ゲーデ(...あたま♀を追跡中...相手が誰だか絶対に見てやる...)
あたま♀「あれ〜?(キョロキョロ」
ゲーデ(...どうやら見つからないようだ...あたま♀に探させるなんてどんな男だ...会ったら絶対××してやる...)
あたま♀「どこに行ったの〜...? あっ、いたいた!!」(ガチャッ、バタン」
ゲーデ(...この部屋の中にいるのか...よし、ステンバーイ...ステンバーイ...)
あたま♀「もぉぅ、探してたんだよ〜!!えっ、何のようか、だって? えっと、ね、その、あなたに受け取って欲しいものがあるの。ほら、今日、あれじゃない、バレンタインデー!」
ゲーデ(男の声が聞こえない...くそっ...)
あたま♀「あのね、その...あなたを見ていたら不安でしょうがなくて、なんとかしてあげなくちゃ、って思ってたんだ。でもね、だんだんあなたと話してるうちに胸がいっぱいになって、あなたの前で自分を演じるのに必死だったんだ...」
ゲーデ(まだだ、まだ開けない...)
あたま♀「そんな感情初めてだったからね、病気かも知れないと思ってカノンノに相談してみたんだ。そしたらね、それは恋の病という病気なんだって話してくれたよ。」
ゲーデ(もうそろそろだな...)
あたま♀「恋の病を治すのはあなたしかいないの...。だから...、この本命チョコを...」
ゲーデ「(バタンッ)そこまでd...!?」
部屋に入ると、あたま♀がこちらを向いて真っ赤な顔で立っていた
あたま♀「受け取って、ゲーデ!!」
ゲーデ「...な!!」
あたま♀「...驚いた? ゲーデがずっとついてきてるの知ってたよ。」
ゲーデ「なんだと!!どうしてだ...?」
あたま♀「いつもゲーデのことしか見てなかったから、ゲーデの考えていることは、すぐわかるよ!」
ゲーデ(お、俺をずっと見てただと...)
あたま♀「で...その...返事をお願い...ゲーデ...。」
ゲーデ「あ、ああ...。」
あたま♀「ダメ...かな...。」
ゲーデ「...お前の...」
あたま♀「...」
ゲーデ「...あたま♀の恋の病とそのチョコは、俺が引き受けた...とだけ言っておく...。」
あたま♀「!! 大好きだよっ、ゲーデ!(たまらずゲーデに抱きつく)」
ゲーデ「!!(フラフラッ バタン!」
あたま♀「わわわっ!ゲーデ、大丈夫!?」
ゲーデ(...頭がふっとうし...た...)