前のがエロくなさすぎて自分でも消化不良だったからリベンジ…できたらいいな
>>315-316 勝手にネタ拝借してごめんなさい


「上手に舐めれたら、アイスあげるからね」
そう言って男は既に熱を持ち始めているソレを取り出した。

双子は名も知らぬ男に誘拐された。
反応が遅れた。二人とも戦いには自信があったが、油断しきっていた。
リュカを人質に取られれば攻撃など出来るわけもなく、クラウスはおとなしく付いて行くしかなかったのだ。

「大丈夫、終わったら帰してあげるよ。
ただちょっと一緒に遊びたいだけなんだ」
穏やかな微笑みを浮かべる男は、それだけなら好青年に見える。
だが、その手にはナイフが鈍く光っており、また下半身は丸出しだった。
リュカはこっそり(間抜けだなぁ)と思っていたが、そのことは本人しか知らない。

「クラウス…」
「リュカ、ダメだよ」
クラウスはリュカを庇うように抱きしめて男を睨みつける。
真夏だった。喉はカラカラで、もう限界も近い。

「少し我慢して舐めるだけで、アイスが食べられるんだよ?
ほら、美味しいよー」
男はひんやりとした魔法の箱、冷凍庫からアイスをひとつ取り出して、見せつけるようにかじりつく。
ゴクリとリュカの喉が鳴った。クラウスは目を閉じ、リュカを抱きしめる腕に力を込めた。

「クラウス、ぼくもう我慢できないよ…。ちょっと、汚いだけでしょ?」
困惑した表情を見せながら、拘束を解こうとクラウスの肩を叩く。
リュカは、フェラチオがどういうものなのかいまいち理解出来ていないようだった。
自分と違って綺麗なままのリュカに、クラウスは目を細め、優しく笑ってみせる。
そしてひとつ溜め息を吐くと、すっと立ち上がった。

「……ぼくが、するよ。慣れてるし、少なくともリュカよりは上手だよ」

何ヶ月振りだろうか。
指揮官としてポーキーに仕えていた時、頻繁にブタマスク達の相手をしていた。
あの日々からまだ一年も経っていないのに、遠い昔のことのように感じられた。
悪い夢だったようにさえ思える。
何故忘れていたんだろう。
快楽を知った体、汚れた心で、リュカのように日向を歩ける筈はなかったのに。
今だって、悔しさや男への憎しみよりも行為への期待が勝っているというのに。

男の足元で膝をつき、ちらと上目で表情を伺う。
温和そうな笑みを崩してはいないものの、鼻の穴が膨らんでいた。興奮している。
クラウスは満足し、舌なめずりをしてから男の太股の間に顔を埋めた。


続きは明日かな
おやすみクラウス