ワーギャー

カルヴィナ「……すっかり険がとれたわね、アレ」
アル「元は素直な青年だ。焦りと気負いから解放されれば、ああもなる」
カルヴィナ「酷い差別主義者だったと思うんだけど」
アル「今もそうだろうな。だが、少なくとも今の奴にトウ=ヤたちを侮る心はない」
カルヴィナ「何度も負けたから? それとも触れ合えば偏見も薄れるものかしら?」
アル「両方だな。何より、家族の行き先が落ち着いたのも大きかろうよ」
カルヴィナ「ふふっ……まぁ生意気な口の利き方は治らなかったようだけど」
アル「…………あぁ、ただ、それに関して言えば」

  カティア「邪魔しないでよ…無茶な運動のせいでお腹がすいてるのよ…私はぁぁぁぁあ!」
  テニア「食ってやる食ってやる食ってやるぜぇ!コイツをなぁ!」
  メルア「『カロリー』? 何ですかァ〜? ヒャハハ! 体重計がここにないのが残念ですねェ〜!」

アル「…もしかして訓練時代に君の口調が伝染しただけという可能性はないか」
カルヴィナ「……ソンナハズハナイサー」