地上人が高い心境を維持し奉仕精神に富んでいるときには善意の霊たちによって守られ、
低級霊は悪影響を及ぼすことはできません。また地上人が神と守護霊の導きを信頼しているようなときにも、
低級霊は近づくことはできません。高い霊的意識と純粋な奉仕精神、
そして神と守護霊・背後霊への信頼は「低級霊・邪悪霊」に対する強固な防御壁となるのです。
それとは反対に、地上人が不安や恐怖心に駆られると、霊界からのエネルギーの流入口が閉ざされ、
善なる霊は思い通りに地上人を守護することができなくなります。こうなると地上人は、
低級霊の侵入を受けやすくなります。まさに不安や恐れは、地上人にとって“最大の敵”なのです。
低級霊は狙いを定めた地上人に不安や恐怖心を抱かせるために、
わざと周りの人間に働きかけ、これを利用して間接的に圧力を加えます。
首尾よく狙った相手が不安や恐怖心に駆られるようになると、今度は直接攻撃を仕掛けます。
また霊的に敏感な人間や霊的なものに異常な関心を示す相手に対しては、霊界から直接影響力を行使し、
不安感を引き起こすようにします。そして低級霊が侵入しやすい状況をつくり出します。
霊媒体質者は、霊界からの影響を受けやすい分だけ不安や恐怖心にとらわれがちになり、
低級霊・邪悪霊に対する防備が弱くなります。