鼻水キュン、
キュンは隊員についてまだ語ります、
『日払い切ったり連勤を好んでする連中の中には、決まってちょっとうるさいタイプがいるんだけど、』
『典型的なのは、仕事は欲しいんだけど、内勤の言うことをマンマ聞くのはプライドにかかわる、』
『というタイプだね、』
『こういう連中は、いっちょ前にすねる、すねてほんとに仕事しないときもある、』
『でも本当は困ってるんだ、ほんとは仕事欲しいんだ、』
『彼らはわかってないけど、そういうことは、はたからは見透かせるものなんだよね、』
『だからチョロっとプライドをくすぐってあげて上手に仕事をあてがってあげる、』
『まあ、こういうタイプは必ず「自分の現場」って思ってる現場があって、』
『その現場に張り付くことが本当の仕事なんだ、』
『と、勘違いしてるんだね、あるいは、そういう空想が成り立ってるふりをしてる、』
『そしてちょっと要領いい隊員をその現場に送ってやると、』
『結構な確率で、喧嘩したり出禁にしてくる、』
『ここからわかることは、』
『そういう連中はいたって力のない小心者だということだね、』
『まぁ、そういう隊員はプライドが高い分おだてに乗りやすく、」
『簡単に手のひらの上でころころ転がせるので、上手く転がして現場を埋めてやる、』
『もっともそのプロセスの中で、比較的まじめな隊員こそが、』
『もっとも割を食う羽目になる、』
『だから、そういうまじめな隊員がダメ隊員のお山の大将ゴッコの割を食って、』
『キツめの現場に固定になってしまうようなことを、』
『今後は解決していかなければならないんだよね、』