東京・有楽町で正月3日に起きた火災では、新幹線を含むJRが軒並みストップし、帰省客ら約32万人に影響が出たほか、
初売りで売り上げアップをもくろんでいた近隣の百貨店が大きな打撃を被った。

 火元のパチンコ店「デュオ」を経営する東和産業(東京)は責任を感じて平謝り状態なのかと思いきや違うらしい。
関係者がこう言う。

「6日に本社で新年会があり、経営幹部から火事について説明なり謝罪があるのかと思っていました。
ところが、『あれはウチの責任じゃない』『火元の水槽は店内に設置と報道されたが、本当は通路にある』
『メンテナンスを委託している会社からも(責任はないと)お墨付きを得ている』などと、
まるで“責任逃れ”のような発言が飛び出したのには驚きました」

 東和産業は、東京や神奈川で約30店のパチンコ店などを展開。
日本ビクター出身の岸野禎則氏が一代で築き上げた会社で、年商は約1200億円。
現在は妻の秀英、長男の誠人の両氏が代表取締役を務めている。

2014年1月8日 掲載
http://gendai.net/articles/view/newsx/147093