ったムービーです(笑)」

◆妙に凝られた百田の名前
男のロマンをどこまでも
名前関連は 「百田」は偉そうだったり、熱血っぽいイメージ。「解斗」はストレートにカッコよさを追求。ある意味で“人間関係の答え”みたいなものをしっかりと持っているからこそ「解」という文字が似合うから。

◆百田のグッズ売り上げ
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