12・19緊急報告会 民族差別を許すな! 京都朝鮮学校襲撃事件を問う

開催日時 2009年12月19日 (土) 開場午後5時30分、開会午後6時

ご存知の通り、各地で人種差別、民族差別、排外主義を煽るデモや情宣を行なってきた人種差別団体メンバーが、
12月4日、京都朝鮮第一初級学校への襲撃を行ないました。
 「朝鮮学校が公園を不法占拠している」という言いがかりをもとに、
聞くに堪えない差別的な暴言を撒き散らし、教員や子どもたちを恫喝・脅迫する許しがたい差別行為です。
脅迫罪だけではなく、威力業務妨害罪や器物損壊罪に当たると思われる行為もしています。
 この日、同学校では、京都第一、第二、第三、 および滋賀の初級学校の子どもたちが集まって交流会を行なっていました。
大音量で侮辱的な暴言を浴びせられ、 不安をつのらせ、泣き出す子どもまでいて、 交流会場はパニック状態になってしまいました。
このような人種主義的、差別的行為を決して許してはなりません。
ところが、警備要請を受けて出動した警察官は、人種差別団体を何ら規制しようとせず、好き放題にさせました。
同様のことは、これまでも暴力・脅迫活動の各所で見られました。
三鷹でも秋葉原でもウトロでも、この差別団体は警察の事実上の容認を得て、ますます過激な行動に出るようになっています。
この問題は、単に一部の異常な排外主義集団だけの問題ではなく、
それを許している日本政府および日本社会全体の問題ではないでしょうか。
私たちはこのような差別と犯罪を許すことなく、全国各地で心ある人々が声を上げる時だと考えます。
沈黙すべきではありません。
とりあえず、私たちは下記の要領で緊急報告会を開催します。是非ご参加ください。
また、同様の取り組みが各地に広がることを期待します。

【場所】 東京しごとセンターセミナー室
東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号
TEL. 03-5211-1571

【参加費】 500円(資料代含む)
【発言予定】 (1)現地報告――京都朝鮮学校教員
(2)ヘイトクライムとは何か――前田 朗(平和力フォーラム)
(3)民族教育を守るために――金 東鶴(在日本朝鮮人人権協会)

【共催】 平和力フォーラム
在日朝鮮人人権セミナー
【協賛】 在日本朝鮮人人権協会

【お問い合わせ】 192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556
東京造形大学内 前田研究室
TEL 0 4 2−6 3 7−8 8 7 2、FAX 0 4 2−6 3 7−8 7 4 3
E-mail:maeda@zokei.ac.jp