「モノシリック」は「モノシリアン(mono-syrian)のような」という意味であり、
十二世紀半ばに西欧にて発生した。
「モノシリアン」とは第2回以降の十字軍遠征を阻む、シリア(聖書でアラムの地とされる、
聖地エルサレムを含む西アジアの地中海に面する一帯の地域)の回教徒達(Syrian)の
結束したさまを指す十字軍内部で用いられていた隠語であり、十字軍衰退とともに
一般人への回教文化の流入とともに広がった。
現在、「モノシリック」は一つに統一され強固にまとまったさまを指す言葉として
用いられている。

例えばモノシリック・カーネルとは一枚岩のような丈夫なカーネルということである。