『Skypeは本当に日本通信業界に激震をもたらすか(iPhoneという機種に注目しての考察)』
http://infowave.at.webry.info/201004/article_1.html を参照してください。

ソフトバンクモバイルのHPにはパケット定額制(標準プライスプラン)における3G回線
でのSkype使用に関する制限が明記されていないようでしたので、ソフトバンクモバイルに
確認したところ、「iPhoneのアプリケーションの使用(Skypeの3G回線での使用を含む)制限
はしていない。3G回線でもSkypeを使用可能である。」という回答をいただきました。
通話料金におけるARPUは下がりそうな気がするのですが、Skype使用によって結局パケット
定額制においては上限の4410円になるので別に良いという判断なのでしょうか・・・。

それ以上に問題になりそうなのが、ソフトバンクのトラフィックの問題です。下記
『ソフトバンク、家庭の室内に基地局を立てる「フェムトセル」のデモを公開』
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/07/02/050/index.htmlでもトラフィックの問題に
言及しています。(以下引用)
「ソフトバンクモバイルでは通信全体の約8割が屋内におけるものということで、フェム
トセルの普及が進めば従来の基地局の負担も減り、結果的に屋外での通信もより快適にな
ることが期待できる。」(以上引用)
パケット定額制が続く限り、iPhoneユーザーは増大し、トラフィック負荷は増大します。
Skypeによるトラフィックに対する負荷を軽減するために上記の「通信全体の約8割が屋内におけるもの。」
という調査結果を生かして、フェムトセル経由ならば3G回線でのSkype利用を認めるという考え方なのかな
・・・と思ってました。しかし、ソフトバンクからの回答は圏内どこからでも3G回線でSkype使用が可能である
ということでしたので、ってあるいみ予想外の対応・・・と感じたわけです。