〜続き〜

この方はこの動画で、“TPPを心配している人を否定しない”“そういう人が居ないと困る”と言いながら、“安
倍さんを信じすぎなのでは”の声に“じゃあ野田さんでも信じて下さい”“不安でないと落ち着かない人達”“不
安を人に伝染させるのはやめましょう”等の発言をする。そして、“議論することが大事”と言いながら、異議
をとなえる声には、“所詮は思想警察”と小ばかにし、“議論しても並行線に終わるから無駄”とも言っています。
そして、最終的に、“TPPを心配するかしないかに関しては、今後の経緯を見ながら後になって考えれば良い”
という全く身も蓋も無いような事も発言しています。少なくとも、この方のような、その発言が広く影響を与え
る立場の方は、“TPPの周知拡散を盛り上げ、安倍首相が離脱しやすいよう世論を盛り上げましょう”のような
事を言うものなのではないでしょうか？この動画を見て、“ああ、TPPはもうあまり心配することないんだな”
と考える人も多いはずです。（そう理解されても不思議でないですよね。ここまで言っていると・・）しかし、
その根拠は“安倍さんを信じてる”や“日米共同宣言の例外品目受け入れ”についてなんですから・・・この方
の発言は無責任すぎて、私には悪意すら感じます。確かに自民党は民主よりは交渉力があるでしょう。ですが、
そこまで過信して良いものなのでしょうか？私は、今の日本で、アメリカ政府の強い意向に本気で逆らえる政治
家はいないと思っています。（いたら不思議と居なくなるし・・）また、この動画にはありませんが、最近、降
って湧いたように“TPPは中国包囲網”ともいわれてます。それも私には理解できません。（アメリカは中国も
TPPに参加させようとしていると以前は言われていたのに・・・）そして、マスコミはいまでもTPPに基本的
に賛成の論調ですし、この協定の真の実態を伝えてる報道があるとも思えません。（朝日新聞なんかそれを理由
に今なら安倍さんを相当叩けるのにね）先日、三橋さんがラジオで“次の議院選挙で参加基準６項目全てを自民
党の選挙公約に上げれるかどうかが問題”と発言していました。私もこれに注目し、今後の活動の参考にしたい
と思います。まあ、保守の方でもTPPに比較的好意的な方もいますしね、この方（上念さん）もその系統なの
でしょうか・・しかし、この動画の最後のテロップが、TPP参加決定後の保守層への言い訳の予行練習に思えて
また不気味なんです。私の気のせいでしょうか・・・・・・とりあえず、TPPに対する私の恐怖心は全く衰えて
いません。アメリカ政府が、自分たちの望む事を実現させようと思えば、いくらネットがあるとはいえ、右でも
左でも欺く工作ぐらい簡単でしょうからね・・・・

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