ヒーニアスは今日も朝早く目覚め、洗濯場へと急ぐ。
脱衣箱の中をあさり、中から白いパンツを取り出す。
もちろんそれは、愛する妹、ターナのパンツである。
フレリアでは朝に洗濯をする習慣なのだろう。
ヒーニアス「ハフッハフッ……今日もいい匂いだよターナ。
こんないやらしいシミを作るなんて、王族としてふさわしくないな。
どれ、私が綺麗にして隠してやろう……クンカクンカ」
まずヒーニアスはパンツを顔に被せ、丁度シミが出来ている点に鼻を置く。
ヒーニアス「いい匂い……いや、とても臭くてけしからんな、ターナ!
これを下男が見たら失望するだろう、私が掃除してやろう」
ヒーニアスは、舌を突きだしシミを舐め始める。
これは彼の習慣である。毎朝早く起き、自分の異常な性癖を満たす。
それゆえ彼はその歳にして老けているのだろう。
ヒーニアス「ペロペロ……しょっぱくておいしいぞ、ターナ。
しかしまだ汚れが取れんとは、これは徹底的にやるしかないか」
そしてヒーニアスはパンツを口の中にいれる。
モゴモゴと、口の中で酸味と塩味が混ざり合う。
ヒーニアス「ハフッモフッホヒヒッ」
彼の日課はまだ終わらない。