>>979の続き

● テンマ
肩書:Dr.テンマ (メディック/ガンナー)
外見:IVの髭メディック♂ 28才
性格:No.21(中年・クール)
来歴:
実家であるタルシス最大の治療院でエースとして働いていた有能なメディック。
しかし院長である父親は、利益を求めるあまり富裕層を優先し貧しい患者を蔑ろにするような経営方針をとっており、親子で対立していた。
ある日、大ケガを負った治療院の出資者と瀕死のエリュテイアが同時に治療院に担ぎ込まれる。
テンマは父親の指示を無視してより症状が深刻なエリュテイアの治療を優先してどちらの治療も成功させたが、後回しされた出資者と父親の怒りを買って治療院を追われる事になる。
自由となったテンマは、誰もが平等に治療を受けられる自らの治療院設立のための資金を得ようとレムリアの迷宮に挑むことを決意する。
レムリアに向かう途中、転生した人の体に慣れずに体調を崩したアリスを診察して「優しいお医者様」と懐かれてしまい行動を共にする事になる。
迷宮では治療術に加え、彼の遠い祖先が修めたという銃のスキルを駆使してチームに貢献する。
ちなみにテンマという名前は、連続殺人犯を倒し多くの人を救ったという伝説の医師にちなんだものである。
「医者は命を救う事が第一だ。命に上下などありはしない」

● エリュテイア
肩書:紅の乙女 (ナイトシーカー/シノビ)
外見:三輪版ナイトシーカー♀ 18才
性格:No.51(女性・クール)
来歴:
暗殺者という闇稼業を営む両親の元に生まれ、その道具として生き続けてきた少女。
子供さえも手にかける生活に耐え切れずに脱走を図るも、追っ手の両親から深手を受けて海に捨てられる。
必死に岸までたどり着いたところを地元の漁師に助けられ、テンマの治療院に担ぎ込まれた。
テンマの治療により命をとりとめたが、自分を治療したことにより彼が治療院を追われたことを知り、救われた命を彼の夢ために使う事を誓う。
エリュテイア(紅の乙女)という名前は、親から道具として扱われ名すら与えられなかった彼女のためにテンマが付けたものであり、彼女の宝物。
テンマに出会ってからは、両親が止めを刺さないまま自分を海に捨てたことは、肉親としての最初で最後の情であったと思える心の余裕が持てるようになっている。
「テンマは私を救ってくれた。この忌まわしい力が彼の役に立つのならば…私は」